lafont(ラフォン)『VERONIQUE』2017NEWコレクション♪

VERON6051

こんにちは
フランスの『lafont(ラフォン)』から
2017SSコレクションが入荷しました

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☆ ラフォン VERONIQUE ¥35,000(税別)

NEWコレクションとして入荷したのは冒頭のモデルさんもかけている
『VERONIQUE』ベロニカ
エレガントで柔らかなアーチをえがいたソフトフォックスに
フロント上下はツートンのカラーリング
フロントの下リムには繊細な模様が施された美しいモデルです

lafon

この凸凹模様はフロント下リムとテンプル(つる)まで施されていています
ラフォンの得意なエッチングによって模様だしをして
さらにレーザーで仕上げをしておりとても手が込んでいます

ウェリントンよりのフォックスというクラシックを思わせる形ですが
この繊細な模様があることによってフレンチテイスト溢れる
エレガントなモデルに仕上がっています

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☆ ラフォン VERONIQUE 1050

濃いブラウンに春らしいピンクでメリハリが効いています
桜カラーの甘さとシックな濃いカラーのバランスが絶妙です

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☆ ラフォン VERONIQUE 371

ブルーにブラウンのテッパンのコンビネーションカラー
凛としたなかにも落ち着いたエレガントさが漂います

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☆ ラフォン VERONIQUE 5074

ベージュとパステルブルーのふんわりカラー
とっても優しい雰囲気が素敵ですね

今回の新作のテーマは『グラフィズム&ジオメトリー』
グラフィズムとは平面上での表現技法を意味し、手で模様を描くことと
線の多様を特徴としていて
ジオメトリーは幾何学模様の四角や丸等の図形が特徴になっています
これに加え1960年代から1980年代に流行したものを意識してデザインされました

いつもいつも素敵で繊細なデザインでたのしませてくれるラフォン
NEWコレクションも見逃せません

メガネ徹底解剖!【J.F.REY】編 part,1

《メガネ徹底解剖》

今回は業界を牽引するフランスブランド

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今回も【解剖】の前にブランドについて少し触れておきます。

≪J.F.REY≫ジェイエフレイ

J.F.REYは

ジャンフランソワレイ氏が創業したメガネブランドです。

ご自身の名前をブランド名にしております。

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J.F.REYは世界20数ヵ国に販売し、そのファンを魅了し続けています。
様々な手法でメガネを造るコレクションが多いのも特徴です。

≪アセテート生地の独特なカッティング≫

≪メタルとのコンビネーション≫

≪木やセラミックなど様々な素材を使い、芸術的で遊び心溢れるコレクション≫

など
年間を通して発表されるモデル数は、

100モデル以上

もあり発想は尽きないです。そのお陰で仕入れも大変なんです(笑)

2004年10月、フランス・パリで開催された37回国際眼鏡展示会
SILMO展にてアイウェア界のアカデミー賞とも言える、

SILMO d’Or(シルモドール)のグランプリを
J.F.REYが念願の初受賞

フランス国内ならず世界でも多くのファンに愛されるJ.F.REY
そんなブランドです。

さて!【解剖】です

【多様なデザイン】

チームとして色々なデザインをしていくJ.F.REY
色々なパターンを造るのでJ.F.REYという一つのブランドの中から、

<ビジネスで使えるキリっとしたメガネ>

<個性しか感じないぶっ飛んだメガネ>

<少しラフに、緩いイメージで掛けられるメガネ>

色々なデザインがあるのですが、そのどれにも

J.F.REYらしさがあるのです。

多様なデザインのいくつかを↓に載せておきます。

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J.F.REYらしさが存分にデザインされているモデル
ステンレス系の軽量でバネ性のある素材なので凄く軽いです。

二枚の素材を組み合わせ、重ね着風にしてあり
重ねた部分の色をアシンメトリーにする

という中々デザインに凝ったモデルです。色使いもフランス流
日本のブランドでは中々やらない、攻めた色使いとデザインです。

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テンプルもフロントから続いた色になっています。

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JF1272
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定番のウェリントンもJ.F.REY流に!
少し吊り上ったシェイプになっています。
アセテート生地の色が三層になっていて、表から

石風の生地カモフラ(迷彩)柄グリーンクリアの生地

と中々面白い生地の組み合わせになっています。

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ビジネスでもいけるキリっとしたモデル
しかしそこは普通になりすぎないJ.F.REY
正面から見たら普通のスクウェアのナイロールフレームですが・・・

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斜め上から見ると!

