「メガネ徹底解剖」カテゴリーアーカイブ

流行の兆し?!【ツーブリッジ】フレーム

クラシックブーム真っ只中のメガネ業界。
その中でも、最新のトレンドはタイトルにもある通り

【ツーブリッジ】

ツーブリッジとは、その名の通りブリッジが2本あるデザインです。
クラシック系のフレームの中でも、ひときわ個性を主張できます。

今年の展示会では、
多くのブランドがツーブリッジをリリースしていました。
小ぶりなモデルから、大ぶりなモデル、サングラスと
様々なデザインが出そろってきたツーブリッジ。
今回は、そのツーブリッジを【徹底解剖】していきたいと思います。

ツーブリッジを選ぶとき、

<どんなツーブリッジ選べばいいの?>

とお悩みの時には

“ボストンシェイプ”

をおススメします!クラシックブームのおかげで定番になった“ボストンシェイプ”
ツーブリッジになると、クセはありますが落ち着いた使い方が出来ます。
では、AZにある
“ボストンシェイプ”
で見ていただきましょう。

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これこそ ボストンシェイプ!

なシンプルなボストン。
ツーブリッジになると風合いがまたグッと変わります。

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ツーブリッジ特有の風合いがいいです。
クラシックとはまた違った独特の雰囲気です。
渋カッコいいといった印象ですかね。

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このメガネ、

【ODAKOH 小田幸】

のメガネです。このモデルは、チタン同士を【直接接合】していますので、
ブリッジ部分の付け方が、非常に綺麗に仕上がっています
特にこのモデルは、

ブリッジ部分の造りの丁寧さが際立っています!

写真ではサングラス仕様になっていますが
クリアレンズを入れることも勿論可能です。
クリアレンズが入った状態は↓の様な感じになります。

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カラーは上のモデルとは変わり、マットブラックです。

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渋いです!

王道のボストンは、ツーブリッジにしてもカッコいいです。
誰にでも使いやすい、万能なツーブリッジですね。

お次のツーブリッジは、ウェリントンシェイプ。
ウェリントンとは、台形をひっくり返した様なデザインです。
少し硬派な印象を出せるデザインなので、渋さがより出せるデザインになります。

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AZにあるモデルだと、このモデルがウェリントンツーブリッジ。
またまたZpartsの登場です。
ボストンと比べても、ガッチリしたイメージ。

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男らしく、渋くカッコよく使ってほしい一本です。

お次のツーブリッジはティアドロップシェイプ。
ティアドロップは

【元祖ツーブリッジ】

と言えるシェイプです。パイロットサングラスから生まれた
「しずく型」のシェイプです。
ミリタリー感が強く出ますので、遊びで使うのもいいですよ。

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これこそが

【ツーブリッジ】

といえるレイバンのティアドロップツーブリッジ。
マッカーサーが掛けていて有名なモデルでもあります。
ツーブリッジといえば、このモデルを思い浮かべる方も多いのではないのでしょうか?

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このサングラスは、レイバン中でも人気が高く歴史も長いです。
このモデルは、ガラスレンズが入っています。
レイバンカラーと呼ばれるグリーン系のレンズカラー。
大きめデザインなので、サングラス仕様がいいですが
クリアレンズにするという方法もあります。

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レイバンオリジナルパッド。

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昔ながらの?抱え込みの、【ダキ足パッド】を採用しています。
クラシカルな雰囲気がより出ていいです。
ツーブリッジの中でも、使いやすいサングラスだと思います。
初めてのツーブリッジサングラスとしてもおススメできます。

次はスクウェア系のツーブリッジ。

ic!berlin thien n.

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ここからは、少し変わった?ツーブリッジを紹介します。
ic!berlinのツーブリッジ。
ビジネスシーンで使えるデザインの多い
ic!berlinの中では少し変わり種?なデザインです。
クールなic!らしさは残しつつ、ツーブリッジの風合いはしっかり出しています。

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ブリッジ部分は少し加工を施し、クラシカルな雰囲気を出しています。
オシャレのアイテムとして使ってほしい一本です。

最後はJ.F.REYのツーブリッジです。

J.F.REY HIGH WAY

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フランスブランドらしく、デザインとカラーが大胆です。
メタルとアセテートを綺麗に合わせています。
今回紹介したツーブリッジの中でも、攻めたデザイン!

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ブリッジ部分をアセテート生地で装飾して“J.F.REYらしさ”を前面に出しています。
かなりアート感のあるフレームになっています。

アセテートを挟み込んでいる部分も綺麗に仕上げています。

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このフレームは、1985年にデザインされたものを
30年ぶりに復刻したシリーズになっています。
30年前のデザインなのですが、古さを感じさせないです。
むしろ最近の流行に合わせてきてるのでは?
と思うくらいのデザインです。

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1985シリーズの証のプレートも埋め込まれています。

いかがでしたでしょうか?ツーブリッジ編
ツーブリッジといえど、その中でも様々なデザインやカラーリングがあります。
服装や好みに合わせて、ツーブリッジを使ってみませんか?

