メガネ徹底解剖!【JAPONISM】編 part,1

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回から本編 Part,1のはじまりです!
Part,1では目次編でも少し取り上げた

【レギュラーコレクション】

について【徹底解剖】していきます。

では早速いってみましょう!

 【オリジナル生地】

JAPONISMにはオリジナルアセテート生地があります。

【スパイダー生地】

スパイダーというネーミングなので、モチーフはそのまま

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蜘蛛の巣

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Col,フォレストスパイダー

ステンドグラスの様な、蜘蛛の巣の様な透けがキレイな生地です。
これはイタリアの老舗アセテート生地メーカーである

マツケリ社の生地になります。

このオリジナル生地【スパイダー】にはかなりの手間がかかって製作されています。
複数の生地を何度か重ねて作られているため

完成までには数か月

という時間がかかります。
柄が複雑になればなるほど人の手が必要になります。
しかし、すべて手作業で組み合わされるため複雑な柄も可能なのです。
スパイダー生地は、黒の中にクリアな色が入ることで、同じ黒でも重過ぎない、
奥行きのある黒になっています。

実際にスパイダー生地を使っているモデル
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IMG_8680このモデルに使われているスパイダーは

アクアスパイダー

と呼ばれる青みがかったスパイダーになっています。

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スパイダーにも様々な色があり、それぞれ個性があります。
スパイダー生地に共通している事は

<落ち着いているけど、よく見ると変わった色>

さりげなさの中に主張してくれる側面があるところが、JAPONISMらしいです。

そしてこのカラーが人気ナンバーワンといっても過言ではないスパイダー

ダー

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スパイダーの中でも古株なブラックスパイダー
このカラーに惚れられJAPONISMを探しに来られた方もいらっしゃった程
スパイダーカラーのスーパースターです。

スパイダーマンの人気に匹敵するのではないでしょうか!!
言い過ぎました・・・

でもそれほどまでにスパイダーカラーの中では人気なカラーです。

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新しい色が出るなら、スパイダーつながりでこんな感じのカラーが出ないかな?
と密かに思っています・・・

×××

な感じのカラーで。いつしか実現してほしいと夢見ております。

【板バネ】

「板バネ」とは、バネ性が出るように改良されたテンプルです。

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この「板バネ」はジャポニスムが
より良い掛け心地とフィット感を追求し考案し発表したもので、
2002年から搭載しています。

メガネの丁番は、中に小さなコイルを入れたバネ丁番というものがありますが
少し壊れやすいという点がありました。そこに疑問を感じたデザイナーが

<より掛けやすくそして単純な構造のバネ機能を目指し作り上げた機構>

それこそがジャポニスムの「板バネ」です。

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バネの効いていない状態

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バネが効くと、これだけしなってくれます。
メガネの掛け外しの時にかかる力を逃がしてくれますので
フレームが痛みにくいというメリットがあります。

もちろん掛け具合も優しいです。

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ちなみに解体するとこんな感じになっています。
少し段差がある場所がしなってくれる部分です。
板バネからそのままテンプルに繋がっていますが
穴があるのに気が付きませんか?

この穴の正体は?

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テンプルを抜けないようにするネジ穴でした

ネジを使う事で長時間の使用でも、テンプルが抜けない様になります。
テンプル材はβチタンと呼ばれる

チタンの中でも程よい堅さと柔らかさを持ったテンプル

を使用しているので非常に掛け具合も良いです。

そんなこだわりの「板バネ」はジャポニスムのアイコンともなっています。

 【油圧プレス】

聞き馴染みのある方も多いかもしれませんが、油圧プレスとは

加工技法の名称です

JAPONISMのメガネにはこの技法、油圧プレスを使ったモデルがあります。
アセテートに何トンもの圧をかけながら材料を押し
金型と同じ形状を作り出します。

金属のプレスとは違い、アセテートのプレスは本当に加減が難しいらしいです。

<圧を掛け過ぎてもダメ>

<圧が弱すぎても成型出来ない>

など、非常に繊細な技法になっています。
そんな技法で作られた油圧フレームがコチラ

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フロントは普通ですが・・・

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サイドの立体感が凄まじいです。
この立体感を一枚のアセテート生地から成型していくので驚きです。
一枚の生地なので、生地の柄をそのまま活かすことが出来ます。

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板の状態のアセテート生地が立体感のあるメガネに大変身!