層になっています

チラッと個性を見せる所にエロチシズムを感じます。

さて、お次の【解剖】です

【日本限定フレーム】

日本限定フレームは仕様も日本仕様に変えてあります。

<クリングスと呼ばれる鼻部分のパーツの形状が違う>

<日本人の骨格に合わせたデザイン>

<カラーリングも日本人に合わせやすいカラーリング>

などなど

通常のラインと比べてもレンズシェイプが少し横長でシャープなデザイン
ブリッジの立体感もあり、平面顔気味な日本人が

ホリの深い顔になれる工夫

が凝らしてあります。
日本限定のいくつかをピックアップします。

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日本人に似合う横長シェイプ

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フロントからテンプルまでの立体感がたまりません。

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日本人の顔により細かく調整する事の出来る

【スネーク型】

と呼ばれるクリングスを使っています。
(このクリングスを使って鼻の調整をしてきます)

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このモデルは製造も日本なのです!

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JF 2607のバージョン違いもあります。
フロントをプレスした様な、より立体感を出せるモデル

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フロントとテンプルの一体感がいいです。
少し大きいサイズなのでサングラスで使ってもカッコいいかもですよ

【J.F.REY 2181】

【徹底解剖】シリーズでも語らせていただいていますが
ブランドにはそのブランドを象徴するフレームが存在します。
ブランドのコンセプトや技術が詰まっている

J.F.REYの場合がこの

【J.F.REY 2181】

なのです!

限定モデルや限定カラー、様々なカラーが出ましたが
惜しまれつつ廃盤になってしまいました・・・
実は廃盤になった後、あまりの人気で一度だけ再作を行った伝説も。
それほどまでに人気を誇った一本がAZには一本だけ

一本だけ!!

残っていますよ。
そんな2181を【解剖】しますよ。

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ザ・スクウェアなシェイプなのですが、横長でスッキリ使えます。
最近のJ.F.REY ではあまり無い、ネジを使ったポイント留めのフレームです。

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正面から見ると分かりづらいのですが、結構カーブが強いフレームなのです。
≪カーブレンズを使って作る≫
フレームカーブとのバランスが非常にキレイに仕上がります。
カーブの強いフレームはサングラスでなくても、カーブレンズを使った場合の方が
見え方、出来栄えがキレイに仕上がる事が多いのです。

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サイドの鎧っぽい感じが男心をくすぐります。

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バネ蝶番と呼ばれる、バネを仕込んだ蝶番を使用しているので
コメカミにかかるテンションを逃がしてくれます。

J.F.REYファンは誰しもが知ってる(たぶん・・)
まさにキングオブJ.F.REYです。
ラスト一本なので気になる方!早いも勝ちですよ!

そんなこんなでPart,1はこのあたりで締めようと思います。
Part,2は超有名ゲームとコラボレーションをした限定モデルを紹介したいと思います!

爽やかなクリアウェリントン!『歩 AYUMI C-306』

こんにちは
2月ももう明日で終わり!早いですね
まだまだ寒さが続いておりますが
日中の気温や風の冷たさの中にも
なんとなく春めいてきたように感じるこの頃です

さて!本日はとてもキレイなクリアメガネをご紹介

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☆ 歩 AYUMI  C-306 6050 ¥31,000(税別)

このとっても爽やかなメガネは『歩 AYUMI C-306』
メガネ徹底解剖でも紹介されました
メガネの産地福井県のなかでもセルロイドを知り尽くした
『マコト眼鏡』で作られたセルロイドフレームです