大人顔負け!【キッズメガネ】オールブランド編

最近は、大人顔負けのデザインも多い

【キッズメガネ】

メガネ業界はまさにクラシックブーム真っ只中。
このクラシックブームは大人だけではなく、キッズメガネにも来ています。
素材やデザインもこだわっていて、
思わず掛けたくなるようなデザインも多いです。

「子どもだし、すぐ壊すから、安いのでいいや」

といった声もあるでしょうが、
本人が気に入ったものを使うと、大切に使ってくれるものです!
様々なデザインや素材があるキッズメガネ
そんなキッズメガネを【徹底解剖】していきたいと思います。

まずは、KAMUROから出ているキッズメガネ

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テンプルが個性的なシリーズのキッズ版です。

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テンプルがウネウネして不思議な形状です。

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特殊な形状のテンプルは、バネ性があり壊れにくいです。

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小さなお子様の鼻にキチンと乗るように、
【かなり高めのパッド】が付いています。
可愛さだけでは無く、掛具合もしっかり調整できるようになっています。
まるで、オモチャの様な可愛いデザインです。

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お次はBCPCのキッズメガネ

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ブーム真っ只中の、クラシックフレーム。
キッズサイズでも抜かりなく、キチンと仕上げています。
ブロータイプの王道の様なデザイン。

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ブリッジ部分も、クラシック感満載。
この、ちょっとしたデザインがいい味を出してくれます。

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正面から見ても、サイドから見てもしっかりクラシックですが、

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裏側はピンクの生地が合わせてあるので、
さりげなく可愛さをアピールできます。
鼻パッドは調整の出来るようになっています。
その鼻パッドは【コーンパッド】という、
とうもろこしから作られた、肌に優しいパッドを使用しています。
細かい部分にも気を配っています。

次はLESS THAN HUMANから出ているキッズメガネ

LESS BY Kodomo Tarte

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攻撃的なデザインが人気のレスザンヒューマン。
そんなレスザンヒューマンがデザインするキッズメガネも
落ち着いたクラシックデザイン。

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ブリッジ部分のチタンが良い風合いを出しています。
クラシックなデザインではありますが、
生地の色がクラシック感を和らげていますので、
使いやすい色合いに仕上がっています。

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落ち着いたデザインですが、
レスザンヒューマンスピリットはきちんと継承しています。
パッドのデザインが【有刺鉄線】になっています。
らしさ満載で良いですね。

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普通っぽいデザインですが・・・

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これこそがレスザンヒューマン!
キリン柄の生地を使ったモデル

最後はドイツの機能フレーム、ic!berlinです。

ic!berlin Clara

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このまごうことなき、ic!berlin感。

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ネジを使わないフレームなので、ネジゆるみが起きません!

ステンレススチールの軽量でバネ性のある素材。
初めてメガネを掛ける方でも、圧迫感なく気にならない軽さと柔らかさです。

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レンズを留める金具の色を変えるという、ちょっとした遊び心もあります。

色々紹介しましたが、普通っぽいメガネはないの?
という方もご安心を。形状記憶系のシンプルなメガネも用意しています。

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お店が大きくなりましたので、キッズコーナーを常設しています。今までは

「こども用のメガネってありますか?」

と言われないとお店に出ることは無かったですが、今はもう違います!
お店に入った、正面にすぐあります。

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キッズコーナーには、スポーツゴーグルも置いてあります。

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サッカー

野球

テニス

バスケットボール

バレー

などなど

スポーツ全般をカバーできる万能ゴーグルです。
カーブフレームになっていますので、サイドの視野が広く
思っている以上にフレームの圧迫感がありません。

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メガネのようなテンプル付きのゴーグルもありますが、

AZでは、バンドタイプがよく売れています。

バンドで抱え込みますので、接触するスポーツでもズレにくく、
メットを被る野球などでも邪魔になりにくいなどの良さがあります。
テンプルタイプは、メガネの様に使えますのでそのまま学校に掛けていく
なんて使い方も出来ます。

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パッド部分は高く作られていますので、キチンと鼻に乗ります!

各ブランド、様々なアプローチでリリースしてくるキッズメガネ。
機能性やデザインにこだわったモデルまで色々あります。
少し前までは、探すのも一苦労?する位でしたが
今では探せば好みのモデルが見つかります!と言えるほどになってきました。
数あるデザインから選ぶ楽しさを体験しにいらしてくださいませ!

では今回はこれくらいで締めくくりたいと思います。

新ブランド【repri】徹底解剖!

