「メガネ徹底解剖」カテゴリーアーカイブ

メガネ徹底解剖!【JAPONISM】編 part,0 目次編

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回のお相手は遂にこのブランドだ!という事で
編集長Wも気合が入るブランド!

AZの男性ユーザーを虜にする

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JAPONISM“ジャポニスム”

【徹底解剖】していきます!

今回も【解剖】の前に
≪JAPONISM≫について少し触れておきます。

 「 日本的モダン 」

JAPONISMは【BOSTON CLUB】という
メガネフレームのデザイン会社が企画するブランドです

ボストンクラブは1984年の創立時から、メガネフレームのデザイン企画会社として
アパレルメーカーや眼鏡商社のOEMを数多く手掛けてきました。
その経験を礎に、鯖江にある世界水準の生産技術を取り入れた日本産メガネとして
1996年、IOFT(日本最大級のメガネの展示会)にてハウスブランド

“ジャポニスム JAPONISM”

を発表しました

シンプルでありながら、存在感のあるフレームに
デザインだけでは終わらない機能性と実用性を加え、遊び心をエッセンスに取り入れた

「機能が自然な形状に内包されたフレーム」

をコンセプトにデザインされています。

JAPONISMというブランド名の由来は
日本美術が
西洋美術、欧米ファッションなどに影響を与えたムーブメント

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“ジャポニスム”

に由来します。そんなJAPONISMを【徹底解剖】していきたいと思います。

【様々なデザインコレクション】

JAPONISMという一つのブランドの中に様々なデザインコレクションがあります。
デザインコンセプトが違うので
同じブランドなのに違ったテイストのデザインになっています。
そんなコレクションを【解剖】していきましょう!

【レギュラーコレクション】

JAPONISMの心臓ともいえる、定番コレクションです。

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「機能が自然な形状に内包されたフレーム」

というコンセプトをしっかり受け継いでいます。
レギュラーコレクションと一言で言えない程、様々なデザインがあります。
挑戦的に、様々な技法を使って造っているコレクションでもあります。

【プロジェクション】

レギュラーコレクションとは対極をなす、無駄をそぎ落とした無機的なフォルムは、
グローバルスタンダードを追求した、シンプルなデザインとなっています。

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「良いものと長く付き合うことで得られる心の豊さ」
(GOOD THINGS FOR LONGTIME)

をコンセプトとして考案されたオリジナルの機構は

<ネジを使わない構造になっており>

消耗パーツを簡単に交換することができる構造を備えています。

【ハイステージコレクション】

全ての制約を取り払い、純粋に新しく美しい眼鏡をデザインしたコレクションです。
無駄を一切省き、突き詰めたもの
「美しさ」と「普遍性」を表現しています。

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眼鏡の新しい領域へと足を踏み入れる事を目的とした

<特別なコレクション>

JAPONISMの技術を全て集めて製作した、と言っても過言ではありません。
AZでも一目ぼれで買われる方が多いまさに最高峰のコレクション。

【センスコレクション】

トレンドや時代の空気感を抑えながらも、
肩の力を抜いてかけられる事をコンセプトにしています。

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雰囲気だけでなくジャポニスム特有のかけ心地も備わったコレクション。

クラシカルなデザインをJAPONISMらしく

そんな思いを形にした、やりすぎないクラシックコレクションです。

現行のメインコレクションはこの様な感じです。
実は他にも

【ナチュラルマテリアルコレクション】
べっ甲や、木などの天然素材を使ったコレクション

【バンブーコレクション】
バンブー(竹)を使ったコレクション

などがあります。特別なコレクションなので限定販売の様な側面があるので
今回の【解剖】ではチラッとした紹介にとどめておきます。

 今回はpart,0 目次編
次回からの本編で【徹底解剖】していきます!
楽しみにしていてくださいませ!!

メガネ徹底解剖!【BOZ】編 part,2

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!

今回はBOZ Part.2です!

では早速いってみましょう!

【表面処理】

お兄ちゃんブランドのJ.F.REYもですが
BOZの【表面処理】は様々な技術で作られています

塗装以外にもレーザーや前回、チラッとお話にでたエッチングなどなど
色々な技法を使ってメガネを作っています。
そのうちのいくつかを【解剖】したいと思います。

J.F.REY、BOZの専売特許?と言ってもいい塗装
世界のメガネを探しても

J.F.REY、BOZしか出来ない塗装

【錆風塗装】

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この塗装は

≪塗装を錆びた感じのイメージで表現する≫

他のメーカーはマネできない塗装
サビのザラザラした感じを出せているのが凄いのです!
アンティークっぽいけどそこまでアンティークでもない。
落ち着いているけど、よく見ると変わっている。
本当に素晴らしい塗装です

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シルバー錆びバージョンの他にも
茶錆びバージョンもあります
メガネにサビなんて、一番の敵ですがそれを逆手にとって

「面白いから塗装にしちゃおう!」

↑想像です

って発想が生まれるのが凄い。
それを実際に造ってしまうのも凄いです。

お次の表面処理は

【レーザー加工】

レーザー加工は昨今のメガネ業界でなくてはならない加工方法

<チタンをカットする>

<チタンの溶接をする>

<表面にレーザーで模様を彫る>

などなど、レーザー加工の技術進歩がデザインの幅を大幅に広げてくれます。
BOZのメガネもレーザー加工を施しデザインしているモデルがあります。

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幾何学模様?がレーザーで描かれています。
こんな細かい模様も寸分も狂わずデザイン出来てしまいます。

<ラーメンどんぶりの模様>

に見えるのは私だけでしょうか?

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なんとなく似ていませんか?
エキゾチックな感じが!
色が似ているから余計にそう見えるのかも・・・

次のフレームは左右非対称にレーザー加工をしているモデルです。

「左右非対称のメガネって似合うの?」

という方も多いかもしれません。
しかし、元々人の顔は左右で違う顔になっているので
非対称のデザインにしても意外と違和感は少ないのです。
(極端に左右のデザインが違うと・・・ですが)

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左右非対称なデザインですが、玉型は左右対称になっているので
掛けた時にはそこまでインパクトが出るわけではないのがいいです。
右側だけレーザーで加工しているので、ちょっとしたアクセントになってくれます

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レーザーでしっかり彫られています。
黒の塗装が入れられてるのも引き締まっていいです。

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レーザーの無い方は、スッキリしていいです。

<全部レーザーで彫ったら主張が強くなる>

<レーザーで彫らなければあっさりしすぎる>

上手い具合にレーザー加工を施しています
左右非対称なデザインを使いやすく、かつ楽しくデザインするのは流石です!

お次の表面処理は

【プリント】

プリント?印刷?メガネで?そんな事できるの?