この『歩 AYUMI』のモデルには
R(レギュラー)シリーズ
L(ライト)シリーズ
C(コレクション)シリーズ
S(サングラス)シリーズ

この4つのシリーズがありまして
この『C-308』はその中のコレクションシリーズの1モデル
コレクションシリーズは時代の流れを『歩』らしく反映させ
徹底的にデザイナーと職人のこだわりを突き詰めたフォルムで
個性溢れる独創的なデザインが特徴のシリーズ

C-306はトレンドのクラシックをふまえた
歩流のウェリントンという感じがします

見た目にはボリュームを感じさせますが
生地は薄く実はかなり軽く仕上がっております

そして最大の特徴はここ!

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テンプル(つる)に施されたこのギザギザの細やかな段差加工

しかもしかも・・よ~く見てください

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わかりますか?
ギザギザの上と下で何かが違っているのが・・
上はツヤをおさえたマット、そして下はピカピカのツヤありと
あえて仕様をかえて光と影を演出しているんです

(わかりにくいですが撮影技術が・・必死に撮ったんですこれでも・・)

写真の腕はともかくこのようにとっても凝った加工がされた
コレクションシリーズにふさわしいモデルなのです

クリアというカラーも素敵で
クリアでも色がついたものはよくありますが
なかなかここまでのクリアって珍しいものです

かけてみるとすごく目立つというわけでもなく
でもクリアのツヤと透明感で存在感をだしてくれます

透明のレンズはもちろん
あえて薄くカラーの付いたレンズで楽しむのも
おススメです

爽やかなクリアの『歩 AYUMI C-306』
涼し気でも温かみがあって素敵ですよ

メガネ徹底解剖!【KAMURO】編 Part.3

KAMUROはサングラスも可愛いのです!

そして、今回はレア物も紹介していきますよ~

では早速

【サングラス】

【解剖】していきたいと思います。

KAMUROのサングラスは可愛く日常で使えるサングラスが多いです。
あまりサングラス感が強く出すぎず、自然に使えるようなモデルが多いです。

トーション

フランス語で「ねじれ」を意味するサングラス

モチーフは編み込みヘアです。

フロントはKAMUROらしいスッキリしたフロント。
大きすぎず、小さすぎずの素晴らしいサイズ感です。
そして肝心の「ねじれ」はテンプルにあるのです。
アセテートで「ねじれ」を表現しています。

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グレイグラデーションや

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KAMUROでは珍しいスカイブルーなカラー

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見事に「ねじれ」を表現しています。

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実際にアセテートを編み込む事は出来ませんので

金型を作って複雑な編み込みを表現しています。

「ねじれ」はメガネの天敵。そのねじれをデザインにしてしまう
KAMUROイズム着眼点が凄まじいです。

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裏の生地の色を変えてあるので

≪奥行くのある表情に≫

その上手いカラー合わせがKAMUROらしさです!

ルチュ

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すこし上がったフロントシェイプの耳際の頂点から
テンプルへとつながるラインがとても美しいです。
サイドから見た時のテンプルのカラーとフロントの生地がとてもキレイです
フロント生地も馴染みやすく、キレイな発色をする生地。

日本人に似合うお手本のようなサングラスです。

【レア物 デルタシリーズ】

KAMUROの初期作で今はメーカーにも在庫のない

『クールザフ』

デルタシリーズと呼ばれる、POPな頃のKAMUROフレームです。

少し大きめのスクウェア型
今主流のクラシックとはまた違ったクラシカルさを感じます。

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フロントは男性でも女性でも掛けれられるサイズ

“可愛い”けどちょっと無骨な感じ

この無骨さの中に様々な技術が詰め込まれているのです。
そのうちのいくつかを紹介します。

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一見すると、ちょっと変わった装飾だけなのですが、

この□が並んだ“カシメ”が
とんでもない技術で出来ているのです。

このモデルはテンプルとテンプルの芯を“カシメ”ているのです。
多くの場合、丸いパーツでカシメるのですが
このモデルは

四角のパーツでカシメます

重要ポイント

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少し変わった先端の、テンプル芯と

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この四角頭のパーツ、をテンプル芯とカシメます。

そしてこのパーツが何と10K(10金)なのです。

金ですよ!金。高級感あふれる良い色なんです。

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 四角のパーツは少しのズレで

≪傾き≫

 

