【谷口眼鏡 TURNING】定番や個性派な新作が到着です

谷口眼鏡のブランド

【TURNING】

ターニングの新作が入荷してきています。
早速【徹底解剖】していきたいと思います。

まずはターニングのスタンダートシリーズである

<ターニング>

の新作から紹介です

TURNING T-184 col.01 クロ¥32,000-(税抜)
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ウエリントンデザインで、リム周りは太めな程良い存在感の一本
肉厚ですが、決して目立ちすぎる事も無い厚みになっています。

IMG_7165フロントは、厚みのある無骨さと
カシメの〇模様が良いアクセントになってくれます。

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好きな方にはとことん

“刺さる”

デザインだと思います。
黒のツヤがとても綺麗です。太めのフレームと黒の渋さがカッコいい
王道太めセルフレームです。
カラーレンズやミラーレンズをいれて、サングラス仕様にするのもカッコいいです

TURNING T-184 col.03 ブルーホーン¥32,000-(税抜)

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<ブルーホーン>

名前にもある通り、

青のフレームの中に骨っぽい柄が入っている
中々見ないアセテート生地を使っています。

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ブルーと言っても青々している訳ではなく
実際に顔に乗せてみると、ブラウンっぽくも使えます。

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今までのターニングと比べても、エッジが立っています。
フレームのフチが丸くないので
柔らかい印象というよりも、無骨な印象を出すことが出来ます。

 IMG_7179二つを並べるとこんな感じ。

TURNING T-185 col.01 クロ¥32,000-(税抜)

IMG_7181先ほどのT-184と同じく、エッジが効いています。

デザインは王道にボストンシェイプ
レンズデザインも丸過ぎないので、キリッとした印象も出てくれます。

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クラシックフレームのブリッジデザインと言えばこの

《キーホールブリッジ》

さり気ないブリッジデザインなのですが、これがあるだけで
デザインにメリハリが出てくれます。
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王道なデザインを凝縮したフレーム

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フロントからテンプルに掛けてのエッジがキレイです。
実際に触っていただくと、カドがしっかり立っているのが分かります。

TURNING T-185 col.02 デミ¥32,000-(税抜)

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こちらのカラーも

ボストンの王道《デミ》カラー

しっかりカラーが主張してくれる黒とは違う
合わせやすく、個性的にも使えるデミカラーです。

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黒が王道なら、デミは定番って感じでしょうか?
どちらも無くてはならないカラーになっています。

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王道と定番を並べてみました。
カッコよさと渋さが堪りません。
デザイン的にも大きさ的にも、性別関係なく使えてしまいます!

お次はターニングのセルロイドシリーズからのご案内です

TURNING CELLULOID 殿上 col.01 クロ¥34,000-(税抜)

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セルロイド生地は、ボリューミーな8ミリ厚
ごつめですが、落ち着いた大人なイメージで使えます

セルロイド生地独特の重厚でツヤのあるメガネ
生地の磨き具合はさすが「ターニング」です

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カドは無く、丸みがあります。
この雰囲気が分厚い生地の無骨さをやわらげます。
威厳はあるけど威張り散らさない、そんなイメージ

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手間をかけて磨かれた生地の質感は、大量生産品のメガネとは違います。

カシメのパーツは中々珍しい□のカシメパーツです。

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〇のカシメと違って無骨な印象を受けます。
ちょっとしたパーツの形状の違いで全体のバランスも変わります。
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黒い生地なので見えませんが、テンプルの芯にはチタン製の芯を使っています。
チタンの芯は丁度いい、しなりを生んでくれます。
見えない部分も、掛具合を含め職人技が詰まっています。

最後は

TURNING Plama P-2211 col.03 ランコウ¥22,000-(税抜)

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<TURNING Plama>

というスタンダードなフォルムとライトなフィット感
アセテートの多彩な表情をお楽しみいただけるシリーズの新作

小ぶりでコロンとしたオーバルシェイプ
TURNING初期モデルのリデザイン版になっています。

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これぞまさしくオーバル(楕円型)のデザインといった感じです。
最近ではあまり見かけなくなってきたけど、
好きな方はとことん好きなオーバル型