この油圧プレスの技法を使える工場は鯖江にいくつかあるらしいのですが
ここまでの立体感を表現できるのは鯖江でも、たった一つの工場だけです
いいですか皆さま・・・

たった一つの工場だけなのです

そんな貴重な技術なので、もちろんその技術は門外不出
なんと製造現場にデザイナーが立ち会った事がないらしいです。
それほどまでに貴重な技術を使い、JAPONISMの油圧フレームは造られています。

この油圧を使ったフレームは過去にもいくつかあり
それらはJAPONISMを象徴する代名詞的存在になっています。

これらはあくまで序章、次回はもう少し細かい部分を【解剖】していきます。

こんな所まで造り込んでいるの?と思うような部分を見せちゃいます!
ではPart,1はこれくらいで締めさせて頂きます。

メガネ徹底解剖!【JAPONISM】編 part,0 目次編

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回のお相手は遂にこのブランドだ!という事で
編集長Wも気合が入るブランド!

AZの男性ユーザーを虜にする

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JAPONISM“ジャポニスム”

【徹底解剖】していきます!

今回も【解剖】の前に
≪JAPONISM≫について少し触れておきます。

 「 日本的モダン 」

JAPONISMは【BOSTON CLUB】という
メガネフレームのデザイン会社が企画するブランドです

ボストンクラブは1984年の創立時から、メガネフレームのデザイン企画会社として
アパレルメーカーや眼鏡商社のOEMを数多く手掛けてきました。
その経験を礎に、鯖江にある世界水準の生産技術を取り入れた日本産メガネとして
1996年、IOFT(日本最大級のメガネの展示会)にてハウスブランド

“ジャポニスム JAPONISM”

を発表しました

シンプルでありながら、存在感のあるフレームに
デザインだけでは終わらない機能性と実用性を加え、遊び心をエッセンスに取り入れた

「機能が自然な形状に内包されたフレーム」

をコンセプトにデザインされています。

JAPONISMというブランド名の由来は
日本美術が
西洋美術、欧米ファッションなどに影響を与えたムーブメント

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“ジャポニスム”

に由来します。そんなJAPONISMを【徹底解剖】していきたいと思います。

【様々なデザインコレクション】

JAPONISMという一つのブランドの中に様々なデザインコレクションがあります。
デザインコンセプトが違うので
同じブランドなのに違ったテイストのデザインになっています。
そんなコレクションを【解剖】していきましょう!

【レギュラーコレクション】

JAPONISMの心臓ともいえる、定番コレクションです。

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「機能が自然な形状に内包されたフレーム」

というコンセプトをしっかり受け継いでいます。
レギュラーコレクションと一言で言えない程、様々なデザインがあります。
挑戦的に、様々な技法を使って造っているコレクションでもあります。

【プロジェクション】

レギュラーコレクションとは対極をなす、無駄をそぎ落とした無機的なフォルムは、
グローバルスタンダードを追求した、シンプルなデザインとなっています。

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「良いものと長く付き合うことで得られる心の豊さ」
(GOOD THINGS FOR LONGTIME)

をコンセプトとして考案されたオリジナルの機構は

<ネジを使わない構造になっており>

消耗パーツを簡単に交換することができる構造を備えています。

【ハイステージコレクション】

全ての制約を取り払い、純粋に新しく美しい眼鏡をデザインしたコレクションです。
無駄を一切省き、突き詰めたもの
「美しさ」と「普遍性」を表現しています。

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眼鏡の新しい領域へと足を踏み入れる事を目的とした

<特別なコレクション>

JAPONISMの技術を全て集めて製作した、と言っても過言ではありません。
AZでも一目ぼれで買われる方が多いまさに最高峰のコレクション。

【センスコレクション】

トレンドや時代の空気感を抑えながらも、
肩の力を抜いてかけられる事をコンセプトにしています。

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雰囲気だけでなくジャポニスム特有のかけ心地も備わったコレクション。

クラシカルなデザインをJAPONISMらしく

そんな思いを形にした、やりすぎないクラシックコレクションです。

現行のメインコレクションはこの様な感じです。
実は他にも

【ナチュラルマテリアルコレクション】
べっ甲や、木などの天然素材を使ったコレクション

【バンブーコレクション】
バンブー(竹)を使ったコレクション

などがあります。特別なコレクションなので限定販売の様な側面があるので
今回の【解剖】ではチラッとした紹介にとどめておきます。

 今回はpart,0 目次編
次回からの本編で【徹底解剖】していきます!
楽しみにしていてくださいませ!!