が出てしまいます。
それが出ないように慎重にカシメていきます。
何気ない、ちょっとしたデザインも全力で。
モノづくりに全力で取り組む姿勢は、初期も今も変わらないと感じます。

 【歩】

KAMUROの解剖なのに歩?
歩はマコト眼鏡が造るオリジナルブランド。何とKAMUROと歩がコラボして

≪KAMURO×

をリリースしていたのです!
ステラと呼ばれるモデルのフロントをセルロイドバージョンにしたフレームです。

ステラC

IMG_8150歩の極薄セルロイドシリーズ

《Lシリーズ》

の薄いフロントで造られています。
レンズシェイプはステラよりも小ぶりですが、セルロイドの持つ
力強さが掛けた時にインパクトを出してくれます。
歩とのコラボの影響か、少しだけクラシックなレンズシェイプになっています
クラシカルに寄せつつ可愛いというお互いの良さが出ている

まさにコラボな一本です。

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↑がステラ
ステラは使いやすい少し横長のレンズシェイプになっています。

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マコト眼鏡のセルロイドとKAMUROのラインストーンが合体!
歩フロントに、KAMUROテンプル
双方のファンも納得の出来です。

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もちろんパッドは一体成型
鼻にピタッと乗ってくれますので負担が少ないです。

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先セルの内側に歩の刻印が!

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どうだ!と言わんばかりの主張をしてくれます!
(そういう画像を作った私のせいですが・・・)

 そんなこんなでPart.3まで続けてきたKAMUROの解剖。
フレームそれぞれにドラマがあるKAMURO。
少しでもKAMUROの世界観が分かって頂けたら幸いです。
ではまた次回の徹底解剖でお会いしましょう!

『ic!berlin』NEWモデルとNEWカラー

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☆ ic!berlin 『 sandy g』   ¥46,000(税別)

こんにちは
わずか0.5㎜のステンレスを使い、その軽さや丈夫さはもちろん
様々なシーンで対応できるファッション性をも兼ね備えた
『ic!berlin』アイシーベルリンから
女性におススメのNEWモデルが入荷しました

やや大きめサイズで柔らかなフォルムの『sandy g』
あえてオーバーサイズ気味でかけるのにおススメなモデルです
まるみのあるかわいい形なのに
甘さは控えめでスッキリクールな印象にさえ感じます

そして注目はこのカラー

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☆ Sandy g    ボルドー/パール

ん?ブラウン?と思いますよね?

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実はこのカラー、新色『ボルドー』なんです
ボルドーって茶色が強めの赤色
明るくなりすぎずにシックでとっても素敵なんです

クールにきめたいけどきつすぎるのはちょっと・・
女性らしい雰囲気も持ち合わせたい・
そんな悩みを払拭してくれるかっこ良く可愛いデザインとカラー
新色とともに登場しました
新色の他にも定番カラーのガンメタルもございますので
是非かけくらべてみてくださいませ

おおきめサイズですのでサングラスとしてもおススメです

さてまだまだ新色がでていまして

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☆ic!berlin   手前『jurgen h』   奥『paul r』

以前のブログでも紹介した大きめの男性向けモデル
『jurgen h』『paul r』
こちらにも新色が登場しております

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新色のマリンブルー/パールです
ツヤをおさえたシックな渋いブルー
エレクトリックカラーのような鮮やかなカラーとは違って
どこまでもシックな深みのあるカラー

定番のブラックやグラファイトについで
人気カラーになること間違いなしではないでしょうか

新色も増えた『ic!berlin』ますます見逃せません

メガネ徹底解剖!【KAMURO】編 Part.2

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回はKAMURO Part.2ですよ!