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定番のオーバルですが、カラーはかなり個性的なカラーになっています。

クリアイエロー系のランコウというカラー
キャラクター的な個性を出すことが出来ます。
笑福亭笑瓶師匠を彷彿させます。

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テンプルはデミカラーを使っています。
全てイエローではないので、意外と馴染んでくれるかも?しれません

サイズ的に小ぶりですので、小顔の方は勿論
強度近視の方にもおススメだったりします。

TURNING Plama P-2211 col.02 ハバナブラウン¥22,000-(税抜)

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使いやすいカラーのブラウンもあります。
先ほどのカラーと違い、落ち着いた柔らかい優しい印象が出てくれます。

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普通っぽいカラーで、デザインですが
安っぽく感じないのは、谷口眼鏡の造りの良さを物語っています。

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柄の入ったテンプル芯が透けています。
このさり気なさが良いですね。

以上が今回入荷してきたターニングです。
定番モノから懐かしい感じのデザインまで揃っています!
谷口眼鏡の神髄を感じてみてくださいませ

【影郎デザインワークス】PORNOⅤ登場

新作の展示会から戻ってきて間もなく
影郎デザインワークスの新作が到着しました。
早速【徹底解剖】してみたいと思います。

PORNOⅤ(ファイブ)

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今回入荷したモデルは、シンプルながら影郎イズムを感じる
使い勝手はいいけど決して普通過ぎないデザインで
プラスチックフレームの初代

「PORNO」

のメタルバージョンとして誕生した一本です。
カラー展開はパーソナルカラーに沿った4色と
アンティークなカラーであるスチームパンクカラーの全5色展開になっています。

LABYRINTH by 影郎デザインワークス PORNOⅤ col,SPR ¥40,000-(税抜)

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PORNOのメタルバージョンというコンセプトですので
フロントデザインはPORNOのイメージそのままで使うことが出来ます。
左右非対称になっているデザインも、そのまま引き継ぎで作られています。
しかし、初代PORNOをただ単純にメタルバージョンにしただけではありません!

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上のフレームは、プラバージョンPORNOですが
プラバージョンのPORNOは、特徴的な柄の部分をドリルで切削して
そのままドリル痕を残している仕様でした。

今回のPORNOVも、同じように柄の部分はドリルで切削しています。
ただ、Vの場合はそのドリル痕をとある手法で埋めています。

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《七宝》

をドリルで切削した部分に流し込み、プラバージョンではあえて残してあった
切削痕を埋めています。

<切削痕が残る少し無骨なプラバージョン>

<七宝を埋め込んで綺麗に仕上げてあるメタルバージョン>

といった使い分けが出来そうです。

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フロントが特徴的なメガネなので、
テンプル周りはシンプル目にまとめています。

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七宝部分はこんな感じのツヤ感
ぷっくりとして可愛いです

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パーソナルカラーを取り入れたカラー展開なので
前に貰った、カラーチャートに乗せてみました。
春のカラーチャートに馴染むフレームカラーになっています。

このSPRカラーは、<キュート>がテーマです。
元気で可愛らしく小粋なイメージで作られています

LABYRINTH by 影郎デザインワークス PORNOⅤ col,SUM ¥40,000-(税抜)

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 こちらはサマーカラー
今回のカラー展開の中でもキレイなカラーリングです。

SUMのテーマは<エレガント>
デリケートな優しい雰囲気のイメージで作られています

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ネイビーカラーにピンクの七宝を合わせた
可愛いイメージで使えます

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ネイビーとピンクのコントラストがはっきり出ています。

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サマーのカラーチャートに乗せるとこんな感じです。

ブルーベースでマット系な方にはこのカラーが最適です

LABYRINTH by 影郎デザインワークス PORNOⅤ col,AUT ¥40,000-(税抜)

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オータムカラーはグリーン系です。

AUTカラーのテーマは<ゴージャス>
大人っぽく豪華で優雅なムードを演出してくれるイメージです

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落ち着きもありつつ、優雅さも感じるカラーです。
グリーンの七宝のさりげなさと、主張する感じが絶妙です。
目立ちすぎないけど、ちょっと個性的な感じが良いです

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 キラキラした、ストーンや七宝をしている訳ではないけど
どこか品の良い感じのオーラを出してくれるカラーではないでしょうか?

