2017 新作展示会レポート part,1

メガネ業界は、春と秋に展示会があります。
秋の展示会は業界が最も盛り上がります。

国際展示場で行われる業界最大級の展示会

IOFT

海外ブランドなどを中心に展開している

SITE

など、様々な展示会が東京で行われています。
AZも新作展示会で仕入れをして参りました。
仕入れに夢中で、あまり写真は撮れていませんが
展示会レポートをしていこうと思います。

朝の9時から、表参道の展示会からスタートです!
表参道に9時なので、新幹線を6時台に乗らなければいけない早起きコース・・・
起きられるのか?というのは野暮な話。
テンションが上がって早起きもできちゃいます。

そんな早起きで向かったのは表参道の

「LIGHT BOX」

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オシャレ感満載の展示会場

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LIGHT BOXでの展示会は少数ですが、こだわりのブランドが出展しています。
色々なブランドもチラ見しつつ、目的である

【RIDOL】

の仕入れに向かいます。

実はアポを取っておらず、押しかける形になったのですが
朝一というタイミングが良かったのか、快く迎えていただけました。
新作は、トレンドである「ツーブリッジ」を中心に
RIDOLらしいモデルがラインナップされていました。

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RIDOLらしい無骨でシンプルなデザインのツーブリッジ。
ブリッジ部分の色を変えているところがニクイです。

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段落ちツートンカラーのモデルもありました。
女性に掛けていただきたい、可愛らしさも見えるスクウェアモデル。

RIDOLらしい、ブレないモデル。
トレンドは追いつつ、流行に媚びることない姿勢がいいです。
様々な裏話も聞けて、実入りのあるスタートをきれました。

RIDOLを後にし、「LIGHT BOX」の中の他のブランドを少し見せていただきました。
色々な特色がありますが、

トレンドはやはりクラシック系

といった感じでしょうか。
どこのブランドも『らしさ』を出したクラシック系が多かった様に思います。
非常に気になるブランドもありつつ、しっかり「LIGHT BOX」を堪能した後、
国際展示場で開催されている、業界最大の展示会

「IOFT」

に向かいます。

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表参道からはそこそこの距離ですが、気合を入れて向かいます。
12時に予定が入っているのに、表参道を出たのは11時過ぎ。
かなりギリギリのスケジュールでしたが、どうにか到着!
IOFTのスタートは、

BOSTON CLUB

AZの中でもファンの多い、JAPONISMやBCPCを展開しているメーカーです。

今回は、JAPONISMらしいボリューミーなラインや
最近人気の細めのライン、久々のツーポイントなど様々でした。

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JAPONISMらしい、立体感のあるチタンフレーム。
このモデル、

フロントのチタンにかなりの圧縮をかけているそうです。

圧縮を掛けることで目が詰まって堅くなるそうです。
質感もJAPONISMファンの方は納得していただけると思います。

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最近のJAPONISMの中でも、人気な細身のシリーズ。シリーズ初の

ツーポイントが登場しました。

シャープさはありますが、きちんとJAPONISMらしさを落とし込んでいます。
これは写真で見るよりも、実際に手に取ってみていただきたいモデルです。
JAPONISMらしさはありつつ、新しいJAPONISMさも提案してくれました。

さて、BCPCの写真でも!と思ったらすみません・・・
写真を撮るのを忘れてしまいました。
BCPCはトレンドのクラシックをBCPCスタイルに落とし込んでいました。
キッズサイズも何型か出てきています。
到着次第、すぐに写真を載せるようにします!

仕入れがひと段落して、時計を見ると13時。
次の予定はKAMUROに13時・・・

急いでKAMUROに向かいます。急いでいるのに若干迷子になる大人二人。
でしたが、無事にKAMUROブースに到着。
早速新作を見せていただく事に。

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パールを使った新作がリリースされていたり

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KAMURO初期のモデル『リセ』のリメイクモデルなど様々でした。

KAMUROの仕入れも終わり、ようやく一息付けました。
会場の様々なブランドを見て回っていました。
色々なブランドを見て回り、お次はSITEの会場へ向かいます。

その模様は次回へ続きます!

【プラスチックフレーム生地について】part,1

メガネに使用されるプラスチック素材は、大まかに2種類あります。
前回のブログで取り上げた

アセテート

セルロイド

市場に出回っているプラスチック素材のほとんどはこの素材です!

しかし、この二大巨頭だけではなく
現在では、様々なプラスチックのメガネが出てきています。

値段も、特性も様々ある現在のプラスチック素材
AZにあるものを中心に紹介していきたいと思います。

まずは定番のアセテート生地。
ですが、普通のアセテート生地を紹介しても面白くないので
少し変わったアセテート生地を紹介します。

lafont SAVEUR

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ボタニカルな花柄

なのですが、ただの花柄と思うなかれ!ですよ
この花柄には

秘密

があるんです。少し近づいてみましょう。

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その秘密とは!

花柄の部分に注目してください。
花柄の部分、質感がある素材に似ていませんか?
とても身近な素材ですが、メガネとはあまり関係のなさそうな素材です。

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テンプルにもそれは使用されています。
何かお判りでしょうか?答えは

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コットン生地(布)でした。

このアセテート生地、コットン生地を挟み込んでいる特殊な技法で作られています。
布を特殊な技法でアセテートに挟み込む、質感と柄がキレイに出ています。
アセテートはこういった変わった物もできちゃいます。

布が挟み込めるなら何でもいけそうな気がします。
今後に期待しちゃいますね!

お次は

セルロイド

前回のマツケリ編でも少し触れましたが、商業用では初のプラスチック素材です。
何といっても、堅い!ということが特徴のプラスチック素材。
堅く、加工は難しいのですが、堅いが故に型崩れも少ないです。
丁寧に磨きをしてあげることで生まれる

艶 ツヤ

はセルロイドならではです。
しっとり濡れているかの様な独特の艶は、漆のような光沢があります。

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セルロイドならではのツヤ感がたまりません。

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堅い素材なので、細くしても形を保っていられます。
この細さ、型崩れしないのはセルロイドならではです。

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細かい部分なのですが、歩は造りが本当に丁寧です。
フロントとテンプルを繋ぐ

合口

この部分が、隙間なくピッタリ出来ているのは素晴らしいです。
ヤスリ掛けも、磨きもアセテートの何倍もの労力が必要なのですが
手間を惜しまず、丁寧に仕上げると応えてくれるのがセルロイドですよ。

さて、ここからが新勢力の登場です!

トロガミド

トロガミドは、ドイツのエボニック インダストリーズが世界的に供給を行っている
透明ナイロン樹脂です。
AZのフレームでは、JAPONISMで使用されています。

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弾力性がありながら熱に強く、変形の少ない素材で
メガネで使用される事は、まだ少ない素材でもあります。
素材の特性を生かした

アセテートでは中々表現できない

ソリッドな質感がポイントです。

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アセテートではあまり表現の出来ない、『エッジ』があります。
この『エッジ』感がいいです。
アセテート生地だと、艶を出す際に

ガラ入れ

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と呼ばれる工程で、最初の磨きをかけるのですが
その際にフレームのカドが取れてしまいます。
トロガミドはこの工程がないので(おそらく・・・)
エッジの効いたフレームを作ることが出来ます。

このトロガミド素材のフレーム、JAPONISMでは定期的にリリースされていますが
他のブランドからはあまり出ていません・・・
色々なブランドから出てくるともっと面白いのに。と思ってしまいます。

なんだか長くなりそうなので、他のプラスチック素材は次回に回したいと思います。