と思われる方も多いかもしれません。
日々、技術は進歩していますので、こういったプリント技術も可能なのです!

そんなプリント技術で作られたメガネが↓になります
BOZ ZOO

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プリント部分はフロントサイドの部分の模様です。
アップでどうぞ!

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もう、なんの柄か分かりますよね
フレーム名でもあるZOOにヒントが隠されています

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【ヒョウ】

でした。ヒョウ柄はフランスなどでは割と定番カラーらしいです
日本でいうとブラウンなどに相当する位、ド定番らしいです。
とはいってもここはJAPAN。ヒョウ柄は少し冒険なカラー。
これこそ探していた柄だ!って方は是非ヒョウ柄に挑戦してみて下さい!

ここまで綺麗にプリントが出来るのは、昔からは考えられない技術だとおもいます
最新技術を上手く取り入れ、デザインを活かすのがとてもBOZらしいです。

さて、次の【解剖】に移りましょう。お次は

【ケース】

BOZのケースは本当に・・・本当に多彩。
オリジナルケースを出しているブランドは多くて6種類程
しかし、BOZの場合はケースだけで

10種類以上

何故こんなにも種類があるのかというと、納品の度にケースが変わるから
という事に他なりません。

年に2回展示会で新作が発表されるのですが
その納品の度にケースの柄が変わっています
その一部なのですがご紹介します

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これでも一部です・・・
本当に色々な柄があるのです。

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小さなハンドバッグ型みたいなものもあります。
メガネケースって何だろう?
と思う位にケース感がありません。
パッと見る限り、化粧品とか入ってそうな感じですが・・・

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ちゃんとメガネケースなのです。
大きめなので、サングラスでも余裕で入っちゃいます。

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バージョン違いはもっとキラキラしています。
持ち手もそうですが、表面の生地がオーラを放っています。

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コンパクトな方のケースも中々のインパクトです。

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毛むくじゃらなのもあります。

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流石にヒョウも、毛むくじゃらなムックみたいなケースはちょっと・・・
な方には可愛い横縞ケースもあります。

フレーム、ケース共にインパクトのあるBOZ
メガネを掛けることを楽しいと思ってもらえるようなデザインが多いです。
part,2に渡ってお送りしたBOZの【徹底解剖】いかがでしたか?

どのブランドにも言える事なのですが、実際に触って感じて頂く事で
質感やデザインを感じて頂けると思います。
【徹底解剖】シリーズはその参考にしていただけると嬉しいです。

では次回の【徹底解剖】でお会いしましょう!

メガネ徹底解剖!【BOZ】編 part,1

《メガネ徹底解剖》

前回【解剖】したJ.F.REYと、とても関係の深いブランド

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≪BOZ≫ボズ

BOZについて【解剖】していきます。

ジャンフランソワレイ氏が創業したメガネブランドで

J.F.REYの姉妹ブランドになります。

メインデザイナーはREY氏の妻である

ジョエル氏

メンズラインを意識しているJ.F.REYとは違い
BOZ(ボズ)は主にレディースラインを意識したブランド
エキゾチック でフェミニンな印象のコレクションです。

≪花や雲などの自然をモチーフ≫

として、芸術的な1つの作品のようなフレームを提案しているブランドです。
女性らしく上品で、カラフルなメガネは、他のブランドにはない印象があります。

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一見派手?なメガネは多いのですが、日本人に合うデザイン、カラーリングが多く
掛けてキツイ印象になったり、いやらしい感じにはならないです。
顔の真ん中に乗せるモノだから、

《せっかくならキレイに可愛く使いたい》

そんな思いに応えてくれるブランドです。

【様々なデザインモチーフ】

BOZはJ.F.REY同様、様々なデザインモチーフがあります。
BOZの場合、J.F.REYよりも自然をテーマにしているモデルが多いです。
そのうちのいくつかをご紹介します。

 BOZ UNKA

このメガネのモチーフはなんだか分かりますか?

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フロントはツンとした凛々しいシェイプ

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サイドは

【エッチング】

という技法で作られたレースの様な模様になっています。
エッチングとはフレームを【腐食】させてデザインをつくっていく技法
レーザーで出来ない細かいデザインができちゃいます。

そんなエッチング技法で出来たこのデザインのモチーフは!!

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【トンボ】

エッチングで抜いた部分が恐らく

≪羽根の部分≫

なのでしょう。
飛んでるトンボを見て、このデザインを生み出すデザイナー
デザイナーって凄いんだな、と素直に思ってしまいます。

つぎのモチーフは

BOZ USHA

AZにあるメガネの中でも、特別なオーラを放つUSHA
見た方が大体

「凄いメガネですね・・・仮面舞踏会みたい・・・」

と驚かれる一本。
本店にはシルバー、東刈谷店にはブラックがBOZエリアに鎮座しております。
そんなUSHAの写真が↓になります。


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とんでもないデザイン、とにかくインパクトが凄いです。

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サイドはこれだけのボリューム
製造が大変なんだろうな、とパッと見でも分かります。

そんなUSHAのデザインは見た目そのまま

【仮面】

をモチーフにしています。

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仮面と言っても、ライダーの方ではなくて・・・

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こっちの方!!

≪仮面舞踏会のイメージ≫

これを使えば、仮面をかぶらなくてもいいんじゃないか?
と思う程、仮面感が凄いです。ゴージャスです。
普段がけで使っていただきたいですが、さすがにインパクトが強いので
サングラスにして使ってあげると良いかもしれません。

こういったデザインを思いついて、形にしてしまう所がBOZですね。
癖のあるモデルもありますが、普段使いできるモデルも多いです。
それがBOZファンを魅了するのでしょう。

そしてBOZファンなら知っているはずな有名モデル

MITSOO

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少し大き目のレンズサイズで、メガネの主張がはっきり出るフロント
そしてこのモデルの最大の特徴であるテンプルが↓になります

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ツタの様な複雑なデザイン
所々にスタッズとラインストーンを埋め込んであります。
左側はこんなんですが、右側はもっと凄いのです。

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もっとゴージャスになりました。
左右非対称なモデルなので、相手から見られる方向で印象が変わります。
そんなMITOOですが、デザイナーは否定?しているらしいのですが

とある動物が隠されています

もしかすると、デザインしている時はツタの様な植物をデザインしていたけど
完成したらどう見ても、とある動物にしか見えないから
照れ隠しで否定しているかもしれません。

その動物とは!

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【ニワトリ】

スタッズが埋まっているところが目で、ギザギザしているところがトサカ。
どうです?
ニワトリにしか見えなくなってきませんか?