では早速いってみましょう!

【ネーミング】

KAMUROのフレームは全て

デザインモチーフ

があります。
そのモチーフがフレームの名前になっています。
そのうちのいくつかをピックアップです。

BARA バラ

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ネーミングそのままバラのイメージです。
バラの持つ刺々しさと、美しさを表現しています。

frill フリル

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【羽根】をモチーフにしているフレーム。
羽根の柔らかさをチタンで表現した、中々思い切ったフレームです。

dress ドレス

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そのままで、ドレスイメージなフレームです。
ドレス生地をモチーフにした動きのあるテンプルに、パールが転がっていく様を表現
なんだか物語性を感じるフレームです。

一見してすぐにモチーフの分かりそうなフレームから
名前を聞いてピンとくるフレームまで様々です。
フレーム品番で管理しているブランドが多いですが
品番だけだとどうも味気ないですよね。
フレームに名前が付いているとメガネに愛着がわいてきますよね。

お次の【解剖】

【パッド】

KAMUROのパッドは、オリジナルパッドを使っているのです!

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KAMUROの【刻印】が入っているオリジナルパッド
ただ刻印が入っているだけじゃないんです!こだわりポイントを紹介しますね。

こだわりポイント①

パッドの色が淡いオレンジ

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ちょっと分かりづらいので比較を↓に

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左がKAMUROのオリジナル、右が一般的なパッド

普通のパッドは無色透明なパッドが一般的です。

無色透明なので目立ちにくいかと言えばそうではなく、
顔に乗せると意外にパッドが目立ってしまいます。
そこで
肌の色に同化してくれる淡いオレンジ
を入れることでパッドが目立ちにくくすることが出来ます。
ちょっとした気遣いが嬉しいです。

こだわりポイント②

ファンデーションが付きにくい造り

女性メガネユーザーの永遠の悩みである

≪パッドにファンデーションが付く≫

≪パッド跡が鼻についてしまう≫

という悩みを最小限に抑えるためのパッドになっています。
何が普通のパッドと違うかというと、

“既存のパッドよりも表面がツルツルして堅い”

という特徴があります。
そうすることで
ファンデーションが付きにくく、劣化もしにくくなります。

各ブランド、オリジナルパッドを採用している所も多いですが
こういったファンデーションが付きにくい
パッドを目立たせないように
と言った工夫をするブランドは少ないです。

ユーザー目線に非常に近いKAMUROだからこそ

出来る提案かもしれません。

次の【解剖】です

【先セル】

先セルとは、耳にかかるプラスチック部分の名前です。
モダン、テンプルエンドなどとも言われます。
KAMUROの先セルは遊び心に飛んでいます。

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葉っぱ

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R 右

IMG_8203L 左
(RとLはセットです)

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なんだこれは!?と思いますが指で
①と②
と表現しています。理由は2012年度に発表のモデルだからという事だそうです。

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視力表でお馴染み穴あいてるアレ
【ランドルト環】

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これ何だか分かります?
蛇なんです。
理由?蛇年のリリースだからです。

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これはもう説明不要ですね。
メガネです。

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耳にかかる部分に耳。しゃれています。

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漢数字で

KAMUROが生まれてから十年なので記念の十

ちょっとした部分にもこだわるKAMUROイズムがここにも表れています。
掛けてしまえば見えない部分、そこにもメガネの楽しさを入れてしまう。
“らしさ”
全開ですね!

KAMUROの先セル、ほぼ毎年変えているのですが
最初はここまで毎年変えるつもりはなかったみたいです。
葉っぱの先セルがデフォルト(おそらく)なのですが、
ある時期に、先セルデザインで遊んでみたらこれが思いのほか好評だったらしく。

「来年はどんな先セル?」

てな問い合わせが多く来たらしいです。そうなったらやらざるを得ないな・・・
という事で、思いもよらない形で先セルデザインを毎年?変える様になったみたい。
しかし。結果的に

KAMUROは先セルが面白い!

