「歩」カテゴリーアーカイブ

【マコト眼鏡 歩】Lシリーズ L-1032

セルロイド眼鏡をリリースするブランド

<歩 (AYUMI)>

ブランドの中で、職人の手仕事による究極の薄さを追求したシリーズ

『Lシリーズ』

プラスチック素材の中でも、硬いセルロイドを用いるので
形状変化に強く、品質を保ちながら薄くできるのが特長です

今回は【歩】のLシリーズのいくつかをピックアップして
【徹底解剖】していきたいと思います

ayumi L1032 col,3024/0907 ¥35,000-(税抜)

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ぱっと見はクリアカラーですがコチラのカラーは

<キハク>

と言う、透明にやや黄色を合わせたクリアカラーです
クリアカラーに黄色が入るだけで
少し落ち着いた印象になってくれます

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パッド部分は生地が重なっていますので
表から見ると、少し濃いクリアイエローになります
何となくグラデーションの様なイメージになっています

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スクウェアという程、四角でもなく
オーバルまで丸すぎる事の無い、絶妙なレンズデザイン

掛ける方を優しく、柔らかい印象にしてくれます

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フロントがキハクで、テンプルはブラックテンプル
メリハリのある組み合わせです

メリハリのあるフレームカラーですが
フロントのキハクが全体の印象を柔らかくしてくれます

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クリア生地なので、丁番の埋め込み部分が見えます
造りが非常に丁寧なので、埋め込み部分の造りはとても綺麗に仕上がっています

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歩の鼻パッドは削り出しで作られていますので
段がなく、とても滑らかな肌触りになっています

IMG_1491変わり種という程ではありませんが
少しだけ個性的なカラーです。

ayumi L1032 col,1235 (ミルキーグリーン)¥35,000-(税抜)

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ミルキーグリーンと呼ばれる
ヒスイの様な風合いのカラーバージョン

先程のキハクと比べてみるとかなり印象が変わります

マコト眼鏡さんのブログの説明が載っていましたので
以下に転載しておきます

「翡翠(ひすい)のような色味」
自然が長年の月日をかけて作り出す宝石という傑作と、見間違えそうなほどのこの色。
そしてこの色の魅力を増している このなめらかさは職人の感覚だけで作られています。
5次元のマシンをも遥かに越える職人の手仕事です。

転載終了

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独特のミルキーさも相まって
大人の雰囲気を感じるカラーになっています。
Lシリーズならではの薄いフレームなので、光がうまい具合に抜けて
セルロイドのカラーがとても綺麗に発色してくれます。

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翡翠の様な生地を熟練の職人が削り出し
丁寧に磨き上げ仕上がる高級感のあるカラーです

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模様の出方が、バッファローホーンを彷彿させます
スリムで薄いフレームでもちゃんとカラーと模様が出てくれます

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これだけスリムなフレームなのに
高級感のあるツヤが出るのはやはりセルロイドならではです

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ノーズパッド部分の生地の合わせ方も流石です
柄が違和感なく途切れない様になっています

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こうして並べてみるとかなり印象が違います
キハクの様に、少し遊んだテイストにしてみるのも良いですし
ミルキーグリーンの様に落ち着いた雰囲気にしてみるのもいいと思います

今回は少し変わったカラーのL-1032を【徹底解剖】しました
次回も続いてLシリーズをピックアップしてみたいと思います。

【歩 Lシリーズに大き目サイズ登場!】L-1033

前回に続き、歩の新作を【徹底解剖】していきます。

L 1033 ¥35,000-(税抜) col,0907/0473 アユミブラック/ローストブラウン

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Lシリーズでは珍しいラージサイズになっています。
レンズサイズはゆったりサイズの

56サイズ

Lシリーズはスリムなサイズ感のものが多いですが
今回のL-1033はスリムなイメージを一新しました

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ウェリントンデザインで
ヨーロピアンスタイルのシャープさを意識しています

リムの正面からサイドに掛けて立ち上がるようなカットを施すことで
“サイズオーバー”というイメージにならないように工夫しています。

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フロントのカットが非常にキレイです
フロント上部には、カットがさりげなく施されています。

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最近の歩では珍しい、フロントとテンプルのカラーを変えている

コンビネーションカラー仕様になっています。

テンプルの太さも太目ですが、Lシリーズなのでスリムになっています。

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L1017と並べてみるとこの位のサイズ感です。
横も大きければ、縦の幅も大きめです。

大き目サイズのLシリーズが欲しいと思っていた方の琴線に
がっつり触れること間違いなしの一本です。

col,5265 トートイス

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ブラウンデミカラー系のトートイス
ブラウンですが、赤みが強いのが特長でしょうか?