今回は、新ブランドのご紹介です。
その新ブランドとは

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【repri prisma】レプリプリズマ

レプリプリズマは、業界大手

『シャルマン』

が手掛けるブランドです。

“まるでアクセサリーのようなメガネフレーム”
がコンセプトの大人可愛いデザイン

目もとにアクセサリーをつける感覚で掛けて、
お顔を明るく若々しい印象に演出する

「大人可愛いメガネフレーム」

レプリ プリズマは、女性の新しい「大人スタイル」を提案するブランドです。

今回は、そんなレプリプリズマを【徹底解剖】していきます。

『デザイン ポイント』

レプリプリズマは、女性のお顔が若々しく元気な表情になるように
フロントの形やカラーリングにこだわっています。

“軽快で掛け心地がよくなるように”

フレームに使う素材は、
極力薄く細くデザインしています。

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テンプルのパーツはチタンを削り出し、直線的でモード感を演出。
サイドのパーツの中にバネを収納したので、掛け外しも楽です。

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1st Collection のデザインポイント

『キャンディーストーン』

カラフルで見ているだけで気持ちが明るくなる、

『大人可愛い』

アセチ生地を使用しました。
掛けている時にチラリと見えるテンプルが、お顔を明るい印象にします。

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どのフレームも、色味が可愛いです。
カラフルですが、品の良いカラーリングになっています。
では、実際のフレームを写真と共に載せていきます。

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ツートンカラーのフロント
知的でクールな印象を出すことが出来ます。

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フレームの上部にブルーの塗装が乗っています。
七宝風の塗装になっていますので、ぷっくりして可愛いです。
レプリプリズマの中でも、カッコいい寄りのフレームです。
可愛いの中にも、かっこ良さがあるフレームになっています。

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小さめのラウンドシェイプ(丸型)のサイドにプラスチックパーツを合わせ
ラウンド型ですが、カジュアル感を出しています。
可愛いアクセサリーを付けている風合いを出せます。

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ラウンド型は敷居が高い、難しい、など言われがちですが
このラウンドは気負わず、さりげない感じで使えますよ!

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もはや定番になってきているボストンシェイプ。
ボストン型でも、女性らしく細目に作っているので
どんな服装などにも合わせる事が出来ますよ。

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コーナー展開するとこんな感じです。
トレンドは追いつつ、普通に使えるブランドです。
ありそうで、意外と無かったラインでしたので、新鮮な感じです。

造りはしっかりしているけど、そこそこ手に取りやすい値段になっています。
遠近両用レンズでもいけるサイズなので、
幅広い世代の方におススメ出来ます。

といった所で、【repri】編は締めくくりたいと思います。
AZ新ブランドを是非見にいらしてくださいませ。

メガネ徹底解剖 帰ってきた?【Masaki Matsushima】!

今回は、ギラっとした印象と立体感でファンの多いブランド

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<マサキマツシマ>

久々に入荷してきました!

「これぞ、マサキマツシマ」

という風合いのマサキマツシマです。
シャープで、ギラっとしたシルバーカラーや立体感。
早速、写真と共にご紹介しようと思います。

では早速、ブランド紹介からしていこうかと思います。

マサキ・マツシマは、1992年(平成4年)

デザイナーの『松島正樹氏』によって設立されたブランド

メガネの印象が強いですが、
婦人・紳士服、革製の小物や香水なども展開していました。
メガネを展開するマサキ・マツシマのブランド名が

Masaki Matsushima Eyes
(マサキ・マツシマ・アイズ)

マサキ・マツシマのコンセプトは、

「二次元的にしか見られないファッションを内面的にもスタイリッシュに表現する」

「オリジナリティを追求したアーティスティックなデザイン」

「クールさを漂わせるソリッドデザイン」

「さらには機能性に主眼を置いた未来的なデザイン」

独特の風合いで、ギラッとした印象を出せますので
映画やドラマなどで、アウトローなキャラクターが掛けていることが多いです。
ギラッとしつつも、カッコいい、普段用といった感じでも使えます。

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写真の様な立体感と、知的な感じを出せます。
AZには久々に入荷してきたマサキマツシマの新作を【徹底解剖】していきます!

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シャープさと立体感が、これこそマサキマツシマ!な一本。
シルバーカラーがクールさを前面に押し出してくれます。

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流線形がキレイなフロント。
テンプルは、バネ性を持たせた機構』になっています。

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まるで日本刀の様なシャープさです。

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切っ先の鋭さとシャープさが良いです!

他のカラーもキレイです。

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お得意の「ガンメタル」
さりげなくガンメタルの中に、「ブルー」が入っています。

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差し色の様にカラーが入るのが良いです。
このさりげなさが、ガンメタルの色味を引き立ててくれます!

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アンダーリム(逆ナイロール)
マサキマツシマにかかればこういった感じになります。

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このフレームはフロントからサイドがカッコいいです!

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デザインのソリッド感がたまりません!
テンプルの赤いラインがいい味を出しています。

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ベーシックなガンメタルカラーもあります。
逆ナイロールフレームはあまり出ないので、気になる方はお早めに!

マサキマツシマ 1210

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今回紹介するマサキマツシマの中でも、ゴツイフレームです。

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ごつさが凄いです。
よく見ると、甲冑?