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カラーチャートはこんな感じ。
イエローベース肌でマット系な方にはまってくれるカラーです。

LABYRINTH by 影郎デザインワークス PORNOⅤ col, WIN¥40,000-(税抜)

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濃いネイビーと、アイボリー系の七宝がキレイなカラー

こちらのテーマは<クール>
ブルーベースでコントラスト高めの人にピッタリです。

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カッコよさとクールさを感じるフロントカラー

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クールとは言っても、冷たい印象ではなく
七宝のツヤも相まって、どこか優しさも感じます。

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カラーチャートに乗せるとこんなイメージ

LABYRINTH by 影郎デザインワークス PORNOⅤ col, スチームパンク¥40,000-(税抜)

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パーソナルカラーの4色とは違い
七宝も使わない無骨なスチームパンクカラーもリリースしています。

アンティークなイメージで
真鍮の様な質感を持つカラーです。

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アンティークショップから出てきたような
お宝感あふれるカラーになっています。

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七宝バージョンだと隠れるドリルの切削痕をあえて残す
プラバージョンのPORNOの様なフレーム。

ある意味、このスチームパンクカラーが
PORNOのチタンバージョンの真の姿かもしれません。

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カッコよさと渋さ、それでいてシンプルさも持っている
そんなカラーの一本です

ちなみに今回納入分から

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newケースになっていました。
今までの丸みのあるケースから、細長い四角ケースになりました。
ブランドロゴ周りも少し変わっています

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以上が今回入荷してきたPORNOVになります。
使いやすいデザインの中に、キチンと影郎感を感じるデザインになっています。
是非実際に掛けてみて、カラーの綺麗さを感じてみてくださいませ。

<2019年新作展示会>報告!

先日、東京の渋谷周辺にて<2019年春・新作展示会>が行われました。
今回も日をずらして、店長班とその他班の2班で新作の仕入れを行ってきました。
報告を兼ねて、さらっと新作をご紹介したいと思います。

我々は

<KAMURO>

<TAYLOR WITH RESPECT>

の仕入れを担当
まずはKAMUROからご案内します。

春の展示会は、ほとんど渋谷・青山辺りで行われます。
表参道駅からKAMUROに向かいます。

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KAMUROの展示会場は、KAMUROの青山店です。
展示会の数日間、一般営業をお休みして我々を出迎えてくれます。
青山店にお邪魔するのは、実は初めてなスタッフ。
オシャレな商店街通りに、これまたオシャレな感じにお店があります。
この時ふと、「駐車場無いんだ・・・」
と思っているのは私が東京人ではないからでしょう。

早速お店に入り、仕入れスタートです。
KAMUROファンの方には「ピン」とくるかもしれないフレームです。

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そう、この形はKAMUROのフレームの中でも長年愛されているモデル

《セルタ》

のレンズサイズを大きくしたモデルになります。
遠近両用はもちろん、中近レンズを入れても余裕なサイズ感になっています。
カラーも合わせやすいカラーで展開しています。
トレンドに合わせて少し大き目のサイズになったセルタです。
カラーレンズを入れて小ぶりなサングラスとして使うのもいいかもしれません。

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こちらのフレームも今までのフレームのバージョン違いになります。

《ディスコ》

と呼ばれる煌びやかなフレームの縦幅を大きくしたボリュームアップデザイン
こちらも中近サイズに適したゆったりサイズです。

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こちらも新色追加ものです。
コンビネーションフレームが可愛い

《フォリア》

の新色です。クリアで明るめな新色が追加しています。

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AZでも非常に評判の良かったモデル

《ヴァシニウム》

こちらはまだ製作途中でサンプル状態でしたが、
レンズデザインと、レンズサイズを変えてのリリースです。
元のヴァシニウムはレンズサイズが小さく、遠近にはあまり向かないサイズでしたが
今回の新ヴァシニウムは、その問題をクリアしています。
メガネの形としてのサンプルは見ることが出来ませんでしたが
可愛い事間違いなしの一本です。

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新サングラスもリリースされています。
KAMUROとしては大き目なサイズのサングラス
眉まで隠れますが、決して大きすぎるサイズでもない
絶妙なサイズ感です。

さて・・・ここで問題が・・・
最重要である新作のフレームを撮影していない・・・

新作は是非入荷するまで楽しみにしていてくださいませ!