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ブラックのフロントよりも、削りのカット面が分かりやすく見えます。
抜けの色もキレイで、品の良い印象を出せます

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べっこう飴の様なレイなツヤ
この<ツヤ>が歩らしさとも言えます。

セルロイドならではのツヤは実際に手に取って分かる良さです。

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フロントとテンプルカラーが一緒のカラーは
統一感があってキレイです。

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丁番の埋め込み部分もキレイに仕上げています。
細くスリムな生地なので、細かい部分の造り込みが甘いと目立ってしまいます。
そういった部分が目立たない様に仕上げるのが歩です。

col,5122 アユミブルー

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丁度ブログを書いている間に売れてしまったので
サラッと写真だけ載せておきます。

IMG_9004

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よくよく見ないと分からないくらいの、絶妙なブルーカラーです。
アユミブルーと呼ばれるこのカラーは
歩でしか使えない、歩オリジナルカラーになっています。

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歩のオリジナルケースは、サングラスにしかついてきません。
しかし、AZには過去にも少し触れたことがありますが

【桐の歩ケース】

があります。

旧ロゴタイプのレアモノです

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ケースの中には歩をリリースしている”マコト眼鏡”の社長夫人

“ユミコさん特性ちりめん生地クッション”

がついてきます。

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こちらの桐ケースは販売価格¥5,000-(税抜)
で販売しております。

現品限りで、おそらく在庫もないです。
気になる方は是非!

【1017-L】歩人気モデル・サイズ追加!

歩の2019秋 新モデルが到着しました。

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今回入荷してきたモデルは2型
二つともLシリーズに属するモデルです。
では早速【徹底解剖】していきたいと思います。

L 1017-L col,0907 アユミブラック ¥32,500-(税抜)

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1017って前にも出ていなかった?と感づかれた方は相当な歩フリーク

歩のLシリーズの中でも人気の高いモデルである
<1017>
その1017のサイズアップバージョンになります。

サイズは「52サイズ」➡ 「54サイズ」
になっています。

元の1017も男女年齢問わずに掛けていただけるサイズ感でしたが

「雰囲気はそのままで、掛けてゆとりを感じるタイプが欲しい」

とのリクエストも多く寄せられた事で誕生した一本です。

カラーは1017と同じカラー展開で5色展開になっています。

col,0907 アユミブラック

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定番の歩ブラック

サイズは大きくなっても雰囲気はそのままです。
ウェリントンの系統ですが、スクウェア系統でもあるデザイン
クラシカルな印象は出しつつ、仕事でも行ける
歩の中でもかなり使いやすいデザイン

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シンプルなデザインです
ツヤが本当にキレイです。セルロイドならではのツヤは
実際に見ていただきたいです。
私の写真の腕ではお伝えしきれないのです・・・

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こうして良く観察してみると、レンズデザインは
ウェリントン系の要素が強く出ています。

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歩といえば、合口部分の造り込みの丁寧さです

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隙間なく

“ピタッ”

とフロントとテンプルの合口部分があってくれます。
繋ぎの部分を触っても、しっかり造りこまれていますので
全くといっていい程、凹凸がないです

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歩といえばこちらも忘れてはいけません。
鼻パッド部分の造り込み
プラスチックフレームの鼻のパーツは
元々あるパーツを張り付けて作る事が一般的です。
その辺りの細かい説明は是非↓のリンクにある
【徹底解剖】ブログをご覧いただければと思います

<歩>

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フレーム情報がテンプルに刻み込まれています。

素材・品番・カラー・サイズ

全ての情報が分かります

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サイズアップした1017-L
サングラスにしてもカッコいいかもしれません

col,0473 ローストブラウン

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ローストブラウンというデミ系カラー

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馴染むカラーですが、地味という訳ではない
絶妙なブラウンな感じがいいです。