でも、公式にデザイナーがニワトリと認めていない様なので

【非公式なニワトリモチーフ】

という事にしておいてください。

【BOZフラワー】

先程の【解剖】と近いのですが、BOZのフレームは新作が出る際
必ず?(無い年もあるかも)花をあしらったモデルをリリースします。

それらを

BOZフラワーと称します

正面にバン!と付いているモデルから、よく探さないと分からないモデルまで様々です

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バラをあしらったモデル
片方のフロントだけなのが粋です。

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フレーム上部に
ボタニカル柄のアセチ生地を合わせています
さりげない感じで、どんな場面でも使えちゃいます。

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テンプルはしっかり柄が分かるようになっているのもニクイです。

次のデザインはフラワーモチーフではないのですが
一応植物モチーフなのでご紹介します。

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フロントはスクウェアなデザイン

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テンプルは何だか変わったデザイン。
何かが開いたような、不思議なデザインです。
このデザインのモチーフは

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【観葉植物】

言われてみればなんとなく、葉っぱの感じがそう見えませんか?

自然なデザインを得意とするBOZ
他にも様々なイメージのモデルをだしています。
次回はこだわりの付属品周りを【解剖】したいと思っています。
お楽しみに!

メガネ徹底解剖!【J.F.REY】編 part,3

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!

今回はJ.F.REY Part.3です!

では早速いってみましょう!

突然ですが30年前の1985年はどんな出来事があったのか覚えておられますか?
【解剖シリーズ】の編集長スタッフWと同級生な1985年ですが
当時のブームはこんな感じだったみたいです。

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今でも大人気なマリオの発売や、阪神タイガースが21年ぶりに優勝
携帯電話の元祖、ショルダーフォンの登場
≪金妻≫という流行語を生みだした、金曜日の妻たちへ(金曜日のスマたちへ)
つくばエキスポやチェッカーズなど
日本ではこういったカルチャーが流行していたみたいです

なぜ急に30年前の話を?メガネの【解剖】ブログじゃないのか?
もちろんJ.F.REYに関係ある話ですよ。
J.F.REYのとあるコレクションに関係があるのです。
そのコレクションを【解剖】していきますよ!

【1985コレクション】

1985コレクションとは

1980年代頃にデザインし当時発表していたモデルを
若干アレンジして復刻した新コレクション

30年以上前のデザインですが、今でも全然通用します。
むしろクラシカルブームが来ている今だからこそ?なのでしょうか。
そんな1985コレクションにスポットを当てて【解剖】したいと思います。

1985コレクションは、ケースもオリジナル仕様になっています。
化粧箱から“1985”を前面に押し出しています。

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重厚感あふれる化粧箱!
この中に専用ケースが

IN

してます。

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お財布?
いやいや専用ケースです!

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1985メガネ拭きとカードも入っています。
通常のJ.F.REYとは大分装いが違います。

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メガネを収納するとこんな感じです。
レトロ感があって可愛いです。

メガネの【解剖】です!

J.F.REY ASPHALT

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最近のJ.F.REYにはあまりない小ぶりなボストンタイプ
最初から25%のスモークレンズが入っていますので
薄サングラスとして使う事も可能です。

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金属リムをアセテートで≪挟みこむ技法≫
最近でこそ割と見る技法ですが、30年も前からこの形をデザインしているなんて・・
さすがJ.F.REYと言った感じです。

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下から見るとより≪挟みこまれている感じ≫が分かります。

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テンプルエンドにはしっかり“1985”の刻印が入っています。

≪さりげないけどカッコいい≫

≪レトロだけど新しい≫

そういった味がこの1985コレクションにはあります。
他にも様々なフレームデザインがあるのですが中々奇抜です。
AZに入荷して来ているのは、比較的落ち着いたデザインです。
他のデザインが気になる方はこちらをご覧になって下さいませ。
中々攻めたデザインです。一見の価値は十分にあると思います。

 お次は小顔の方へ向けた新コレクション

【PETITE】PETITE プチ コレクション

≪小顔で普通のメガネのサイズだと大きくなってしまう≫

≪キッズサイズだと小さい≫

≪大人サイズだと大きい≫

そんなお悩みを持つ方へのコレクションです。
選べるメガネが少なく、可愛いのがないという悩みも解消です。
プチコレクションは、大きさのバランスが本当にいいです。
女性だけでなく、小顔の男性の方でもいけちゃいます。

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プチコレクションはクラシカルなデザインを

J.F.REY流

にデザインしたものが多いです。

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レンズサイズは小さいですが、レンズの縦幅はそこそこにありますので
遠近両用レンズなんかでもいけちゃいます

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通常のラインと比べて撮ってみましたが、うまい事サイズ感が比較できません・・・
サイズ感は実際に見に来て欲しいです。
て・・手抜きではないですよ。

【キッズ】

J.F.REYはキッズフレームも用意してあります

キッズと言ってもデザインは本格派

キッズコレクションはJ.F.REYで出ているデザインを流用しています。
と言っても、ただ小さくしている訳ではありません。
ちゃんとキッズ仕様にデザインを【修正】しています。

キッズ用だからと言って、侮ってはいけません!

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威風堂々!

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子供用のメガネはカッコ悪い、可愛くない
そういう思い込みを払拭させてくれるデザインです。
ちなみにこのフレームも通常サイズをデザインしなおしたものです。
↓は通常サイズのメガネです。

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こちらの方がレンズシェイプがキリっとしています。
サイドのスリットもボリュームがあります。
キッズはケガしないように?全体的に丸みがあります。
色々考えてデザインしているのが分かります。

↑のモデルはどちらかというと男の子用ですが、女の子用もあります。

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フロントは使いやすいシェイプ

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テンプルフロントからテンプルにかけて、あるお花をモチーフにしています。
なんだか分かりますか?常夏のイメージのあの花ですよ!
その花とは!!!

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ババン!!

ハイビスカス

をイメージしています。
こんな可愛いメガネを掛けたら、普通のキッズメガネには戻れません

戻らないでください 

AZからの不躾なお願いです(笑)

 さて、part,3に渡りお送りした【徹底解剖】J.F.REY編いかがでしたか?
少しでもおフランスの香りを届けられたでしょうか。
少し冒険してJ.F.REY使ってみよう!
と思って頂ける方が増えることを願います。

では次回の【徹底解剖】でお会いしましょう

メガネ徹底解剖!【J.F.REY】編 part,2

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!

今回はJ.F.REY Part.2です!

では早速いってみましょう!

【天然素材?】

Part.1でも少し触れましたが、

J.F.REYは様々な素材を使ってメガネを造っています。

こんな素材も使うの?ってものもメガネにしています。
そのうちのいくつかをご紹介します。

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フロントは普通なのですが。

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テンプルに秘密がありました!
何だか分かりますか?