さて、お次は会場を変えテイラーの仕入れに向かいます。

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《ユニオン》

と呼ばれるモデルの新色
実はこのユニオンというモデル
<ブリッジを繋ぐパーツが、使っているうちにグラグラになってしまう>
という現象が起きていましたが、今回はその問題点を改良しました。
その辺りの細かい説明は、入荷時に徹底解剖しようと思います。

新色はちょっと変わったマット仕様
フレーム上部はマット、グラデーションで下にいくにつれて
ツヤありになっていく手の凝っているマットカラーです。

《walpole(ウォルポール)》

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スクエア感を少し強めたウェリントンのモデル
テイラーの中でもかなり渋めなデザインじゃないでしょうか。
シンプルなフレームの中に様々な工夫が凝らしてあります。

《dig(ディグ)》

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テイラーの中で、一番小ぶりなサイズ
女性でも使えるサイズ感になっているモデルです。
強度近視の方に向けて工夫されているのですが、その細かい部分は入荷してから
細かく書きたいと思います。

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ちょっとだけチラ見せ

といった感じで仕入れは終了。
そして仕入れ終わりの疲れた体に・・・

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BEER

こいつで締めくくり、春の仕入れは終了です。
AZで取り扱っているブランドや、そうでないブランドも含め
まだまだクラシックのメガネのブームは続きそうです。
各ブランド、“らしい”クラシックをリリースしていました。

新作は入荷次第【徹底解剖】していきたいと思います。

<メガネのパーツや部位の名前>少しマニアック編

前回よりも更に、パーツや部位を細かく掘り下げていきたいと思います。

【蝶(ちょう)】

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アセテートなどのプラフレームに使用されている鼻部分
溶剤を用いて<蝶>をフロントに貼っていきます。
角度や高さなど左右のバランス調整が難しく、
条件が悪いとパッドが外れる原因となります。
製作工程において、熟練した職人の技術が反映される部分です。

【一山(いちやま)】

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ブリッジがそのまま鼻に掛かるような形状で
クリングスやパッドなどは付いていないです
昔のメガネで多く採用されていた作り。
最近のクラシックブームで再燃し、復刻してきたタイプの鼻あてです。

【ツーブリッジ】

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名の通りブリッジが二本ある仕様です。
溶接技術が未熟だったフレームに強度を持たせるために作られたといわれるデザイン。強度は勿論の事、独特の風合いが出てくれますので
根強いファンのいる造りのメガネです。

【インナーセル 内わっぱ】

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メタルフレームのリムとレンズの間にプラスティックの輪を入れているフレーム
メタルフレームの中に“イン”しています。
細めのチタンフレームと、インナーの目立ち具合が
上手いこと融合しています。

【七宝(しっぽう)】

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メタルフレームのリムの周りを七宝でコーティングしたもの
先ほどのインナーセルと似た感じですが、
《七宝》はインナーセルよりもボリュームが出すぎず個性を出すことが出来ます。

【カシメ】

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丁番の留め方で、ピンを打ち込んでカシメて留めているもの。
クラシカルな伝統的な仕様で、デザイン性も高い造りです。
比較的クラシカルなデザインのフレームに採用される事が多いです。

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表側はこんな感じになっています。

【埋め込み丁番】

IMG_7055 カシメタイプの丁番に比べるとあっさりしていますので
シンプルなフレームなどに合わせる事が多いです。

少しマニアックなパーツや部分を今回はご紹介しました。
まだまだ細かい造りやこだわりが各社あるのですが、
ざっくり解説すると今回のブログの感じです。

皆様がお使いのメガネの細かい部分の造りを
観察してみるのも面白いかもしれません。