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抜けのあるクリアなブラウン

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マーブルカラーな感じもあります

col,0674 アユミパープル

IMG_8935こちらはパープルカラー

【アユミパープル】

と呼ばれる歩オリジナルカラーです。

IMG_8939濃いめのパープルカラーなので
性別関係なく使っていただけます。

IMG_8941綺麗なパープル
濃すぎず、薄すぎず、クリアになりすぎず
丁度いいカラーになっています。

col,5122 アユミブルー

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こちらのアユミブルーも歩オリジナルカラーです。
個人的にかなり好きなカラーです

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一見すると青になりすぎないカラーで、濃いめの綺麗なブルーです。

大人なイメージのブルーです

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AZでも入荷すると、すぐに出て行ってしまう人気カラー

col,6052 クリアマロン

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ブラウンですが、少し甘いイメージのカラーです。

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優しいイメージで使う事が出来るカラーです。

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以上が1017-Lです
サイズが合わず、泣く泣く選べなかった方にもおススメ出来る様になりました。

さて、1017の話になりましたので少しレアなカラーのご紹介を

col,6293 (グリーンバジル)

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バジルの様なカラーリングになっているカラーです。
今では作られていないレアモノです。

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抜けのあるグリーンで、ササ柄がカッコいいです。

歩ロゴは<旧タイプ>のバージョンです

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テンプルの刻印も今違い、シンプルなタイプになっています。

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中々個性的なカラーですが、案外顔に乗せてみると
馴染んでくれるというのも歩らしいです。

サイズのラインナップが増え、色々な方におススメ出来る様になった【1017】
今なら全てのカラーラインナップが見られます。
気になる方は是非お越しくださいませ。

【歩】の20周年記念モデルに携わる?

セルロイドフレームといったら

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という程。セルロイドフレームに精通したブランドである歩
そんな歩のメガネの製作に携わることが出来る企画がスタートします。
その企画とは

『歩』“AYUMI” 20周年 特別企画
AYUMI 新製品の企画共創ワークショップ

2000年に誕生した『歩』“AYUMI” は、来年2020年で

【20周年】

を迎えます。その記念企画として
『歩』ユーザーのお客様と新しいめがねを創るという企画を計画しています。
ユーザーの皆様で20周年モデルをどんなものにしていくかという
歩ユーザーにとってはたまらない機会になっています。

10487825216020

 『歩』 (製造元 マコト眼鏡) の代表である増永昇司 ・ 由美子
さらに『歩』デザイナーの市村正巳と直接話しながら
『歩』の20周年モデルの企画に携わることができます
ワークショップ参加後も継続して20周年モデルの製品企画に
オンラインで携わることができます

⚫開催概要
【東京】
日時:10/13(日)10:30-12:30
会場:aeru meguro (品川区上大崎3-10-50)

 【京都】
日時:11/3(日)10:30-12:30
会場:aeru gojo (京都市下京区松原通室町東入玉津島町298)

 【福井(鯖江)】
日時:12/1(日)10:30-12:30
会場:マコト眼鏡 (鯖江市丸山町2-5-16)

 ※各回先着10名まで
※各回とも内容は同様
※鯖江のみ、希望者には前日に『歩』特別工場見学を実施

⚫参加条件
『歩』の眼鏡またはサングラスをご利用いただいているみなさま
※参加無料
※製品企画やデザインなどのご経験は一切不要

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残念ながら愛知県では開催されませんが、京都で開催されます。
東京や大阪まで遠くなく行ける距離になっています。
本丸である、鯖江に行くというのもアリかもしれませんね。

 IMG_9635業界でも珍しい、ユーザー様参加型のイベントです。

ご自身のデザインや意見が
20周年記念モデルになってしまうかも!