となったのも事実。(どちらかというとメガネ屋界隈で・・・)
KAMUROユーザー様も、ご自身の先セルが何か確認してみては?

【スプーマ】

さて、いよいよこのフレームを紹介する時がやってまいりました。
part,1の最後にチラッとお話していた最高傑作といっても過言ではない
と言ったフレームがこのフレームになります。

当時のKAMUROチーフデザイナー小野寺慎吾氏が

「このデザインは全てをやりきれた」

と言った程のフレーム。

まさにキングオブKAMUROなフレームです・・・
クイーンの方がいいのかな?
KAMUROといったらこれ!と言ってもいいほど
KAMUROの技術、デザインの全てが入っています。

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日本人が似合う、やや吊り上ったフレームシェイプ。
そこに≪神髄≫ともいえる七宝とラインストーンを合わせています。
ゴージャスになりすぎない、品の良い具合でお顔を彩ってくれます。

このスプーマも、あるモチーフがあるのですがお分かりになりますか?

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答えはシャンパン!!
ではなく

【泡】

スプーマというネーミングもイタリア語で【泡】という意味らしいです。
シャンパンの泡のようなイメージを七宝とラインストーンで表しています。

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テンプルにも七宝&ラインストーンで可愛く、しかしゴージャスに。
この丁度良いゴージャス感がたまりません。

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パッドは勿論目立ちにくいオリジナルパッドです。

どうでしょう。スプーマの素晴らしさ伝わりました?
リリースから結構時期は経っているのですが、今でも人気が衰えないフレームです。
ブランドの代名詞ともいえる長く愛されるフレームですね。

ではPart.2はこのあたりで。
次回のPart.3でKAMURO編は完結します。次回は
《KAMUROにもやっぱりあった!サングラスの巻》
ぜひPart.3もお楽しみにしててください。

『BOZ』のキレイなフォックスが入荷しました♪

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☆ BOZ DENIM ¥38,000(税別)

こんにちは
フランスの老舗ブランド『BOZ』から
待ってました~なNEWモデルが入荷しました
大きすぎない適度なサイズ感と
フロントサイドがシュッと上がったキレイなフォックスの
『DENIM』

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フォックスとはいってもはやりすぎない上がり加減で
お顔の印象を程よく引き締めてくれます
テンプル(つる)はフロントの真ん中よりもやや下から出ていて
リフトアップ効果も抜群のエレガントなモデルです

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テンプル(つる)には空間のある特徴的なライン
シンプルですっきりした印象ながら
程よい存在感を醸し出します

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☆ DENIM 3010

レッドとシルバーのとっても元気な明るいコンビ

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☆ DENIM 4940

コチラはなかなかインパクトのあるカラー
テンプル(つる)と裏の黄緑が目立つ個性的なコンビ

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☆ DENIM 0055 

シックなブラックとゴールド
BOZでおなじみのとっても上品なカラー

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☆DENIM 9010

濃いブラウンと白のメリハリカラー
フロントは馴染みよくテンプル(つる)は1番存在感があります

全体的にシンプルなデザインななかに
BOZらしく華やかだったりシックだったり
様々なカラーを組み合わせてあります

使いやすさのなかに華やかさもちょっととりいれた
キレイなフォックスです
すっきりお顔に魅せてくれること間違いなしですよ~

メガネ徹底解剖!【KAMURO】編 Part.1

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回のお相手は

銀座の老舗セレクトショップが立ち上げたオリジナルブランド

ショップスタッフが全員デザイナー?!な

KAMURO“カムロ”

KAMURO%20ロゴ

を徹底解剖していきます!
今回も【解剖】の前に“カムロ”について少し触れておきます。

≪KAMURO≫

≪KAMURO≫はショップオーナーである禿 大悟(カムロ タイゴ)

のコンセプトを軸に1996年に東京・銀座にオープンした眼鏡店から始まりました。

「個性のある眼鏡達を”スタンダード”にして行く方法とは・・」

という思いを具現化するため
“楽しい眼鏡”をイメージし、日本人(アジア人)の肌の色に合う色やトーン、そして骨格に合うサイジングの眼鏡を自分逹の手で生み出す事を始めたのです。