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木でした

正確にはバーチウッドと呼ばれるカバ材です。
「カバ」というと動物っぽいですね。
「カバ」というより

「樺」

と表現したほうがしっくりくるかもしれません。
白樺などで有名な種類の材料

カバ材は硬く、木肌は緻密で均等です。
硬い木ではありますが、加工性はよく、反り等の狂いも少ないとされています。
<加工のしやすさ>
<変形の少なさ>
<素材の面白さ>
などからテンプルに採用されたのでしょう。
オールウッドフレームだと

敷居が高い、値段が高い

 

など中々手にしづらいですが、テンプルだけ木なので気軽に使えちゃいますね。
他の天然素材行ってみましょう。お次はこのフレームです。

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正面はスッキリ。
という事は・・・秘密は?

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テンプルに隠れています。
テンプルの窪みにハマっているものが、件の素材なのですが。
なんだか分かりますか?
少し難しいかもしれません

正解は・・・

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アイアン・タイガーアイ
和名で鉄虎目石とよばれる天然石なのです。

天然石はアクセサリーではメジャーな素材ですが、
メガネに使われるのは珍しいのではないでしょうか。

他にも、セラミックを使ったフレームなどもあったりします。
メガネの素材として一般的ではないものを使う。
そんな所にJ.F.REYらしさを感じます。

お次の【解剖】が今回のメインになります

【J.F.REY×METAL GEAR SOLID V】

Part,1のラストでチラッとお話したコラボメガネです。

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メタルギアソリッドとは世界的に有名な

ステルスアクションゲーム

007のジェームスボンドみたく、スパイの様に敵地に乗り込み、敵を倒す。
だけではなく、戦争が生み出す悲劇や冷戦時代の時代背景なども描く
エンターテイメント性や、メッセージ性のバランスがファンを魅了する作品

METAL GEAR SOLID V 

と、J.F.REYがコラボレーションするきっかけとなったのが、
元々J.F.REYユーザーだった、ゲームクリエーターであり監督である

小島秀夫氏

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彼がMETAL GEAR SOLID Vの前日談であるゲーム

METAL GEAR SOLID GROUND ZEROES

この作品の中でJ.F.REYのメガネをピックアップする演出をしたことから
コラボへ発展しました。
恐らくこの時は、ただのお遊びの様な演出だったと思います。
その演出が中々個性的なのです。

その演出とは

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ゲーム中に本人がそのままJ.F.REYを掛けて登場・・・

すると

「このメガネは何だ??」

とゲームユーザーの中で話題となり、
そこから色々あって、本編である

METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN

にJ.F.REYと正式にコラボしてメガネ&サングラスを出すことになります。

その中でも300本しか製造されなかったモデル

HIDEO GEAR
ヒデオギア

このヒデオギアについて【解剖】したいと思います。

ヒデオギア、ネーミングはそのまま監督の名前を頂いています。

ヒデオギアは実際に小島監督が使用しています。
このヒデオギアがゲームに登場する演出は

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これまた本人がメガネを掛けて登場・・・

J.F.REYの宣伝ゲームなのか?

と思う位しっかりとした演出をされています。

では実際のHIDEO GEARを紹介していきます。

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今回のコラボの目玉ですので

このHIDEOだけ専用BOXが付いてきます。
中々の高級感。そしてこいつを開けると!

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ババン!と登場。

メガネケースとコラボカード

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ケースも特別仕様に変わっています。
そしておまちかね、本体であるメガネがコチラ!!

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正面からババン!

正面からは日本人が使いやすい横長なスリムなシェイプなのですが・・・

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サイドが凄いんです。なんと

フード(風防)付き

ボリュームと存在感が凄まじいです。

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アップだとこんな感じ。
メッシュになっているので圧迫感もなく、軽いです。

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AZに残っているラスト一本は

シリアルナンバー102

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どうですか?このキレイなラインとカラーリング。
細かい部分のロー付や塗装など、惚れ惚れする造りになっています。
というのもこのモデル

made in Japan

世界中でメガネは製造されていますが、やはり日本いや福井のメガネの技術は

世界一

と誇ってもいい程。

≪デザインのフランス≫
≪技術力の日本≫

製造面でもコラボしている一本になります。

OCELOT GEAR
オセロットギア

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シリーズ通しての人気キャラ
“オセロット”

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これも作中のキャラクター“オセロット”が実際にゲーム中で掛けて登場します。
このサングラス、語るべき点が多すぎる恐ろしいサングラスなのです・・・
よく見て頂けると分かりますが

ミラーコートがカモフラージュ柄になっています。

こんな変わったミラーを作る事が出来るのもJ.F.REYの技術があってこそ。
戦場を舞台にしたゲームの世界観をまさかのミラーで表現しています。

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ほかにも

サイドフードをナイロン糸で編み込む

という中々面倒極まりない事をしています。
その作業のお陰で唯一無二な

≪フードサングラス≫

に仕上がっています。
一見すると“パンチ”あるサングラスですが、掛けるといい意味で普通っぽい
何気なく掛けられる、だけど抑える所は抑えている

≪分かってるサングラス≫

として使うことが出来ちゃいます。

RAZOR GEAR
レーザーギア

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昔のJ.F.REYを彷彿させるフレームデザイン
恐らく昔に出ていたモデルをコラボモデルようにデザインし直したと思います
昔からのJ.F.REYファンの方は懐かしい形ではないでしょうか。

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カモフラ柄の極太テンプルにスリットが!

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ヒンジ部分も極太なのです。存在感満載のレーザーギア。
最初からブルーライト対策レンズが入っているのでそのまま使うのも良いですし
クリアレンズにしちゃうのも、サングラスにするってのもアリですね
色々遊べちゃうフレームです。

part,2はこのあたりで締めたいと思います。
part,3はクラシカルな、ニューシリーズを紹介したいと思います。

メガネ徹底解剖!【J.F.REY】編 part,1

《メガネ徹底解剖》

今回は業界を牽引するフランスブランド

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今回も【解剖】の前にブランドについて少し触れておきます。

≪J.F.REY≫ジェイエフレイ

J.F.REYは

ジャンフランソワレイ氏が創業したメガネブランドです。

ご自身の名前をブランド名にしております。

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J.F.REYは世界20数ヵ国に販売し、そのファンを魅了し続けています。
様々な手法でメガネを造るコレクションが多いのも特徴です。

≪アセテート生地の独特なカッティング≫

≪メタルとのコンビネーション≫

≪木やセラミックなど様々な素材を使い、芸術的で遊び心溢れるコレクション≫

など
年間を通して発表されるモデル数は、

100モデル以上

もあり発想は尽きないです。そのお陰で仕入れも大変なんです(笑)