ic!berlin アイシーベルリン『Young Yang』

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☆ ic!berlin      Young Yang  ヤンヤン ¥46,000(税別)

こんにちは
わずか0.5㎜のステンレススチールを使用し
ネジを一切使っていない画期的な構造が特徴のic!berlin(アイシーベルリン)
軽さとかけ心地の良さはもちろんその構造ならではの丈夫さで
ファンの多いドイツのブランドです
世界のセレブからも支持されているのは丈夫さだけでなく
クールでスタイリッシュなデザインだからこそ

その『ic!berlin』からNEWモデルの『Young Yang』が入荷しました

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この『Young Yang』はやや小ぶりなサイズで
とっても使いやすい優しめの形
やや大ぶりなデザインが多い最近では珍しい
とっても貴重なサイズです
男性・女性どちらにもおススメなのはもちろん
度数の強い方もレンズの厚みをカバーしてくれますのでおススメです

アイシーベルリンといえばクールでシャープな印象が多いのですが
このモデルは優しめの横長の形で癖がなく合わせやすいですよ

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☆ Young Yang black/electric turquise

テンプル(つる)が鮮やかなターコイズカラーは
横顔を表情豊かに演出
フロントはベーシックなカラーですので
派手すぎることなくさりげない色使いで遊べます

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☆ Young Yang aubergine 

アイイーベルリンではおなじみのやや紫がかったような人気カラー
すぐにお嫁入りしてしまいそう

優しめのでもアイシーベルリンらしいクールさもあるデザイン
優しめクールなヤンヤン

お早目のチェックを

『MASUNAGA since 1905』人気モデルが再入荷♪

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☆MASUNAGA since  1905 COCO ¥48,000(税別)

こんにちは
『MASUNAGA since 1905』シリーズの
『COCO』が再入荷しております
『MASUNAGA since 1905』は
過去・現在を未来へつなぐべく新たな上質を表現したシリーズ
これからの未来へとつながっていくコレクションです

その1モデルである『COCO』は
とてもきれいで品のあるボストンシェイプ
女性がかけるとキュートななかに上品な印象があり
男性がかけると柔らさのなかに知的さが漂う印象で
男性・女性問わず人気の高いモデル

フロントのブロー部分にアセテートを使用しているほかは
鼻パッドまでチタンというオールチタン製で
隠しきれない高級感が漂う上質なモデルに仕上がっております

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☆ COCO  #15

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ブロータイプって割とフロントが強い印象になりますが
このモデルはプラスチックのパーツを内側から挟み込んだ構造で
まとまりのある軽やかな印象

一体感がありとてもきれいにまとまったモデルです

人気モデルですので気になる方はお早目のチェックを

VioRou(ヴィオルー)『Noriko』

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☆ VioRou Noriko ¥45,000(税別)

こんにちは
VioRouから『Noriko』という素敵なモデルが入荷しました

フロントのブローが存在感のあるこのモデルは
ブロー部分のカラーがとってもキレイです

形はややフォックスの美しいライン
男性はもちろん女性にも是非おススメのすっきりしたモデル
大人カジュアルな雰囲気で素敵です

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☆ Noriko 6331

レッドとブルーの組み合わせ

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☆ Noriko 6330

ブルーとゴールドの組み合わせ
高級感が漂います

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☆ Noriko 0252

存在感のあるデミカラー

どれも個性的があって素敵ですね
デニムなどのカジュアルなスタイルとも相性抜群
POPなのにとっても大人な印象の『Noriko』

こんなブローモデルに挑戦してみてはいかがでしょうか

メガネ徹底解剖!【BOZ】編 part,2

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!

今回はBOZ Part.2です!

では早速いってみましょう!