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バイクのエンジン

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などをイメージさせます。
ゴツさの中にあるデザインが男心をくすぐります。

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これだけガッチリしていますが、
ヒンジ部分に細工をしてありますので、柔らかく軽いホールド感になっています。

マサキマツシマファンの方に自信を持ってオススメ出来る新作達です。
メガネ仕様でもいいですが、色を薄く入れて

『薄サングラス』

で使ったり、透明のレンズにミラーだけをいれて

『ミラー仕様』

にしてみたりもカッコいいですよ!

男らしい、ギラッとした攻撃的なメガネを探している方は
マサキマツシマを掛けにいらしてくださいませ。

といった感じで【マサキマツシマ】編は締めくくりたいと思います。

【プラスチックフレーム生地について】part,1

メガネに使用されるプラスチック素材は、大まかに2種類あります。
前回のブログで取り上げた

アセテート

セルロイド

市場に出回っているプラスチック素材のほとんどはこの素材です!

しかし、この二大巨頭だけではなく
現在では、様々なプラスチックのメガネが出てきています。

値段も、特性も様々ある現在のプラスチック素材
AZにあるものを中心に紹介していきたいと思います。

まずは定番のアセテート生地。
ですが、普通のアセテート生地を紹介しても面白くないので
少し変わったアセテート生地を紹介します。

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ボタニカルな花柄

なのですが、ただの花柄と思うなかれ!ですよ
この花柄には

秘密

があるんです。少し近づいてみましょう。

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その秘密とは!

花柄の部分に注目してください。
花柄の部分、質感がある素材に似ていませんか?
とても身近な素材ですが、メガネとはあまり関係のなさそうな素材です。

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テンプルにもそれは使用されています。
何かお判りでしょうか?答えは

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コットン生地(布)でした。

このアセテート生地、コットン生地を挟み込んでいる特殊な技法で作られています。
布を特殊な技法でアセテートに挟み込む、質感と柄がキレイに出ています。
アセテートはこういった変わった物もできちゃいます。

布が挟み込めるなら何でもいけそうな気がします。
今後に期待しちゃいますね!

お次は

セルロイド

前回のマツケリ編でも少し触れましたが、商業用では初のプラスチック素材です。
何といっても、堅い!ということが特徴のプラスチック素材。
堅く、加工は難しいのですが、堅いが故に型崩れも少ないです。
丁寧に磨きをしてあげることで生まれる

艶 ツヤ

はセルロイドならではです。
しっとり濡れているかの様な独特の艶は、漆のような光沢があります。

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セルロイドならではのツヤ感がたまりません。

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堅い素材なので、細くしても形を保っていられます。
この細さ、型崩れしないのはセルロイドならではです。

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細かい部分なのですが、歩は造りが本当に丁寧です。
フロントとテンプルを繋ぐ

合口

この部分が、隙間なくピッタリ出来ているのは素晴らしいです。
ヤスリ掛けも、磨きもアセテートの何倍もの労力が必要なのですが
手間を惜しまず、丁寧に仕上げると応えてくれるのがセルロイドですよ。

さて、ここからが新勢力の登場です!

トロガミド

トロガミドは、ドイツのエボニック インダストリーズが世界的に供給を行っている
透明ナイロン樹脂です。
AZのフレームでは、JAPONISMで使用されています。

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弾力性がありながら熱に強く、変形の少ない素材で
メガネで使用される事は、まだ少ない素材でもあります。
素材の特性を生かした

アセテートでは中々表現できない

ソリッドな質感がポイントです。

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アセテートではあまり表現の出来ない、『エッジ』があります。
この『エッジ』感がいいです。
アセテート生地だと、艶を出す際に

ガラ入れ

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と呼ばれる工程で、最初の磨きをかけるのですが
その際にフレームのカドが取れてしまいます。
トロガミドはこの工程がないので(おそらく・・・)
エッジの効いたフレームを作ることが出来ます。

このトロガミド素材のフレーム、JAPONISMでは定期的にリリースされていますが
他のブランドからはあまり出ていません・・・
色々なブランドから出てくるともっと面白いのに。と思ってしまいます。

なんだか長くなりそうなので、他のプラスチック素材は次回に回したいと思います。

プラスチック生地について 【MAZZUCCHELLI】編

突然ですが、メガネのプラスチックの事ってご存知でしょうか?