デザインはスタッフが全員で行い、デザインのテイストは自由。

ショップスタッフとして眼鏡ユーザーと日々接しているスタッフが描くデザインは
行きすぎることのない、しかし確実に他人とは違う個性を出せます。
眼鏡への意識を変えるユーザーをさらに増やしていきました。

しかし店舗を構える東京を始めとする大都市圏と地方都市ではまだ温度差があり、またそれはエンドユーザーだけではなく、眼鏡店のオーナーやスタッフであっても眼鏡に対する考え方には大きな相違がありました。

KAMUROは店舗で考えぬいて導いた答えを、

自分たちの周りだけではなく日本中にアピールしたい!

となり2005年秋、東京で開かれた眼鏡の国際展示会(IOFT)、その直後にパリで開かれた国際展示会(SILMO)に於いて最初のアイウェアコレクションを発表し、アイウェアブランド「KAMURO」としてスタートしました。

ショップオリジナルが今や日本のみならず世界にも進出しています
そんな、KAMUROの【解剖】です!

【七宝】

七宝と聞くとガラスの七宝が有名ですね。
壺やお皿、アクセサリーに使われる七宝。
メガネにも古くから七宝は使われています。塗装であったり飾りであったり

KAMUROのメガネも七宝を使ったメガネを造っています。
KAMUROが主に使う七宝は樹脂系の七宝で、業界では

疑似七宝

 

と呼ばれています。疑似七宝は、熱を加えることによって硬化する樹脂です。
透明エポキシに塗料を混ぜ合わせて作られるので、色のバリエーションは無限大!
KAMUROはこの疑似七宝の使い方が

“神ってる”

七宝といえばKAMUROと言ってもいい位です
テンプルやフロントに七宝加工を施すのですが、すべて手作業なのです。
その製法は、いくつかの原料を調合して、色の濃さや液の硬さを調節し、
真空状態を作る装置で液体の中の空気を抜きます
空気を抜いたものを注射器に取り、またそこから念入りに空気を抜きます。
七宝に気泡が入らないように。

そうして七宝を注入です!

そうして出来上がるのが下の様な七宝加工です

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どうです?
細かい穴に手作業で、特製注射器を使い七宝を埋めていきます。
聞くだけでも気が遠くなりそうです・・・
色や種類によって乾燥させる温度や時間が変わってくるので
このフロントの七宝加工だけでも相当な労力です。

七宝職人凄いです!

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七宝&ラインストーンの二段構え

単色だけでなく、なんとターコイズ風にしてある七宝なんかもあります。

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良くこんなの造れるな・・・と思います。

ターコイズ風七宝の造り方
青の色を流し込んだ後、固まる前に茶色を流し込んで混ぜ混ぜする
するとあら不思議!ターコイズ風

といった具合に造ったみたいです。
簡単に言っていますが、かなりの苦労や試作を繰り返しているはず。
職人の魂が感じられる、KAMUROを代表する七宝加工だと思っています。

【ラインストーン】

KAMUROの中で、七宝と同じくらい重要な
<ラインストーン>
フロントやテンプルを彩る、小さいけど存在感抜群なパーツ!
沢山散りばめてあげればいい具合に目立ってくれます。

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これでもか!という位、小さいサイズのラインストーンを沢山埋め込んであります。

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小粒で存在感が出てくれる
山椒みたいですね。小粒なのにピリリと辛いんです!
ラインストーンは七宝と同じで、職人が

手作業で接着して埋め込んでいます

その際接着剤として使用するものが、透明の七宝らしいです、
焼き付けの接着になるので、非常にラインストーンが取れにくいのです!