こういった類のイベントは業界でもかなり珍しいのではないでしょうか?
興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。

『メガネの流行ってどんなの?』ボストン編

しばらくぶりですが、前回の【丸メガネ編】に引き続き
今現在、最も流行していると言っても過言ではない

<ボストン型>

【徹底解剖】していきたいと思います。

そんなボストンシェイプは

オシャレっぽい

そんなイメージを簡単に出すことが出来ます。
ジャンルとしてはクラシック系ですが、
同じクラシック系の丸メガネよりも、抵抗感なく掛けられると思います。
結構クセはある風に見えて、万能なメガネなのです。

ですが、選び方を間違えると似合わなくなってしまいます。
全てのメガネに言えることではありますが、
ポイントを抑えたメガネ選びをしてあげることで、キチンと似合うメガネになります。

そんなボストンの選び方を今回はお教えします。
ボストンを掛けこなすポイントの前に、ボストンメガネについて
【徹底解剖】していきたいと思います。

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ボストン型は、丸い逆三角形で、おむすびを逆さまにした様な形です。

『ボストン』

という名前の由来は1950年代、
アメリカの都市ボストンで流行したことからこの名前が付けられました。

boston_harvard_square_11 (1)

(1950年代のアメリカのイメージ画像)

ボストンのデザインは、レトロ感もありつつ知的で、
ビジネスシーンでも使われる事もあるフレームです
丸みのある独特なレンズ形状は、メガネを掛ける人の印象を
柔らかく親しみのある感じにしてくれます。
レンズの上下幅も十分にあり視野もしっかり確保できます
顔の輪郭を選ばず、万人受けするフレームでもあります。

最近では、オールプラで作られているものはもちろん、

※ブリッジだけ金属にしているデザイン

※オールチタンで作られている、シャープな印象のモデル

など、様々な素材で遊んだ造りのボストンがリリースされています。
ボストンを似合う様に選ぶポイントは、前回の

【丸メガネ編】

でも解説しました

“レンズに対しての目の位置”

を抑えるといいです。
レンズの中心よりも、少し内側に黒目が来るように選んでください
そうするとクールにカッコよくボストンを掛けこなせます。

更にボストンを掛けこなす為に気にしていただきたいポイントは

カラーと素材感

ごくごく当たり前みたいな話ですが、他のフレームデザインと比べても
フレームカラーと素材感のインパクトが強く出るデザインです
(スタッフWの主観)

フレーム素材のバリエーションがかなり増えてきていますので
シチュエーションにあったモデルを探していきましょう。
素材感やカラーの特徴を少しまとめて紹介していきます。

これぞ『ボストンメガネ』というデザインと素材感の

歩 1021 col,0907

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オールプラスチックで、カラーも無骨に単色の黒】でまとめてあります。
これぞボストン!な要素をふんだんに盛り込んだ一本になっています。
単色の黒ですので、デザインと色が際立ってくれます。
お顔に乗せた時のメガネの印象もしっかり主張してくれます。

20111225111517590

歩 1021 は現在主流のプラスチック素材である

“アセテート”ではなく
“セルロイド”生地を使っています。

プラスチック素材の生地の説明については

【コチラ】

をご覧くださいませ。

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セルロイドフレームの『ツヤ感』と色の出方がとてもキレイです。

ボストン型の、レトロの感を出すのであれば

【デミカラー】

と呼ばれる、べっ甲系のカラーがいいです

TURNING Step TP-321 col.02 デミ

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ブリッジを金属パーツにしたタイプのボストンになります。
テンプルも金属のタイプでいわゆる

コンビネーションフレーム

と呼ばれるタイプのフレームです。
コンビネーションは、プラ素材と金属の素材の違いでメリハリが効きます。
この素材の違いが『味』になってきます。
ブラウンデミのカラーの出方も主張しすぎることがないので
使いやすいカラーリングといえます。

素材の違いや、ブリッジの印象から難しそうに見えますが
意外と普通っぽく使えてしまいます。

最近では、こういったコンビネーションのフレームが
ボストンデザインの定番として、多く見かける気がします。

お次は、ここ最近メガネ業界で多くなってきた

オールチタンのフレーム
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そのオールチタンのボストンバージョン。
チタンを使用していますので、プラスチックのフレームよりも主張しすぎず
洗練されたイメージのボストンとして使うことが出来ます。
ボストンを仕事で使いたいといった場合
このようなオールチタンのボストンを選ぶといいかもしれません。

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サイドから見た時も、スッキリします。
リム(フレーム)が細いので、のメリハリが効くカラーでも
キツイ、怖い印象にならずに使うことが出来ます。

コンビネーションのいかにもボストン!