今回は

意外と知らない

プラスチックの生地のつくり方などについてご紹介したいと思います。

おもなプラスチックは

「石油系プラスチック」
「植物原料のプラスチック」

の2種類に分けられます。
そして、メガネに使用されるプラスチックは
「植物性のプラスチック」になっています。

現在では石油系のプラスチックが多いですが、

樹脂の元祖は植物から作られました。

約200年前から始まった合成樹脂の製造。
綿を原料とし、これが世界初の樹脂と言われたものとなりました。
それは

【セルロイド】

と言われ、世界初の本格的に商業化された樹脂となりました。

そもそも樹脂を発明するきっかけとなったのが

象牙に代わるビリヤードの玉を作ろうとした

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所から始まります。ビリヤードの玉は、象牙で作られてたのですが、
値段が高い象牙にかわる材料を発明しようとした事がきっかけと言われています。

上記のセルロイドから時代を経て、様々なプラスチックが出てきています。
それが現在、メガネづくりでも主に使われている

【アセテート】

アセテートは

『軽量』

『加工がしやすい』

『燃えにくい』

などの性質を持っています。
更にアセテートは様々な柄や、模様を作ることが出来ます。
メガネのプラスチックの柄や色がどのように作られているのか?
その製造工程をお教えしましょう!

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図の手順でアセテート生地が出来上がっていきます。
途中の工程が動画になっているものを見つけましたので載せておきます。

アセテート生地を作っているのは、業界最大のアセテート生地メーカー

【MAZZUCCHELLI マツケリ】

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アセテート生地といえば『マツケリ』と呼ばれるほど有名なメーカーです。
歴史も古く、マツケリー社が創業したのは、

1849年

日本はまだ江戸時代、坂本竜馬が江戸へ修行に出る幕末のころに創業しています。

160年前から、プラスティック素材をつくってきた
マツケリー社のアセテートシートは、イタリア人職人の手作りの色彩感覚と、
透き通るほどの発色の鮮やかさで知られる世界のトップブランド。
世界的なファッションブランドが発表するセルフレームの眼鏡の半数以上は、
マツケリー社のアセテートシートを使っており、
マツケリのアセテートデザインは

セルフレーム眼鏡の流行を左右する、といわれるほです。

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マツケリー社の製造は4つの工場で行われています。

2つはイタリアにあり、欧米・日本等の顧客からの

特別なオリジナル生地製造

鮮やかで繊細な模様柄を持つ湿式ブロック生地の製造

をおこなっております。
ほかにも押し出し、貼り合わせ、乾式ブロックも作っています。

3つ目に中国の深センにあるファーイープラスチックプロダクツは
大量生産の中国市場向けに早期にコストダウンを図る為に製造開始しました。
主に押し出し生地を製造しています。

4つ目の中国上海にあるSDSは湿式ブロック製造工場でイタリア本社と
同じ設備、材料、技術者を使って中国の安い労働力でコストダウンを実施しています。

作り続けて160年。

約160年もの蓄積された色柄は2万色を超えるほど。
特に湿式ブロックの洗練されたデザイン、技術力は他の樹脂の追随を許しません。

そんなアセテート生地には様々な特徴があります。

色や柄の組み合わせは無限大

『ちりばめる』

『寄木のように立体的に組み立てる』

などで作られる製造工程なので
色の組み合わせ、形状の組み合わせにより無限大の表現が可能になっています。

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アセテート生地には様々な特徴があります。

透きとおるような透明度

透明度が非常に高いので、綺麗に色をつけることができます。
ナイロンやポリエステル、ペットボトルの素材などは濁りがあり綺麗な色が出にくい。
それら石油系の樹脂に比べると非常に透明度が高いため、
鮮やかな色を表現することができます。

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さまざまな形に加工しやすい

植物性なので、木のように切削が簡単です。
また、60°の熱で変形をし始めるので曲げたりねじったりも比較的簡単にできます。
この特性を生かして、アクセサリーなどを作っているブランドもあります。

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柔らかく靭やか

樹脂の中でも比較的に柔らかく靭やかなため、曲げても割れにくいです。
ご自身の顔に合わせたフィッティングが容易に行うことができます。

若干の吸湿性がある

植物性の自然素材から作られているので、水分を微量に吸う性質があります。
梅雨の時期、乾燥した冬の時期に合わせて職人も微妙に加工方法を変えます。

熱に弱く、変形しやすい

自然由来の素材なので熱に弱く、耐久性も他のプラスチックに比べ劣り
自然変形もしてしまいます。
そのデメリットを活かしてメガネはカーブを付けられています。
レンズは矯正するだけでなく変形を抑える役目もしています。
テンプルには強度をもたすため金属製の芯が埋め込まれています。

マツケリ生地を、オリジナルで作っているブランドもあります。
AZでも人気のブランド

JAPONISM

JAPONISMで使用されているスパイダー生地と呼ばれる生地。
このスパイダー生地はJAPONISM専売の生地になっています。
蜘蛛の巣のような、ステンドグラスの様な
不思議な風合いと色合いになっています。

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スパイダー生地の中でも人気のある

ブラックスパイダー

およそ3種類の生地を3回重ねて作り上げるこのスパイダー生地
その3回重ねられる生地も、複数の生地を何度か重ねて作られているため、
完成までには数か月という時間がかかります。