【表面処理】

お兄ちゃんブランドのJ.F.REYもですが
BOZの【表面処理】は様々な技術で作られています

塗装以外にもレーザーや前回、チラッとお話にでたエッチングなどなど
色々な技法を使ってメガネを作っています。
そのうちのいくつかを【解剖】したいと思います。

J.F.REY、BOZの専売特許?と言ってもいい塗装
世界のメガネを探しても

J.F.REY、BOZしか出来ない塗装

【錆風塗装】

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この塗装は

≪塗装を錆びた感じのイメージで表現する≫

他のメーカーはマネできない塗装
サビのザラザラした感じを出せているのが凄いのです!
アンティークっぽいけどそこまでアンティークでもない。
落ち着いているけど、よく見ると変わっている。
本当に素晴らしい塗装です

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シルバー錆びバージョンの他にも
茶錆びバージョンもあります
メガネにサビなんて、一番の敵ですがそれを逆手にとって

「面白いから塗装にしちゃおう!」

↑想像です

って発想が生まれるのが凄い。
それを実際に造ってしまうのも凄いです。

お次の表面処理は

【レーザー加工】

レーザー加工は昨今のメガネ業界でなくてはならない加工方法

<チタンをカットする>

<チタンの溶接をする>

<表面にレーザーで模様を彫る>

などなど、レーザー加工の技術進歩がデザインの幅を大幅に広げてくれます。
BOZのメガネもレーザー加工を施しデザインしているモデルがあります。

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幾何学模様?がレーザーで描かれています。
こんな細かい模様も寸分も狂わずデザイン出来てしまいます。

<ラーメンどんぶりの模様>

に見えるのは私だけでしょうか?

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なんとなく似ていませんか?
エキゾチックな感じが!
色が似ているから余計にそう見えるのかも・・・

次のフレームは左右非対称にレーザー加工をしているモデルです。

「左右非対称のメガネって似合うの?」

という方も多いかもしれません。
しかし、元々人の顔は左右で違う顔になっているので
非対称のデザインにしても意外と違和感は少ないのです。
(極端に左右のデザインが違うと・・・ですが)

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左右非対称なデザインですが、玉型は左右対称になっているので
掛けた時にはそこまでインパクトが出るわけではないのがいいです。
右側だけレーザーで加工しているので、ちょっとしたアクセントになってくれます

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レーザーでしっかり彫られています。
黒の塗装が入れられてるのも引き締まっていいです。

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レーザーの無い方は、スッキリしていいです。

<全部レーザーで彫ったら主張が強くなる>

<レーザーで彫らなければあっさりしすぎる>

上手い具合にレーザー加工を施しています
左右非対称なデザインを使いやすく、かつ楽しくデザインするのは流石です!

お次の表面処理は

【プリント】

プリント?印刷?メガネで?そんな事できるの?

と思われる方も多いかもしれません。
日々、技術は進歩していますので、こういったプリント技術も可能なのです!

そんなプリント技術で作られたメガネが↓になります
BOZ ZOO

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プリント部分はフロントサイドの部分の模様です。
アップでどうぞ!

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もう、なんの柄か分かりますよね
フレーム名でもあるZOOにヒントが隠されています

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【ヒョウ】

でした。ヒョウ柄はフランスなどでは割と定番カラーらしいです
日本でいうとブラウンなどに相当する位、ド定番らしいです。
とはいってもここはJAPAN。ヒョウ柄は少し冒険なカラー。
これこそ探していた柄だ!って方は是非ヒョウ柄に挑戦してみて下さい!

ここまで綺麗にプリントが出来るのは、昔からは考えられない技術だとおもいます
最新技術を上手く取り入れ、デザインを活かすのがとてもBOZらしいです。

さて、次の【解剖】に移りましょう。お次は

【ケース】

BOZのケースは本当に・・・本当に多彩。
オリジナルケースを出しているブランドは多くて6種類程
しかし、BOZの場合はケースだけで

10種類以上

何故こんなにも種類があるのかというと、納品の度にケースが変わるから
という事に他なりません。

年に2回展示会で新作が発表されるのですが
その納品の度にケースの柄が変わっています
その一部なのですがご紹介します

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これでも一部です・・・
本当に色々な柄があるのです。

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小さなハンドバッグ型みたいなものもあります。
メガネケースって何だろう?
と思う位にケース感がありません。
パッと見る限り、化粧品とか入ってそうな感じですが・・・

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ちゃんとメガネケースなのです。
大きめなので、サングラスでも余裕で入っちゃいます。

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バージョン違いはもっとキラキラしています。
持ち手もそうですが、表面の生地がオーラを放っています。

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コンパクトな方のケースも中々のインパクトです。

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毛むくじゃらなのもあります。

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流石にヒョウも、毛むくじゃらなムックみたいなケースはちょっと・・・
な方には可愛い横縞ケースもあります。

フレーム、ケース共にインパクトのあるBOZ
メガネを掛けることを楽しいと思ってもらえるようなデザインが多いです。
part,2に渡ってお送りしたBOZの【徹底解剖】いかがでしたか?