といったフレームもいいですが、細目のチタンで作られたボストンもいいです。
さらに細いチタンのボストンもあります。

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AZの中にあるボストンの中でも小ぶりなサイズ感です。
ボストンをかなりシンプルに仕上げた一本になっています。
小さめなので、ボストンの感じが出すぎないので

初めてボストンに挑戦してみたい!

といった方にもおすすめなのが、小さめサイズ
カラーも落ち着いたシルバーやゴールド系がいいです。

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オールチタンの洗練されたデザインがいいです。
一見するとボストンっぽくないデザインもいいのかもしれません。

<顔に対して、フレームがどのくらいの割合を占めるのか?>

そこがかなり重要になってきます。
ただし、このサイズ感は非常に難しく、大きくても似合っちゃう場合もあれば
小さめでも似合っちゃう場合もあります。
これはフレームとお顔のバランス、眉や、目幅の状況によって変わってきます。
どういったメガネが似合うのか。
いわゆるセオリーみたいなものは存在しますが
やっぱり顔に乗せなければ分かりません。

なぜ似合うのか?

こうしたらもっと似合う様になる

というお手伝いをさせていただけますので
お気軽にご相談くださいませ。

爽やかなクリアウェリントン!『歩 AYUMI C-306』

こんにちは
2月ももう明日で終わり!早いですね
まだまだ寒さが続いておりますが
日中の気温や風の冷たさの中にも
なんとなく春めいてきたように感じるこの頃です

さて!本日はとてもキレイなクリアメガネをご紹介

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☆ 歩 AYUMI  C-306 6050 ¥31,000(税別)

このとっても爽やかなメガネは『歩 AYUMI C-306』
メガネ徹底解剖でも紹介されました
メガネの産地福井県のなかでもセルロイドを知り尽くした
『マコト眼鏡』で作られたセルロイドフレームです

この『歩 AYUMI』のモデルには
R(レギュラー)シリーズ
L(ライト)シリーズ
C(コレクション)シリーズ
S(サングラス)シリーズ

この4つのシリーズがありまして
この『C-308』はその中のコレクションシリーズの1モデル
コレクションシリーズは時代の流れを『歩』らしく反映させ
徹底的にデザイナーと職人のこだわりを突き詰めたフォルムで
個性溢れる独創的なデザインが特徴のシリーズ

C-306はトレンドのクラシックをふまえた
歩流のウェリントンという感じがします

見た目にはボリュームを感じさせますが
生地は薄く実はかなり軽く仕上がっております

そして最大の特徴はここ!

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テンプル(つる)に施されたこのギザギザの細やかな段差加工

しかもしかも・・よ~く見てください

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わかりますか?
ギザギザの上と下で何かが違っているのが・・
上はツヤをおさえたマット、そして下はピカピカのツヤありと
あえて仕様をかえて光と影を演出しているんです

(わかりにくいですが撮影技術が・・必死に撮ったんですこれでも・・)

写真の腕はともかくこのようにとっても凝った加工がされた
コレクションシリーズにふさわしいモデルなのです

クリアというカラーも素敵で
クリアでも色がついたものはよくありますが
なかなかここまでのクリアって珍しいものです

かけてみるとすごく目立つというわけでもなく
でもクリアのツヤと透明感で存在感をだしてくれます

透明のレンズはもちろん
あえて薄くカラーの付いたレンズで楽しむのも
おススメです

爽やかなクリアの『歩 AYUMI C-306』
涼し気でも温かみがあって素敵ですよ

メガネ徹底解剖!【KAMURO】編 Part.3

KAMUROはサングラスも可愛いのです!

そして、今回はレア物も紹介していきますよ~

では早速

【サングラス】

【解剖】していきたいと思います。

KAMUROのサングラスは可愛く日常で使えるサングラスが多いです。
あまりサングラス感が強く出すぎず、自然に使えるようなモデルが多いです。

トーション

フランス語で「ねじれ」を意味するサングラス

モチーフは編み込みヘアです。

フロントはKAMUROらしいスッキリしたフロント。
大きすぎず、小さすぎずの素晴らしいサイズ感です。
そして肝心の「ねじれ」はテンプルにあるのです。
アセテートで「ねじれ」を表現しています。

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グレイグラデーションや

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KAMUROでは珍しいスカイブルーなカラー

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見事に「ねじれ」を表現しています。

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実際にアセテートを編み込む事は出来ませんので

金型を作って複雑な編み込みを表現しています。

「ねじれ」はメガネの天敵。そのねじれをデザインにしてしまう
KAMUROイズム着眼点が凄まじいです。

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裏の生地の色を変えてあるので

≪奥行くのある表情に≫

その上手いカラー合わせがKAMUROらしさです!