2004年10月、フランス・パリで開催された37回国際眼鏡展示会
SILMO展にてアイウェア界のアカデミー賞とも言える、

SILMO d’Or(シルモドール)のグランプリを
J.F.REYが念願の初受賞

フランス国内ならず世界でも多くのファンに愛されるJ.F.REY
そんなブランドです。

さて!【解剖】です

【多様なデザイン】

チームとして色々なデザインをしていくJ.F.REY
色々なパターンを造るのでJ.F.REYという一つのブランドの中から、

<ビジネスで使えるキリっとしたメガネ>

<個性しか感じないぶっ飛んだメガネ>

<少しラフに、緩いイメージで掛けられるメガネ>

色々なデザインがあるのですが、そのどれにも

J.F.REYらしさがあるのです。

多様なデザインのいくつかを↓に載せておきます。

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J.F.REYらしさが存分にデザインされているモデル
ステンレス系の軽量でバネ性のある素材なので凄く軽いです。

二枚の素材を組み合わせ、重ね着風にしてあり
重ねた部分の色をアシンメトリーにする

という中々デザインに凝ったモデルです。色使いもフランス流
日本のブランドでは中々やらない、攻めた色使いとデザインです。

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テンプルもフロントから続いた色になっています。

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定番のウェリントンもJ.F.REY流に!
少し吊り上ったシェイプになっています。
アセテート生地の色が三層になっていて、表から

石風の生地カモフラ(迷彩)柄グリーンクリアの生地

と中々面白い生地の組み合わせになっています。

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ビジネスでもいけるキリっとしたモデル
しかしそこは普通になりすぎないJ.F.REY
正面から見たら普通のスクウェアのナイロールフレームですが・・・

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斜め上から見ると!

層になっています

チラッと個性を見せる所にエロチシズムを感じます。

さて、お次の【解剖】です

【日本限定フレーム】

日本限定フレームは仕様も日本仕様に変えてあります。

<クリングスと呼ばれる鼻部分のパーツの形状が違う>

<日本人の骨格に合わせたデザイン>

<カラーリングも日本人に合わせやすいカラーリング>

などなど

通常のラインと比べてもレンズシェイプが少し横長でシャープなデザイン
ブリッジの立体感もあり、平面顔気味な日本人が

ホリの深い顔になれる工夫

が凝らしてあります。
日本限定のいくつかをピックアップします。

JF 2607

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日本人に似合う横長シェイプ

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フロントからテンプルまでの立体感がたまりません。

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日本人の顔により細かく調整する事の出来る

【スネーク型】

と呼ばれるクリングスを使っています。
(このクリングスを使って鼻の調整をしてきます)

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このモデルは製造も日本なのです!

JF 2672

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JF 2607のバージョン違いもあります。
フロントをプレスした様な、より立体感を出せるモデル

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フロントとテンプルの一体感がいいです。
少し大きいサイズなのでサングラスで使ってもカッコいいかもですよ

【J.F.REY 2181】

【徹底解剖】シリーズでも語らせていただいていますが
ブランドにはそのブランドを象徴するフレームが存在します。
ブランドのコンセプトや技術が詰まっている

J.F.REYの場合がこの

【J.F.REY 2181】

なのです!

限定モデルや限定カラー、様々なカラーが出ましたが
惜しまれつつ廃盤になってしまいました・・・
実は廃盤になった後、あまりの人気で一度だけ再作を行った伝説も。
それほどまでに人気を誇った一本がAZには一本だけ

一本だけ!!

残っていますよ。
そんな2181を【解剖】しますよ。

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ザ・スクウェアなシェイプなのですが、横長でスッキリ使えます。
最近のJ.F.REY ではあまり無い、ネジを使ったポイント留めのフレームです。

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正面から見ると分かりづらいのですが、結構カーブが強いフレームなのです。
≪カーブレンズを使って作る≫
フレームカーブとのバランスが非常にキレイに仕上がります。
カーブの強いフレームはサングラスでなくても、カーブレンズを使った場合の方が
見え方、出来栄えがキレイに仕上がる事が多いのです。

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サイドの鎧っぽい感じが男心をくすぐります。

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バネ蝶番と呼ばれる、バネを仕込んだ蝶番を使用しているので
コメカミにかかるテンションを逃がしてくれます。

J.F.REYファンは誰しもが知ってる(たぶん・・)
まさにキングオブJ.F.REYです。
ラスト一本なので気になる方!早いも勝ちですよ!

そんなこんなでPart,1はこのあたりで締めようと思います。
Part,2は超有名ゲームとコラボレーションをした限定モデルを紹介したいと思います!

メガネ徹底解剖!【KAMURO】編 Part.3

KAMUROはサングラスも可愛いのです!

そして、今回はレア物も紹介していきますよ~

では早速

【サングラス】

【解剖】していきたいと思います。

KAMUROのサングラスは可愛く日常で使えるサングラスが多いです。
あまりサングラス感が強く出すぎず、自然に使えるようなモデルが多いです。

トーション

フランス語で「ねじれ」を意味するサングラス

モチーフは編み込みヘアです。

フロントはKAMUROらしいスッキリしたフロント。
大きすぎず、小さすぎずの素晴らしいサイズ感です。
そして肝心の「ねじれ」はテンプルにあるのです。
アセテートで「ねじれ」を表現しています。

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グレイグラデーションや

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KAMUROでは珍しいスカイブルーなカラー

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見事に「ねじれ」を表現しています。

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実際にアセテートを編み込む事は出来ませんので

金型を作って複雑な編み込みを表現しています。

「ねじれ」はメガネの天敵。そのねじれをデザインにしてしまう
KAMUROイズム着眼点が凄まじいです。

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裏の生地の色を変えてあるので

≪奥行くのある表情に≫

その上手いカラー合わせがKAMUROらしさです!