どのブランドにも言える事なのですが、実際に触って感じて頂く事で
質感やデザインを感じて頂けると思います。
【徹底解剖】シリーズはその参考にしていただけると嬉しいです。

では次回の【徹底解剖】でお会いしましょう!

メガネ徹底解剖!【BOZ】編 part,1

《メガネ徹底解剖》

前回【解剖】したJ.F.REYと、とても関係の深いブランド

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≪BOZ≫ボズ

BOZについて【解剖】していきます。

ジャンフランソワレイ氏が創業したメガネブランドで

J.F.REYの姉妹ブランドになります。

メインデザイナーはREY氏の妻である

ジョエル氏

メンズラインを意識しているJ.F.REYとは違い
BOZ(ボズ)は主にレディースラインを意識したブランド
エキゾチック でフェミニンな印象のコレクションです。

≪花や雲などの自然をモチーフ≫

として、芸術的な1つの作品のようなフレームを提案しているブランドです。
女性らしく上品で、カラフルなメガネは、他のブランドにはない印象があります。

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一見派手?なメガネは多いのですが、日本人に合うデザイン、カラーリングが多く
掛けてキツイ印象になったり、いやらしい感じにはならないです。
顔の真ん中に乗せるモノだから、

《せっかくならキレイに可愛く使いたい》

そんな思いに応えてくれるブランドです。

【様々なデザインモチーフ】

BOZはJ.F.REY同様、様々なデザインモチーフがあります。
BOZの場合、J.F.REYよりも自然をテーマにしているモデルが多いです。
そのうちのいくつかをご紹介します。

 BOZ UNKA

このメガネのモチーフはなんだか分かりますか?

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フロントはツンとした凛々しいシェイプ

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サイドは

【エッチング】

という技法で作られたレースの様な模様になっています。
エッチングとはフレームを【腐食】させてデザインをつくっていく技法
レーザーで出来ない細かいデザインができちゃいます。

そんなエッチング技法で出来たこのデザインのモチーフは!!

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【トンボ】

エッチングで抜いた部分が恐らく

≪羽根の部分≫

なのでしょう。
飛んでるトンボを見て、このデザインを生み出すデザイナー
デザイナーって凄いんだな、と素直に思ってしまいます。

つぎのモチーフは

BOZ USHA

AZにあるメガネの中でも、特別なオーラを放つUSHA
見た方が大体

「凄いメガネですね・・・仮面舞踏会みたい・・・」

と驚かれる一本。
本店にはシルバー、東刈谷店にはブラックがBOZエリアに鎮座しております。
そんなUSHAの写真が↓になります。


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とんでもないデザイン、とにかくインパクトが凄いです。

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サイドはこれだけのボリューム
製造が大変なんだろうな、とパッと見でも分かります。

そんなUSHAのデザインは見た目そのまま

【仮面】

をモチーフにしています。

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仮面と言っても、ライダーの方ではなくて・・・

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こっちの方!!

≪仮面舞踏会のイメージ≫

これを使えば、仮面をかぶらなくてもいいんじゃないか?
と思う程、仮面感が凄いです。ゴージャスです。
普段がけで使っていただきたいですが、さすがにインパクトが強いので
サングラスにして使ってあげると良いかもしれません。

こういったデザインを思いついて、形にしてしまう所がBOZですね。
癖のあるモデルもありますが、普段使いできるモデルも多いです。
それがBOZファンを魅了するのでしょう。

そしてBOZファンなら知っているはずな有名モデル

MITSOO

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少し大き目のレンズサイズで、メガネの主張がはっきり出るフロント
そしてこのモデルの最大の特徴であるテンプルが↓になります

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ツタの様な複雑なデザイン
所々にスタッズとラインストーンを埋め込んであります。
左側はこんなんですが、右側はもっと凄いのです。

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もっとゴージャスになりました。
左右非対称なモデルなので、相手から見られる方向で印象が変わります。
そんなMITOOですが、デザイナーは否定?しているらしいのですが

とある動物が隠されています

もしかすると、デザインしている時はツタの様な植物をデザインしていたけど
完成したらどう見ても、とある動物にしか見えないから
照れ隠しで否定しているかもしれません。

その動物とは!

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【ニワトリ】

スタッズが埋まっているところが目で、ギザギザしているところがトサカ。
どうです?
ニワトリにしか見えなくなってきませんか?