どうだったでしょうか?
普段何気なく掛けている、選んでいるプラスチックにこんな特徴があったのです。
プラスチックだけでもこれだけ特徴があります。
次回は、今回取り上げた『アセテート』『セルロイド』
以外のプラスチックなどをご紹介できたらと思います。

メガネ徹底解剖!【Pturi】編

新ブランドの紹介が続いてきましたが、
通常の【徹底解剖】を久々にやっていきたいと思います。

今回は、AZでは割と新ブランドな女性向けカジュアルブランド

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【プトゥリ】

今回もいつも通り、ブランドの紹介から始めていきたいと思います。

プトゥリは、植物や生物などをデザインモチーフとした
POPで遊び心あふれるブランドです。
コンセプトは

『女性らしさ』

『かわいらしさ』

の象徴として

自然界に存在する植物や生物などをデザインモチーフ

1

としています。
女性を輝かせるためのデザインが施されており
目もとのシワや黒ずみ を目立ちにくくフレームデザインや

まつ毛が当たりにくい鼻パッド

目元のキラリと光るアクセント

など「年齢を問わず美しく有りたい」という女性の願いを叶える
技術とトレンドが両立した安心の

【メイドインジャパン】

シンプルながら、目立たせる部分はしっかり目立たせる
落ち着きはありますが、特徴的なカラーリングが得意なブランドです。
では早速プトゥリのメガネの【徹底解剖】を始めていきたいと思います。

EP-126

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シンプルイズベスト!なデザインのアセテートフレームです。
デザインはシンプルでも、アセテートの生地にこだわっています。
アセテートで有名なイタリアの

マツケリー社製の生地

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を使用しています。
マツケリについては、また特集を組めたらと思います。
このマツケリ社の生地は、見る角度によって色が変わりさまざまな表情を見せます。

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光を当てると綺麗に発色してくれます。

ビー玉顕微鏡

何だかビー玉みたいな色ですね。
この絶妙な色が、顔に載せた時に良い色の出方をしてくれます。
クセのない、シンプルなデザインのプラスチックフレームです。
どんな場面でも使える、

万能なデザインです!

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カラーがもっとシンプルなものもあります。

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でも、よくよく近づいてみると少し変わった生地の柄なのがいいです。
よくよく見ると『格子柄』になっています。

ブランドの説明の部分でも書いてありますが、
鼻パッドにもキチンと気を付けて作られています。

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まつ毛の当たりにくい、
『高めのパッド』が付いています。
丸く、優しく鼻に当たってくれます。

少々なら鼻の調整もできちゃうパッドでもあります。
プラスチックフレームは、鼻パッドの調整が出来ないから候補にならない。
そんな方にもおススメできるのがプトゥリのフレームです。

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釣り目なデザインのメガネもあります。

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少し敷居の高い様に思われる

『フォックス型』

ですが、意外とかけてしまうと・・・

いや、やっぱり個性はありますね・・・

個性を出せるフォックスですが、デザイン的にはシンプルなフォックスなので
カッコよく掛けていただけますよ。

プトゥリには、プラスチックフレームだけでなく
メタルフレームもラインナップしています。

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テンプルが、レンズの少し下の部分からせり出ていますので
お顔のリフトアップ効果も抜群です。

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シンプルなフロントになっていますので、
服装や髪形にも左右されにくいデザインになっています。

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テンプルもやりすぎない程度に抑えています。

少しシンプルすぎるなぁ・・・という方にはもう少し

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こんな感じのメガネもあります。
色の使い方や、デザインはブランドのなかでも可愛らしさ満点です。

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とはいえフロントはシンプルなので
少しだけ冒険したい時におススメしたいメガネです。

意外と問い合わせはあるのに、探すと少ない

逆ナイロールフレーム=アンダーリム

のフレームもあります。

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最近では少し珍しい、細めのレンズデザインになっています。
逆ナイロールフレームの独特の味はありつつ、
細目でシャープなデザインなので、目立ちすぎることもなく使えます。

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フロントからテンプルにかけてのデザインも一体感があっていいです。

さりげなさが可愛いプトゥリのメガネ。

お値段的にも手の出しやすい金額になっています。

二本目のメガネや、初めてのメガネでもいけるブランドになっています!

「メガネは一本だけあればいいや」

「レンズ入れると高くなっちゃうし」

そんな方にもおススメしたいブランドになっています。
お値段は据え置きなのですが、品質は間違いないです。

メインの一本でも、二本目のイメージを変えたいメガネでも
色々な使い方をご自身で探して頂きたいブランドです!
といった所で、プトゥリ編を締めくくりたいと思います。

メガネアクセサリー『DIFFUSER』

今回は、メガネではなくメガネ小物をご紹介しようと思います。
メガネアクセサリーのほとんどを

『革』

で作っているブランド

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ディフューザーの紹介です。
今回も、ディフューザーのブランドについてから始めていこうと思います。

ファッションアイテムとして近年、成長著しいアイウエア。
『DIFFUSER』は2012年の秋に立ち上げた新機軸のアイウエアアクセサリーブランド
今までのマーケットには存在しなかった