ルチュ

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すこし上がったフロントシェイプの耳際の頂点から
テンプルへとつながるラインがとても美しいです。
サイドから見た時のテンプルのカラーとフロントの生地がとてもキレイです
フロント生地も馴染みやすく、キレイな発色をする生地。

日本人に似合うお手本のようなサングラスです。

【レア物 デルタシリーズ】

KAMUROの初期作で今はメーカーにも在庫のない

『クールザフ』

デルタシリーズと呼ばれる、POPな頃のKAMUROフレームです。

少し大きめのスクウェア型
今主流のクラシックとはまた違ったクラシカルさを感じます。

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フロントは男性でも女性でも掛けれられるサイズ

“可愛い”けどちょっと無骨な感じ

この無骨さの中に様々な技術が詰め込まれているのです。
そのうちのいくつかを紹介します。

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一見すると、ちょっと変わった装飾だけなのですが、

この□が並んだ“カシメ”が
とんでもない技術で出来ているのです。

このモデルはテンプルとテンプルの芯を“カシメ”ているのです。
多くの場合、丸いパーツでカシメるのですが
このモデルは

四角のパーツでカシメます

重要ポイント

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少し変わった先端の、テンプル芯と

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この四角頭のパーツ、をテンプル芯とカシメます。

そしてこのパーツが何と10K(10金)なのです。

金ですよ!金。高級感あふれる良い色なんです。

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 四角のパーツは少しのズレで

≪傾き≫

 

が出てしまいます。
それが出ないように慎重にカシメていきます。
何気ない、ちょっとしたデザインも全力で。
モノづくりに全力で取り組む姿勢は、初期も今も変わらないと感じます。

 【歩】

KAMUROの解剖なのに歩?
歩はマコト眼鏡が造るオリジナルブランド。何とKAMUROと歩がコラボして

≪KAMURO×

をリリースしていたのです!
ステラと呼ばれるモデルのフロントをセルロイドバージョンにしたフレームです。

ステラC

IMG_8150歩の極薄セルロイドシリーズ

《Lシリーズ》

の薄いフロントで造られています。
レンズシェイプはステラよりも小ぶりですが、セルロイドの持つ
力強さが掛けた時にインパクトを出してくれます。
歩とのコラボの影響か、少しだけクラシックなレンズシェイプになっています
クラシカルに寄せつつ可愛いというお互いの良さが出ている

まさにコラボな一本です。

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↑がステラ
ステラは使いやすい少し横長のレンズシェイプになっています。

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マコト眼鏡のセルロイドとKAMUROのラインストーンが合体!
歩フロントに、KAMUROテンプル
双方のファンも納得の出来です。

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もちろんパッドは一体成型
鼻にピタッと乗ってくれますので負担が少ないです。

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先セルの内側に歩の刻印が!

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どうだ!と言わんばかりの主張をしてくれます!
(そういう画像を作った私のせいですが・・・)

 そんなこんなでPart.3まで続けてきたKAMUROの解剖。
フレームそれぞれにドラマがあるKAMURO。
少しでもKAMUROの世界観が分かって頂けたら幸いです。
ではまた次回の徹底解剖でお会いしましょう!

メガネ徹底解剖!【KAMURO】編 Part.2

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回はKAMURO Part.2ですよ!

では早速いってみましょう!

【ネーミング】

KAMUROのフレームは全て

デザインモチーフ

があります。
そのモチーフがフレームの名前になっています。
そのうちのいくつかをピックアップです。

BARA バラ

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ネーミングそのままバラのイメージです。
バラの持つ刺々しさと、美しさを表現しています。

frill フリル

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【羽根】をモチーフにしているフレーム。
羽根の柔らかさをチタンで表現した、中々思い切ったフレームです。

dress ドレス

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そのままで、ドレスイメージなフレームです。
ドレス生地をモチーフにした動きのあるテンプルに、パールが転がっていく様を表現
なんだか物語性を感じるフレームです。

一見してすぐにモチーフの分かりそうなフレームから
名前を聞いてピンとくるフレームまで様々です。
フレーム品番で管理しているブランドが多いですが
品番だけだとどうも味気ないですよね。
フレームに名前が付いているとメガネに愛着がわいてきますよね。

お次の【解剖】

【パッド】

KAMUROのパッドは、オリジナルパッドを使っているのです!

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KAMUROの【刻印】が入っているオリジナルパッド
ただ刻印が入っているだけじゃないんです!こだわりポイントを紹介しますね。

こだわりポイント①

パッドの色が淡いオレンジ

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ちょっと分かりづらいので比較を↓に

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左がKAMUROのオリジナル、右が一般的なパッド

普通のパッドは無色透明なパッドが一般的です。

無色透明なので目立ちにくいかと言えばそうではなく、
顔に乗せると意外にパッドが目立ってしまいます。
そこで
肌の色に同化してくれる淡いオレンジ
を入れることでパッドが目立ちにくくすることが出来ます。
ちょっとした気遣いが嬉しいです。

こだわりポイント②

ファンデーションが付きにくい造り

女性メガネユーザーの永遠の悩みである

≪パッドにファンデーションが付く≫

≪パッド跡が鼻についてしまう≫

という悩みを最小限に抑えるためのパッドになっています。
何が普通のパッドと違うかというと、

“既存のパッドよりも表面がツルツルして堅い”

という特徴があります。
そうすることで
ファンデーションが付きにくく、劣化もしにくくなります。

各ブランド、オリジナルパッドを採用している所も多いですが
こういったファンデーションが付きにくい
パッドを目立たせないように
と言った工夫をするブランドは少ないです。

ユーザー目線に非常に近いKAMUROだからこそ

出来る提案かもしれません。

次の【解剖】です

【先セル】

先セルとは、耳にかかるプラスチック部分の名前です。
モダン、テンプルエンドなどとも言われます。
KAMUROの先セルは遊び心に飛んでいます。

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葉っぱ

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R 右

IMG_8203L 左
(RとLはセットです)

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なんだこれは!?と思いますが指で
①と②
と表現しています。理由は2012年度に発表のモデルだからという事だそうです。

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視力表でお馴染み穴あいてるアレ
【ランドルト環】

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これ何だか分かります?
蛇なんです。
理由?蛇年のリリースだからです。

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これはもう説明不要ですね。
メガネです。

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耳にかかる部分に耳。しゃれています。

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漢数字で

KAMUROが生まれてから十年なので記念の十

ちょっとした部分にもこだわるKAMUROイズムがここにも表れています。
掛けてしまえば見えない部分、そこにもメガネの楽しさを入れてしまう。
“らしさ”
全開ですね!

KAMUROの先セル、ほぼ毎年変えているのですが
最初はここまで毎年変えるつもりはなかったみたいです。
葉っぱの先セルがデフォルト(おそらく)なのですが、
ある時期に、先セルデザインで遊んでみたらこれが思いのほか好評だったらしく。

「来年はどんな先セル?」

てな問い合わせが多く来たらしいです。そうなったらやらざるを得ないな・・・
という事で、思いもよらない形で先セルデザインを毎年?変える様になったみたい。
しかし。結果的に

KAMUROは先セルが面白い!

となったのも事実。(どちらかというとメガネ屋界隈で・・・)
KAMUROユーザー様も、ご自身の先セルが何か確認してみては?