ルチュ

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すこし上がったフロントシェイプの耳際の頂点から
テンプルへとつながるラインがとても美しいです。
サイドから見た時のテンプルのカラーとフロントの生地がとてもキレイです
フロント生地も馴染みやすく、キレイな発色をする生地。

日本人に似合うお手本のようなサングラスです。

【レア物 デルタシリーズ】

KAMUROの初期作で今はメーカーにも在庫のない

『クールザフ』

デルタシリーズと呼ばれる、POPな頃のKAMUROフレームです。

少し大きめのスクウェア型
今主流のクラシックとはまた違ったクラシカルさを感じます。

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フロントは男性でも女性でも掛けれられるサイズ

“可愛い”けどちょっと無骨な感じ

この無骨さの中に様々な技術が詰め込まれているのです。
そのうちのいくつかを紹介します。

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一見すると、ちょっと変わった装飾だけなのですが、

この□が並んだ“カシメ”が
とんでもない技術で出来ているのです。

このモデルはテンプルとテンプルの芯を“カシメ”ているのです。
多くの場合、丸いパーツでカシメるのですが
このモデルは

四角のパーツでカシメます

重要ポイント

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少し変わった先端の、テンプル芯と

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この四角頭のパーツ、をテンプル芯とカシメます。

そしてこのパーツが何と10K(10金)なのです。

金ですよ!金。高級感あふれる良い色なんです。

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 四角のパーツは少しのズレで

≪傾き≫

 

が出てしまいます。
それが出ないように慎重にカシメていきます。
何気ない、ちょっとしたデザインも全力で。
モノづくりに全力で取り組む姿勢は、初期も今も変わらないと感じます。

 【歩】

KAMUROの解剖なのに歩?
歩はマコト眼鏡が造るオリジナルブランド。何とKAMUROと歩がコラボして

≪KAMURO×

をリリースしていたのです!
ステラと呼ばれるモデルのフロントをセルロイドバージョンにしたフレームです。

ステラC

IMG_8150歩の極薄セルロイドシリーズ

《Lシリーズ》

の薄いフロントで造られています。
レンズシェイプはステラよりも小ぶりですが、セルロイドの持つ
力強さが掛けた時にインパクトを出してくれます。
歩とのコラボの影響か、少しだけクラシックなレンズシェイプになっています
クラシカルに寄せつつ可愛いというお互いの良さが出ている

まさにコラボな一本です。

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↑がステラ
ステラは使いやすい少し横長のレンズシェイプになっています。

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マコト眼鏡のセルロイドとKAMUROのラインストーンが合体!
歩フロントに、KAMUROテンプル
双方のファンも納得の出来です。

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もちろんパッドは一体成型
鼻にピタッと乗ってくれますので負担が少ないです。

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先セルの内側に歩の刻印が!

IMG_8112
どうだ!と言わんばかりの主張をしてくれます!
(そういう画像を作った私のせいですが・・・)

 そんなこんなでPart.3まで続けてきたKAMUROの解剖。
フレームそれぞれにドラマがあるKAMURO。
少しでもKAMUROの世界観が分かって頂けたら幸いです。
ではまた次回の徹底解剖でお会いしましょう!

メガネ徹底解剖!【歩】編

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回のお相手は

セルロイドフレームと言ったらこのブランド
鯖江の中でも屈指の職人集団

歩“あゆみ”

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を徹底解剖していきます!
【解剖】の前に“歩”の生みの親である≪マコト眼鏡≫について少し触れておきます。

≪マコト眼鏡≫

≪マコト眼鏡≫は福井県鯖江にあるメガネメーカーです。
メガネの聖地と呼ばれる福井県。
その福井県にメガネの産業を根付かせ、今や小学校の教科書に掲載される人物

増永五左衛門 “ますながござえもん”

 

のお孫さんが興したのが≪マコト眼鏡≫です。
お孫さんと言ってもいまや社長職は退き、会長になられておりますが・・・
現場で今もガリガリヤスリ掛けして、メガネを製作しているそうです。
生涯現役!なのでしょう
マコト眼鏡は、そんな増永スピリッツが色濃く受け継がれた職人集団です。

さて、マコト眼鏡の説明が終わりましたので早速

【解剖】ですよ!