メンズファッションを切り口とするブランド

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『DIFFUSER』は現代人のライフスタイルに合った

機能性

ファッションアイテムとして男性を魅了するデザイン

良質な素材から感じる高級感

を融合させ、商品を通して新しい価値を提案し続けています。

革で作られたアクセサリーが多いので、エイジングも楽しめます。
男性だけでなく、女性も使っていただける
クールなアクセサリーです。
では早速、ディフューザーを紹介していこうと思います。

メガネのアクセサリーとして、まず代表的なものがメガネケース

ディフューザー流ケースはこうなります

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革製のケース。

SHRINK LEATHER SOFT EYEWEAR CASE ¥8,400(税抜き)

イタリア製のレザーを使用した、財布のようなデザインケースです。
少し柔らかい革が、とても気持ちいの良い触り心地なのです!

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大きさも、メガネフレームだったらほとんど収まるサイズ感です。
このケース、内側に少し工夫がありまして・・・

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芯材の入った仕切りがあります。

この芯材が、正面の圧力からメガネを守る構造になっています。
ハードケースではないケースの、ウィークポイントもしっかり対処しています。

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プレゼントにも、自分で使用するにもおススメなレザーケースです。
さりげなくカバンから取り出すとカッコいいですよ!

そんなレザーケースをしまう事の出来るアイテムがあります。
バッグインバッグでも使用できる

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VERSATILE CANVAS POUCH ¥6,300(税抜き)

撥水性のある、

国産の帆布生地を使ったポーチです。

バッグインバッグに使っても、クラッチバッグの様に使っても良しです!

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先ほどのレザーケースもすっぽり入るサイズ感になっています。
中に6つのポケットがありますので、小物もバラつかずに収納できます。

さて、お次はメガネのお手入れに必要不可欠!
でも意外と持っていない、

精密ドライバー

SCREW DRIVER WITH LEATHER CASE2 ¥6,000(税抜き)

この精密ドライバーもディフューザー流にアレンジすると

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こうなります。

専用の革ケースがいい味を出してくれます。

肝心のドライバーはこういった感じです。

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ちらっ

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ちらちらっ!

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ドン!
ディフューザーの精密ドライバーは

アルミ製

適度な重さと太さがあります。

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+と-を交換できる構造になっています

ほぼ全てのネジを締めることが出来ます。
持ち運びも出来ますので、常に携帯しておくのもいいかもしれません。

 ディフューザーのメイン?といっても過言ではない
グラスコード

TWO TONE SILKY GLASS CODE ¥7,000(税抜き)
IMG_9576シルクで出来たグラスコード。
肌触りの非常に良いグラスコードです。

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ファッションアイテムという側面も持ち合わせているので
メガネと組み合わせた時のかっこ良さは言うまでもありません。
最近ではファッション雑誌にグラスコードも掲載されています。

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ツーウェイの使い方の出来るグラスコードもあります。

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グラスコードとしての使い方
そして、もうひとつの使い方は

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このゴム管を外して

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端っこをくっつけてあげると

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革のブレスレットになります。
使わない時にはブレスレットにしちゃうという方法もカッコいいですね。

様々なメガネアクセサリーをリリースしているディフューザー。
メガネライフに少しアクセントを入れてみませんか?
といった所で、今回は締めくくりたいと思います。

【新ブランド】徹底解剖!『TIFFANY』編

今回も新ブランドを【徹底解剖】していきたいと思います。
今回紹介するブランドは、

1837年9月18日にアメリカで創業された宝飾品ブランド

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日本では

オープンハートのペンダント

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が人気ですが
実は、メガネもリリースしています。
世界的に有名なカラー

“ティファニーブルー”

を使用したメガネも多数あります。

このティファニーブルーと呼ばれるカラー。
このカラーにはブランドの様々な思いがつまっています。
この独特なカラーの由来は、小鳥

「こまどり」

の卵からきています。

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ヴィクトリア朝のイギリスでは、土地や資産を記録する重要な台帳の表紙に
こまどりの卵の青がよく使われていたといいます。
古くから

青は、真実や高潔さのシンボルでもありました。

そんなブランドのシンボルカラーをメガネにするとどうなるのか。
今回はその辺りを【徹底解剖】していきたいと思います。

ティファニーのメガネは『大人可愛い』イメージのメガネが多いです。

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落ち着いたフロントですが、チラッと見えませんか?
ティファニーブルー!