【スプーマ】

さて、いよいよこのフレームを紹介する時がやってまいりました。
part,1の最後にチラッとお話していた最高傑作といっても過言ではない
と言ったフレームがこのフレームになります。

当時のKAMUROチーフデザイナー小野寺慎吾氏が

「このデザインは全てをやりきれた」

と言った程のフレーム。

まさにキングオブKAMUROなフレームです・・・
クイーンの方がいいのかな?
KAMUROといったらこれ!と言ってもいいほど
KAMUROの技術、デザインの全てが入っています。

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日本人が似合う、やや吊り上ったフレームシェイプ。
そこに≪神髄≫ともいえる七宝とラインストーンを合わせています。
ゴージャスになりすぎない、品の良い具合でお顔を彩ってくれます。

このスプーマも、あるモチーフがあるのですがお分かりになりますか?

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答えはシャンパン!!
ではなく

【泡】

スプーマというネーミングもイタリア語で【泡】という意味らしいです。
シャンパンの泡のようなイメージを七宝とラインストーンで表しています。

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テンプルにも七宝&ラインストーンで可愛く、しかしゴージャスに。
この丁度良いゴージャス感がたまりません。

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パッドは勿論目立ちにくいオリジナルパッドです。

どうでしょう。スプーマの素晴らしさ伝わりました?
リリースから結構時期は経っているのですが、今でも人気が衰えないフレームです。
ブランドの代名詞ともいえる長く愛されるフレームですね。

ではPart.2はこのあたりで。
次回のPart.3でKAMURO編は完結します。次回は
《KAMUROにもやっぱりあった!サングラスの巻》
ぜひPart.3もお楽しみにしててください。

メガネ徹底解剖!【KAMURO】編 Part.1

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回のお相手は

銀座の老舗セレクトショップが立ち上げたオリジナルブランド

ショップスタッフが全員デザイナー?!な

KAMURO“カムロ”

KAMURO%20ロゴ

を徹底解剖していきます!
今回も【解剖】の前に“カムロ”について少し触れておきます。

≪KAMURO≫

≪KAMURO≫はショップオーナーである禿 大悟(カムロ タイゴ)

のコンセプトを軸に1996年に東京・銀座にオープンした眼鏡店から始まりました。

「個性のある眼鏡達を”スタンダード”にして行く方法とは・・」

という思いを具現化するため
“楽しい眼鏡”をイメージし、日本人(アジア人)の肌の色に合う色やトーン、そして骨格に合うサイジングの眼鏡を自分逹の手で生み出す事を始めたのです。

デザインはスタッフが全員で行い、デザインのテイストは自由。

ショップスタッフとして眼鏡ユーザーと日々接しているスタッフが描くデザインは
行きすぎることのない、しかし確実に他人とは違う個性を出せます。
眼鏡への意識を変えるユーザーをさらに増やしていきました。

しかし店舗を構える東京を始めとする大都市圏と地方都市ではまだ温度差があり、またそれはエンドユーザーだけではなく、眼鏡店のオーナーやスタッフであっても眼鏡に対する考え方には大きな相違がありました。

KAMUROは店舗で考えぬいて導いた答えを、

自分たちの周りだけではなく日本中にアピールしたい!

となり2005年秋、東京で開かれた眼鏡の国際展示会(IOFT)、その直後にパリで開かれた国際展示会(SILMO)に於いて最初のアイウェアコレクションを発表し、アイウェアブランド「KAMURO」としてスタートしました。

ショップオリジナルが今や日本のみならず世界にも進出しています
そんな、KAMUROの【解剖】です!

【七宝】

七宝と聞くとガラスの七宝が有名ですね。
壺やお皿、アクセサリーに使われる七宝。
メガネにも古くから七宝は使われています。塗装であったり飾りであったり

KAMUROのメガネも七宝を使ったメガネを造っています。
KAMUROが主に使う七宝は樹脂系の七宝で、業界では

疑似七宝

 

と呼ばれています。疑似七宝は、熱を加えることによって硬化する樹脂です。
透明エポキシに塗料を混ぜ合わせて作られるので、色のバリエーションは無限大!
KAMUROはこの疑似七宝の使い方が

“神ってる”

七宝といえばKAMUROと言ってもいい位です
テンプルやフロントに七宝加工を施すのですが、すべて手作業なのです。
その製法は、いくつかの原料を調合して、色の濃さや液の硬さを調節し、
真空状態を作る装置で液体の中の空気を抜きます
空気を抜いたものを注射器に取り、またそこから念入りに空気を抜きます。
七宝に気泡が入らないように。

そうして七宝を注入です!

そうして出来上がるのが下の様な七宝加工です

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どうです?
細かい穴に手作業で、特製注射器を使い七宝を埋めていきます。
聞くだけでも気が遠くなりそうです・・・
色や種類によって乾燥させる温度や時間が変わってくるので
このフロントの七宝加工だけでも相当な労力です。

七宝職人凄いです!

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七宝&ラインストーンの二段構え

単色だけでなく、なんとターコイズ風にしてある七宝なんかもあります。

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良くこんなの造れるな・・・と思います。

ターコイズ風七宝の造り方
青の色を流し込んだ後、固まる前に茶色を流し込んで混ぜ混ぜする
するとあら不思議!ターコイズ風

といった具合に造ったみたいです。
簡単に言っていますが、かなりの苦労や試作を繰り返しているはず。
職人の魂が感じられる、KAMUROを代表する七宝加工だと思っています。

【ラインストーン】

KAMUROの中で、七宝と同じくらい重要な
<ラインストーン>
フロントやテンプルを彩る、小さいけど存在感抜群なパーツ!
沢山散りばめてあげればいい具合に目立ってくれます。

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これでもか!という位、小さいサイズのラインストーンを沢山埋め込んであります。

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小粒で存在感が出てくれる
山椒みたいですね。小粒なのにピリリと辛いんです!
ラインストーンは七宝と同じで、職人が

手作業で接着して埋め込んでいます

その際接着剤として使用するものが、透明の七宝らしいです、
焼き付けの接着になるので、非常にラインストーンが取れにくいのです!