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歩はセルロイド生地を使ったメガネです。
一般的に言われる「セルフレーム」のアセテート生地ではなく
昔ながらのプラスチック生地である≪セルロイド≫しか使いません。
セルロイド生地独特の艶感、フィット感は一度使うと虜になる事間違いないです!

≪セルロイド≫しか!!使いません。

セルロイドを知り尽くしたから出来る技術が詰まっています。

セルロイドとは、現在主流のプラスチック生地《アセテート》よりも前に作られた元祖プラスチック生地です。今でも、ギターのピックピンポン玉などでセルロイドは使用されています。アセテートと違い堅く、加工が難しいのでノウハウがないと中々作る事が出来ない素材です。加工は難しいですが、アセテートにはないツヤ感、極限まで薄くしたフレームでも堅く丈夫なので型崩れが起きにくい。などセルロイドならではの味があります。

【鼻パッド】

歩のメガネの最大の特徴と言っても良いであろう鼻パッド。
普通プラスチックフレームは
フロントに鼻パッドのパーツを接着する方法でパッドを作ります。

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↑一般的には、パッドのパーツをフロントにくっつけます。

しかし、歩の場合は違います!

なんと歩はパッドを一から削り上げていきますIMG_7925

この様にフロントに生地を張り付け、あとはひたすらパッド立てていきます。

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そうして出来上がったパッドがコチラです。

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フロントとパッドのつなぎ部分が分からない程滑らかに。
鼻へのあたりの良さは体感していただきたいほどです。

IMG_7875削りあげていく造りなので可能な、白いセルを挟みこんだパッド
=歩の中でも中々ないスペシャルなパッドです=
メガネとしての仕上がりの美しさも、フィット感の良さも全てを盛り込んだ造りです。

次の【解剖】

【合口】

メガネの合口とは、テンプルの先端部とフロントの合わせ部分の事
この合口一つとっても職人技と歩の想いが詰まっているのです!

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フロントとテンプルの継ぎ目が分からないくらいにピッタリです。
ここまでピッタリに合わせるには機械では無理です。
ヤスリがけしながら、目で見て触ってまた削って・・・
そうすると触っても分からない位の合口が出来上がるのです。

そして、これがまさに業界でも歩だけ?な造りである

先端部にフタをする!

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キレイにフタがしてありますね~。
良いフタっぷりです。

フタが分かりにくい?

分かりました!
フタをしていないメガネと比べて見ましょう。

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これがフタをしていないテンプルです。
どうですか?フタをしていないので金属がそのままむき出しですね。

歩のメガネはフタをする事で汗がテンプルの中に入らない様にする。
金属部に緑青(サビ)が出にくくするなどの造りになっています。
フタをするので手間がかかるのですが、それを惜しまずやるのが歩クオリティ。
そうすることで生まれる合口の美しさは流石!という出来です。

これが歩の思いやりです。

 

合わせの部分もキレイに収まります。

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これが

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ピタっ!と隙間なく・・・
何だか気持ちがいいですね

※金属が出ているメガネは造りが悪い。とかそういう事ではないですよ!!
マコト眼鏡はこの造りにこだわっているという事です。

まだまだ続いていきます。
お次は

【テンプル】

 

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セルロイドは堅いので、芯の入っていない「ノー芯」
と呼ばれる芯の入っていないテンプルを作る事が可能です。
実際に「ノー芯」のセルロイドメガネも市場にあります。

しかし歩はノー芯」は造りません。必ず芯が入っています。
歩のテンプルに使用されている金属はチタン芯が使用されています。
軽量で錆びにくいチタン芯が入る事で強度も、フィッティング力も助けてくれます。
改めて様々な思いが詰まっていることを再確認できます。

テンプル刻印にも歩らしさがあります。

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テンプルにある品番なども一見普通っぽいですが、ちゃんとコダワリがあるんです!
テンプルの情報は印刷で済ましてしまう事が多いのですが
歩は【レーザー】で彫った所に【七宝】を流し込んで固めています。
ここまでしているメガネは中々無いのでは?