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実はフロントは2層になっていて、表はブラウン
裏にティファニーブルーが張り合わせてある生地を使っています。
裏に張り合わせる事で

さりげないけど何となく見える

という状態になります。
この絶妙な色使いが、品の良いイメージになってくれます。

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テンプルにはさりげなく

【TIFFANY&CO.】

目立ちすぎない刻印が良いですね。

メタルフレームはもう少し落ち着いた印象を出せます。

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落ち着いたフロント

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蝶番には煌びやかな装飾を施しています。
過度ではなく、あくまでさりげなく派手になりすぎない程度に抑えています
この具合がとてもいいです。

ティファニーはイタリア製が多いのですが、このモデルは

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made in Japan

細かい部分の造りはやっぱりいいです。
触ったときに

「これは日本製かな?」

と思う程、日本製は作りこまれています。
誇るべき日本の職人技!といった感じです。

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こちらも落ち着いたチタンフレーム

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テンプルはバネ性もかねているデザインテンプル
色も、落ち着いたカラーなので使う場所を選びません。

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外箱のティファニーブルーの中に

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ケースが入っています。
ケースも鮮やかなティファニーブルーです。

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ケースの中にはギャランティカードや、巾着袋が入っています。
それら全てがティファニーブルー!

これでもか!というほど。
ティファニーが大切にしているカラーという事が分かります!

さりげないけど、大人なティファニーのメガネ。
普段掛けのメガネを少し可愛く使ってみませんか?

そんな感じでティファニー解剖を締めくくりたいと思います!

遂に到着!JAPONISM High Stage 1005

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ではお知らせしましたが、ようやく・・・

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JAPONISM High Stage 1005

が到着しました!

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予定デリバリーでは6月後半とのことでしたが、やはりそこはハイステージでした。
一筋縄ではいきませんでした。
2ヶ月を経て

ついに入荷してまいりました!

全4色展開ですが、今回入ってきたのは

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Col,01 Silver

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Col,02 Gray

の2色が入荷しています!

という訳で今回は、1005を隅から隅まで徹底的に解剖します。
早速行ってみます!

メガネはデザインが仕上がったメガネを量産する前に、必ずサンプルを作ります。
そのサンプルを作る人を

“モデラー”

といいます。モデラーとは、デザイナーの描いたスケッチをもとに立体モデルを作り、

それをどの様な行程で制作していくのか
現場を指揮していく重要なポジションです

数々のサンプルを作り続けてきた腕利きの職人も

「これは無理でしょ・・・」

と言ったらしいです。
その工程の難しさや、デザインを形にすることの難しさを対談で語っています。
中々面白いので

コチラ

に載せておきます。
1005の製作が、いかに難しいというのがわかるインタビューになっています。
要約しきれないので是非、ご覧くださいませ。

では実際に、1005の写真とともに【徹底解剖】していきたいと思います。

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1005の特徴といえば、

【立体感】

ハイステージシリーズは、通常のシリーズよりも立体感やボリューム感があります。
その中でも、ハイステージの1003はかなりの立体感でした。
今回の1005は、

“1003の立体感を超える!”

立体感を実現しています。
接写した写真と共に、1005を見てくださいませ。
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まずはブリッジ部分!

ブリッジ部分は、ジャポニスムらしく
立体成形で飛び出たデザインです!
前に飛び出したブリッジデザインこそ
“JAPONISM”らしさと感じられる方も多いと思います。

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フロントからテンプル周りです。
近くで見ると凄いボリュームと凹凸です。

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流れるような曲線、キレイに仕上がっています。

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横から見ても分かる立体感、これぞハイステージです。
フロントのプレスが凄いので、

蝶番の位置が、他のメガネと比べて後ろについています。

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1005はがっちり、ゴツイデザインですが
バネ性を持たせている構造になっていて、かけ心地もいいです。

硬すぎず、柔らかすぎないヒンジになっています。

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上からみると、フロントの形状がよりわかります。

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下から見ても分かるハイステージ

立体感的なシルエットでボリュームがありますが、

不思議ですが、掛けてみると重さを感じません。

チタン製のフレームということももちろんありますが、かけた時のバランスが
分散しますので、実際のかけ心地はとても軽いです。

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畳んだ時のボリュームもかなりあります。
ですので、ケースも既存のケースには入りません。
ですので、この1005は

“1005専用ケースが存在します”

ハイステージには専用ケースがありますが、今までのハイステージ用のケースには
この1005は入りきりません。
ですので、このモデル専用のケースを作っています。

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【筒形ケース】

ジャポニスムファンの方はお分かりかもしれませんが、この筒形ケースは
ハイステージ1003で使われたケース
形は同じなのですが、ケースの大きさはかなり大きめになっています。

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立てるとこんな感じ。

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『JAPONISM』
の金箔押しが高級感を出してくれます。

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かなりボリュームのある1005でもしっかり入ります。
専用ケースなのでピッタリ入ります!

色々書きたいことはありますが、百聞は一見に如かずです。
実際の1005を見に来てくださいませ。
写真以上に圧倒されるはずです!

¥84,000-(税抜き)
と、値段はかなり・・・しますが、
絶対にそれ以上のかっこ良さを感じていただけます!

ハイステージらしく、気が付けば全て売れていた・・・
というのも早そうです。
気になる方!今ならまだありますよ!!

では、今回はこのあたりで。