【バリエーション】

KAMUROのメガネは、様々なバリエーションがリリースされています。
オリジナル時代から現在までの流れを追うと中々面白いです。

少しKAMUROのデザインの流れを見て頂きましょう。

KAMURO 033

KAMUROオリジナル時代のモデルを復刻させた、10周年記念フレーム
面白さと新鮮さをお客様に届けたい!というような印象です
おもちゃのような、可愛い道具のようなPOPなデザインですね。

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KAMURO エストレラ

POPなテイストから段々、ラグジュアリー風でお上品でありつつ
可愛いといったフレームになってきます。
KAMUROのフレームはこういったイメージ
と思われる方が多いですね。
AZがKAMUROを取り扱いを始めたのも、このあたりからですね。

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KAMURO セルタ

先程説明した【七宝】を使ったモデルが登場し始めます。
七宝を使う事でカジュアルさと上品さがミックスされたモデルも多く登場!
名作と呼ばれるフレームが数多く出てきました。
今でも根強いファンが多いモデルです。

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とても綺麗なフロントシェイプ

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フロントからテンプルまでの流れるキレイな七宝&ラインストーン

KAMURO サルト

そして最近のKAMUROはPOPに戻ってきました
一見POPで面白いのに、掛けると上品さが出る。
という謎の現象が起きてくる不思議なデザイン。
ニーズの変化をいち早く察知しつつ、流行を追いすぎない
新しいKAMUROです。

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ショップスタッフがコンペを行い、デザインをしていくので
様々なデザイン、テイストがあるのに全てKAMUROらしさが出ているのは凄いです!

 まだまだ長くなりそうなので、PART,1はこのあたりにしておきます。
PART,2はKAMUROの最高傑作と言っても過言ではないモデルをピックアップしてみたいと思います。
楽しみにお待ちください!

メガネ徹底解剖!【LABYLINTH by 影郎デザインワークス】編 サングラスもありますの巻

影郎はサングラスも出しているのです!
今回は特別編【影郎サングラス】を解剖です

さて、サングラスと一言で言っても

スポーツ用

レジャー用

普段使い用

ファッション用

と様々な用途に分かれます。
影郎のサングラスはスポーツ以外ならカバーできちゃう、そんなサングラスが多いです

ちなみに、日本人はサングラスが似合わない
などと言われる事が多いです。それは何故か?

答えは目と眉毛の距離が離れてしまっていて
サングラスを掛けても眉毛が出てしまうという点。

(眉毛がでるから絶対似合わない。という事ではないのですが)

海外の方は眉が隠れるのでサングラスが似合う傾向にあります。
じゃあ眉毛隠せる大きいサングラス掛ければ似合うじゃん!
とはならないのが難しい所。
眉毛が隠れるほど大きいサングラスを掛けると大きすぎて似合わない
という事態に・・似合うサングラスを探すのは難しいのです。

影郎サングラスはそのあたりのデザインが絶妙なのです!
ちょっと個性は出てきますが・・・
そんな影郎サングラスをピックアップしていきますよ!

【Catwalk】

眉が隠れてくれるけど大きすぎない
キャットアイ型サングラス
名前の通り猫目の様な、妖艶さを出せる形です。
リフトアップ効果で、小顔に見せる事も出来ちゃいます。
サイズ感が絶妙で、小顔の女性が掛けてもいけちゃうんです。

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どうですか?猫感でてますね

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アセテート生地の色を、黒単色にしてしまうと重い印象になってしますので
裏に明るめの生地を合わせて、印象を暗くなり過ぎないようにしています。

「裏の生地なんて見えないじゃない」

と思われるかもしれませんが、これが不思議と印象が変わるのです。
写真では分かりづらいので、実際に手に取ってみて欲しい所です。

【BASARA】

新薬師寺にある国宝

国宝十二神将 伐折羅大将

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バサラ像に似合うサングラスを作ろう!

なノリでデザインされたサングラスです。

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影郎の作品に【阿修羅】というアセテート生地の作品があったのですが、
このBASARAは【阿修羅】の兄弟だと勝手に思ってます。
(阿修羅は恐らく皆様の想像通りです。阿修羅像モチーフの作品です)
バサラ像に似合う形をデザインした、というだけあって強い印象のサングラスです。

テンプルにはバサラ像の髪のような、なびいたデザインが特徴的です。
仏像の持つ曲線美をメガネに取り込んでいます。

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炎のような、髪のような不思議なテンプル。
アンティークブロンズカラーが、仏像感を醸し出しています。

ミラーを入れてクールに使うのもカッコいいです。
男性は勿論なのですが、女性でもカッコよくかけていただけます。
上で紹介したキャットウォークはセクシーで可愛いイメージ。
このBASARAはカッコいい女性を前面に出すことが出来ます。

バサラ像に似合うのがBASARA。
阿修羅像をモチーフにした阿修羅。そして阿修羅2.

仏像シリーズとして

弥勒をモチーフのMIROKU

金剛力士なKONGOU

とか出てほしいな・・・
こうして言うのは簡単ですが、デザインするのは大変でしょう(笑)

※注  MIROKU も KONGOU もAZの妄想です!!

【COBRA3】

影郎のサングラスの中でひと際オーラを放つ作品です。
まさに男のサングラス!な雰囲気を出す一本です。

影郎史上最大の作品で、顔全体をCOBRAしてくれます。
COBRAするってなんだ?って方は掛けると分かります・・・
とにかくCOBRAするんですよ。

とにかくそれほどインパクトの強いサングラスです。

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存在感が凄まじいです。

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フロントからテンプルにかけてのライン

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フレームカーブもしっかりあります。

さりげなく紹介していますが、このCOBRA3を生み出すにあたって
デザイン的な問題も数多く、影郎氏はそうとう悩みぬいたそうです。

※カーブの強いサングラスの問題である、鼻にパットが当る前に頬に当たる問題
(アジア人の様な扁平な顔で起こりがちな問題なのです)

※頬に当たらないようにカーブを浅くするとデザインが台無しになってしまう問題

※テンプルを折りたたんだときにレンズに当たらないかどうか問題

※見る角度によって似合うかどうか問題

※度付きに対応できるかどうか問題

※ケースに入るかどうか問題

※人に合わせてメガネの傾斜角を変えられるかどうか問題

これらすべての問題を一つ一つ解決し、デザインを練り直し出来上がったものが

COBRA3

なのです!

メガネを提案するときに、こういったバックボーンやデザイン秘話はあまり説明しないのですが、COBRA3に限って言えばこういった生みの苦労や、デザインの経緯を交えて提案する事が多いです。
それほどまでに特別感のあるサングラスなのです。
店にとっても、デザイナー影郎氏にとっても。
(実際に影郎氏に聞いたわけではないのでどうかは分かりませんが・・・)

そんなべた褒めしたCOBRA3ですが、ケースに入るのか問題の解決方法がユニークなので紹介します。
なんとCOBRA3のケースは茶筒なのです。

茶筒です!

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あまりにカーブ、高さがあるので普通のケースには入らなかった模様
なので製缶会社でコブラ缶を作ったそうです。
置いた時にも個性が押し寄せてきますね。

どうでしたでしょうか?
影郎サングラス編。フレームとはまた違う魅力が詰まっていますよね!
LABYLINTH(ラビリンス)というブランド名の様に抜け出せなくなる魅力があります。

そんな影郎作品を鑑賞しに来てみませんか?