でも、公式にデザイナーがニワトリと認めていない様なので

【非公式なニワトリモチーフ】

という事にしておいてください。

【BOZフラワー】

先程の【解剖】と近いのですが、BOZのフレームは新作が出る際
必ず?(無い年もあるかも)花をあしらったモデルをリリースします。

それらを

BOZフラワーと称します

正面にバン!と付いているモデルから、よく探さないと分からないモデルまで様々です

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バラをあしらったモデル
片方のフロントだけなのが粋です。

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フレーム上部に
ボタニカル柄のアセチ生地を合わせています
さりげない感じで、どんな場面でも使えちゃいます。

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テンプルはしっかり柄が分かるようになっているのもニクイです。

次のデザインはフラワーモチーフではないのですが
一応植物モチーフなのでご紹介します。

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フロントはスクウェアなデザイン

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テンプルは何だか変わったデザイン。
何かが開いたような、不思議なデザインです。
このデザインのモチーフは

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【観葉植物】

言われてみればなんとなく、葉っぱの感じがそう見えませんか?

自然なデザインを得意とするBOZ
他にも様々なイメージのモデルをだしています。
次回はこだわりの付属品周りを【解剖】したいと思っています。
お楽しみに!

『GMS 196TC』 渋いラウンドモデル 

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☆GMS 196TC #24C ¥36,000(税別)

こんにちは
『MASUNAGSA GMS』からNEWモデルが入荷しました
クラシックの王道ラウンドに近いオーバル型の
『GMS  196TC 』

チタンフロントにプラスチックを巻いた『セル巻き』というデザインで
と~ってもシンプルで渋いモデルです

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セル巻きのフロントが独特の雰囲気を醸し出します

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フロントを繋ぐブリッジは独特のアーチをえがいていて
クラシカルな雰囲気をさらに引き立てます

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鼻パッドからテンプル(つる)にまでオールチタンで
装飾は一切ないどこまでもシンプルなデザイン
今トレンドのクラシカルなデザインですがとても高級感があり上品です

形はラウンドとはいってもオーバルよりですので
癖がなく男性女性問わず使いやすいデザイン
ビジネスでもプライベートでも幅広くお使いいただけます
GMSらしい高品質のシンプルモデル
セル巻きがさりげなく個性を演出してくれますよ

メガネ徹底解剖!【J.F.REY】編 part,3

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!

今回はJ.F.REY Part.3です!

では早速いってみましょう!

突然ですが30年前の1985年はどんな出来事があったのか覚えておられますか?
【解剖シリーズ】の編集長スタッフWと同級生な1985年ですが
当時のブームはこんな感じだったみたいです。

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今でも大人気なマリオの発売や、阪神タイガースが21年ぶりに優勝
携帯電話の元祖、ショルダーフォンの登場
≪金妻≫という流行語を生みだした、金曜日の妻たちへ(金曜日のスマたちへ)
つくばエキスポやチェッカーズなど
日本ではこういったカルチャーが流行していたみたいです

なぜ急に30年前の話を?メガネの【解剖】ブログじゃないのか?
もちろんJ.F.REYに関係ある話ですよ。
J.F.REYのとあるコレクションに関係があるのです。
そのコレクションを【解剖】していきますよ!

【1985コレクション】

1985コレクションとは

1980年代頃にデザインし当時発表していたモデルを
若干アレンジして復刻した新コレクション

30年以上前のデザインですが、今でも全然通用します。
むしろクラシカルブームが来ている今だからこそ?なのでしょうか。
そんな1985コレクションにスポットを当てて【解剖】したいと思います。

1985コレクションは、ケースもオリジナル仕様になっています。
化粧箱から“1985”を前面に押し出しています。

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重厚感あふれる化粧箱!
この中に専用ケースが

IN

してます。

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お財布?
いやいや専用ケースです!

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1985メガネ拭きとカードも入っています。
通常のJ.F.REYとは大分装いが違います。

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メガネを収納するとこんな感じです。
レトロ感があって可愛いです。

メガネの【解剖】です!