【ロゴ】

歩のロゴは最近(といっても1年以上前なのですが)変わっています。

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この四角いロゴマークから

IMG_7899丸いロゴになりました。

四角いロゴは、歩のブランド名の由来である将棋の「歩」のイメージでしょうか?
丸いロゴの理由は・・・今度聞いてみます。

歩を【解剖】してきましたが、いかがでしたでしょう?
セルロイドフレームは他のブランドからも出ていますが
歩はそんなセルロイドフレームの中でも相当にこだわりのメガネではないでしょうか。

『歩 AYUMI』コレクションシリーズ入荷♪ 

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こんにちは
『歩 AYUMI』のコレクションシリーズが入荷しました
今年の春に発表された待望のモデルがついに店頭にお目見えです

艶々に磨き込まれたセルロイドの美しさと何ともいえない温もりは
1つ1つ丁寧に作りこんだ職人さんの想いを
ひしひしと感じる仕上がりとなっております

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☆ AYUMI C308 0907

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☆ AYUMI C308 5122

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☆ AYUMI C308 5198

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☆ AYUMI C308 0473

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☆ AYUMI C308 1226

『C308』は丸みを帯びたとっても柔らかな形
行き過ぎないクラシック感の漂う印象です

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角ばったところが一切ないどこまでも優しいフォルム
強い印象になりがちなセルフレームを優しく知的な印象にしてくれます
男性・女性問わずかけていただきたいモデルです

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☆ AYUMI C307 5265
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☆ AYUMI C307 0674

『C307』はオーバル型

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『歩 AYUMI』のメガネはホントに肌馴染みがよく
肌に吸い付くような感触は言葉で伝えるのがとっても難しい
写真ではこのツヤとしっとりとしたかけ心地は伝わりきりません
是非実際にかけて、体感してくださいませ

涼しげな『歩 AYUMI』

こんにちは
お盆、オリンピック、高校野球と終わりを迎え
いよいよ今年の夏も終わりかな・・と思う今日この頃ですが
残暑が厳しいですね
秋を感じるのはまだまだ先になりそうです

まだまだ暑さを感じるこの時期ですので
涼し気な雰囲気のあるメガネをご紹介します

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AZでもお馴染み、セルロイドを使った『歩 AYUMI』
その『歩 AYUMI』の中の『Lシリーズ』は究極の薄さを追求したシリーズです
プラスチック素材の中でも形状変化に強いセルロイドを使用していますので
品質を保持しながらプラスチックを極限まで薄くできるんです

これがまた軽くて肌触りも良くその名のとおり『Light』
それだけではありません
なんというか雰囲気がまたいいんです
素材の質感がなせる業なのか『凛』としていてとっても涼し気

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☆ AYUMI L1025 6052

ツヤっツヤに磨かれ透き通るような透明感が美しいクリアベージュ
優し気な印象とキリッとした印象と気品さを合わせ持ちます

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☆ AYUMI L1025 1265W

透明感のある赤はお顔を明るく元気に魅せてくれます
引き締め効果もありつつ肌馴染みのいいレッド

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☆ AYUMI  L1025 0907

セルロイドだからこそ出来るこの『漆黒』
普通の黒ではここまで表現できません
クールでありつつやっぱり上品さが漂いますね

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☆ AYUMI L1023 5112W

通称『アユミブルー』
一見ブラックにみえますが、深い深い海のようなホントにキレイな青
涼し気で爽やかです

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☆ AYUMI L1021 6052

クラシックなボストンタイプもクリアベージュだととても軽快です
クラシックになりすぎず普段使いしやすい印象に

職人さんが丹精込めて磨き上げたツヤがあるからこそ
クリアで深みのある独特の質感が生まれるんですね
夏には涼し気に寒い季節には暖かみを感じる『歩 AYUMI』

写真では伝わりきりません
是非店頭にて体感して下さいませ

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『ラインアートフェア』東刈谷店にて絶賛開催中です

らいん図3

いよいよ今週末8月28日までです

お見逃しなく