【バリエーション】

KAMUROのメガネは、様々なバリエーションがリリースされています。
オリジナル時代から現在までの流れを追うと中々面白いです。

少しKAMUROのデザインの流れを見て頂きましょう。

KAMURO 033

KAMUROオリジナル時代のモデルを復刻させた、10周年記念フレーム
面白さと新鮮さをお客様に届けたい!というような印象です
おもちゃのような、可愛い道具のようなPOPなデザインですね。

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KAMURO エストレラ

POPなテイストから段々、ラグジュアリー風でお上品でありつつ
可愛いといったフレームになってきます。
KAMUROのフレームはこういったイメージ
と思われる方が多いですね。
AZがKAMUROを取り扱いを始めたのも、このあたりからですね。

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KAMURO セルタ

先程説明した【七宝】を使ったモデルが登場し始めます。
七宝を使う事でカジュアルさと上品さがミックスされたモデルも多く登場!
名作と呼ばれるフレームが数多く出てきました。
今でも根強いファンが多いモデルです。

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とても綺麗なフロントシェイプ

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フロントからテンプルまでの流れるキレイな七宝&ラインストーン

KAMURO サルト

そして最近のKAMUROはPOPに戻ってきました
一見POPで面白いのに、掛けると上品さが出る。
という謎の現象が起きてくる不思議なデザイン。
ニーズの変化をいち早く察知しつつ、流行を追いすぎない
新しいKAMUROです。

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ショップスタッフがコンペを行い、デザインをしていくので
様々なデザイン、テイストがあるのに全てKAMUROらしさが出ているのは凄いです!

 まだまだ長くなりそうなので、PART,1はこのあたりにしておきます。
PART,2はKAMUROの最高傑作と言っても過言ではないモデルをピックアップしてみたいと思います。
楽しみにお待ちください!

『theo』テオが入荷しております♪

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こんにちは
いつも斬新なデザインとカラーリングで楽しませてくれる
『theo  テオ』
秋の展示会で注文したNEWモデルが続々と入荷しております

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☆ テオ goreme 376    ¥45,500(税別)

フロントのギザギザが特徴のこのモデルは
『ROCK FORMATIONS』(ロックフォーメーション)シリーズの1つ
『Goreme ギョレメ』
このギザギザの部分は岩層をモチーフにされています
それだけではありません!

IMG_8137このギザギザの所を角度を変えてちょっと上から見ると
このような鮮やかなカラーが

IMG_8142チラリとさりげなく現れるキレイなカラーが特徴なのです

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☆ テオ Goreme   311   

コチラは艶のあるブラウンにレッドのラインが施された
光沢が美しいカラー

レンズの形はクラシカルなボストンですが
普通のボストンとはちょっと違った雰囲気を
楽しめるテオらしい斬新なデザインです

もう1型は『ミルシリーズ』からこのモデル

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☆ テオ mille+53 ¥45,500(税別)

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☆mille+53 311

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☆mille+53 313

ヨーロッパで主流のフォックスシェイプモデル『mille+53』
フロントのトップとアンダーでカラーリングをかえ
またその色の変わる切り替えのデザインも特徴的です

今回入荷したカラーは以前紹介したカラーよりも
落ち着きのあるカラーで使いやすいのではないでしょうか

是非是非店頭にてお試しくださいませ

VioRou ヴィオルー 『Yutaka』

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☆ VioRou Yutaka ¥45,000(税別)

こんにちは
POPなブロータイプモデルが入荷しております
クラシックなブローモデルとはまったく異なる
新たなスタイルのモデル

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このブロー部分の柄はなんと『プリント』なんです

最近のプリント技術ってすごいですね~

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☆ Yutaka 1178

ピンクゴールドとブラウンの組み合わせが
POPな印象のなかにも落ち着きがあり大人な印象
知的な雰囲気も感じさせます

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☆ Yutaka  537

コチラはなかなかパンチのあるチェック柄です
POP感がありますね~
普通はイヤって方!是非お試し下さい
個性が際立ちます

パッと見はなかなか手に取りづらいモデルにみえますが
かけるとその魅力にはまります

ブローというとクラシカルな感じを思い浮かべますが
まったくそういう雰囲気とは違う楽しいモデルです

是非かけてお試しくださいませ

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