J.F.REY ASPHALT

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最近のJ.F.REYにはあまりない小ぶりなボストンタイプ
最初から25%のスモークレンズが入っていますので
薄サングラスとして使う事も可能です。

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金属リムをアセテートで≪挟みこむ技法≫
最近でこそ割と見る技法ですが、30年も前からこの形をデザインしているなんて・・
さすがJ.F.REYと言った感じです。

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下から見るとより≪挟みこまれている感じ≫が分かります。

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テンプルエンドにはしっかり“1985”の刻印が入っています。

≪さりげないけどカッコいい≫

≪レトロだけど新しい≫

そういった味がこの1985コレクションにはあります。
他にも様々なフレームデザインがあるのですが中々奇抜です。
AZに入荷して来ているのは、比較的落ち着いたデザインです。
他のデザインが気になる方はこちらをご覧になって下さいませ。
中々攻めたデザインです。一見の価値は十分にあると思います。

 お次は小顔の方へ向けた新コレクション

【PETITE】PETITE プチ コレクション

≪小顔で普通のメガネのサイズだと大きくなってしまう≫

≪キッズサイズだと小さい≫

≪大人サイズだと大きい≫

そんなお悩みを持つ方へのコレクションです。
選べるメガネが少なく、可愛いのがないという悩みも解消です。
プチコレクションは、大きさのバランスが本当にいいです。
女性だけでなく、小顔の男性の方でもいけちゃいます。

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プチコレクションはクラシカルなデザインを

J.F.REY流

にデザインしたものが多いです。

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レンズサイズは小さいですが、レンズの縦幅はそこそこにありますので
遠近両用レンズなんかでもいけちゃいます

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通常のラインと比べて撮ってみましたが、うまい事サイズ感が比較できません・・・
サイズ感は実際に見に来て欲しいです。
て・・手抜きではないですよ。

【キッズ】

J.F.REYはキッズフレームも用意してあります

キッズと言ってもデザインは本格派

キッズコレクションはJ.F.REYで出ているデザインを流用しています。
と言っても、ただ小さくしている訳ではありません。
ちゃんとキッズ仕様にデザインを【修正】しています。

キッズ用だからと言って、侮ってはいけません!

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威風堂々!

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子供用のメガネはカッコ悪い、可愛くない
そういう思い込みを払拭させてくれるデザインです。
ちなみにこのフレームも通常サイズをデザインしなおしたものです。
↓は通常サイズのメガネです。

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こちらの方がレンズシェイプがキリっとしています。
サイドのスリットもボリュームがあります。
キッズはケガしないように?全体的に丸みがあります。
色々考えてデザインしているのが分かります。

↑のモデルはどちらかというと男の子用ですが、女の子用もあります。

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フロントは使いやすいシェイプ

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テンプルフロントからテンプルにかけて、あるお花をモチーフにしています。
なんだか分かりますか?常夏のイメージのあの花ですよ!
その花とは!!!

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ババン!!

ハイビスカス

をイメージしています。
こんな可愛いメガネを掛けたら、普通のキッズメガネには戻れません

戻らないでください 

AZからの不躾なお願いです(笑)

 さて、part,3に渡りお送りした【徹底解剖】J.F.REY編いかがでしたか?
少しでもおフランスの香りを届けられたでしょうか。
少し冒険してJ.F.REY使ってみよう!
と思って頂ける方が増えることを願います。

では次回の【徹底解剖】でお会いしましょう

『lafont』ラフォン 日本限定モデル『VENDOME』

こんにちは
本日は『lafont』ラフォンの2017NEWコレクションの

『日本限定モデル』をご紹介します

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☆ラフォン VENDOME ¥35,000(税別)

フランスはパリの広場がモデル名となっている
『VENDOME』ヴァンドーム
フロントサイドが二重になっているのが個性的で
ツートンカラーが特徴の美しいモデルです

このモデル、形からカラーまで全て日本オリジナルデザインで作成されています
何でもかなりの時間をかけ、日本人の顔に合うように何度も修正し
ようやく完成したデザインだそうですよ

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☆ ラフォン VENDOME 282

明るいブラウンに鮮やかなピンクがキュートな282カラー
ちらりと除くテンプル(つる)もポイント
コットン生地を挟んだカラフルな模様が横顔のアクセントに

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☆ ラフォン VENDOME 572

ブラウンとグリーンのシックな572カラー
カッコいいながらもエレガントさが漂う大人カラー

二重リムのアウトラインがやや上がったデザインで
お顔がスッキリ見えるとってもキレイな形
角ばったところがなく丸みがありますので
全体的に柔らかな雰囲気です

日本限定のラフォンモデル
是非お試し下さいませ