爽やかなクリアウェリントン!『歩 AYUMI C-306』

こんにちは
2月ももう明日で終わり!早いですね
まだまだ寒さが続いておりますが
日中の気温や風の冷たさの中にも
なんとなく春めいてきたように感じるこの頃です

さて!本日はとてもキレイなクリアメガネをご紹介

IMG_8299

IMG_8305

☆ 歩 AYUMI  C-306 6050 ¥31,000(税別)

このとっても爽やかなメガネは『歩 AYUMI C-306』
メガネ徹底解剖でも紹介されました
メガネの産地福井県のなかでもセルロイドを知り尽くした
『マコト眼鏡』で作られたセルロイドフレームです

この『歩 AYUMI』のモデルには
R(レギュラー)シリーズ
L(ライト)シリーズ
C(コレクション)シリーズ
S(サングラス)シリーズ

この4つのシリーズがありまして
この『C-308』はその中のコレクションシリーズの1モデル
コレクションシリーズは時代の流れを『歩』らしく反映させ
徹底的にデザイナーと職人のこだわりを突き詰めたフォルムで
個性溢れる独創的なデザインが特徴のシリーズ

C-306はトレンドのクラシックをふまえた
歩流のウェリントンという感じがします

見た目にはボリュームを感じさせますが
生地は薄く実はかなり軽く仕上がっております

そして最大の特徴はここ!

IMG_8295

テンプル(つる)に施されたこのギザギザの細やかな段差加工

しかもしかも・・よ~く見てください

IMG_8296

IMG_8285

IMG_8306

わかりますか?
ギザギザの上と下で何かが違っているのが・・
上はツヤをおさえたマット、そして下はピカピカのツヤありと
あえて仕様をかえて光と影を演出しているんです

(わかりにくいですが撮影技術が・・必死に撮ったんですこれでも・・)

写真の腕はともかくこのようにとっても凝った加工がされた
コレクションシリーズにふさわしいモデルなのです

クリアというカラーも素敵で
クリアでも色がついたものはよくありますが
なかなかここまでのクリアって珍しいものです

かけてみるとすごく目立つというわけでもなく
でもクリアのツヤと透明感で存在感をだしてくれます

透明のレンズはもちろん
あえて薄くカラーの付いたレンズで楽しむのも
おススメです

爽やかなクリアの『歩 AYUMI C-306』
涼し気でも温かみがあって素敵ですよ

メガネ徹底解剖!【KAMURO】編 Part.3

KAMUROはサングラスも可愛いのです!

そして、今回はレア物も紹介していきますよ~

では早速

【サングラス】

【解剖】していきたいと思います。

KAMUROのサングラスは可愛く日常で使えるサングラスが多いです。
あまりサングラス感が強く出すぎず、自然に使えるようなモデルが多いです。

トーション

フランス語で「ねじれ」を意味するサングラス

モチーフは編み込みヘアです。

フロントはKAMUROらしいスッキリしたフロント。
大きすぎず、小さすぎずの素晴らしいサイズ感です。
そして肝心の「ねじれ」はテンプルにあるのです。
アセテートで「ねじれ」を表現しています。

IMG_8211
グレイグラデーションや

IMG_1242
KAMUROでは珍しいスカイブルーなカラー

IMG_8213
見事に「ねじれ」を表現しています。

IMG_1245
実際にアセテートを編み込む事は出来ませんので

金型を作って複雑な編み込みを表現しています。

「ねじれ」はメガネの天敵。そのねじれをデザインにしてしまう
KAMUROイズム着眼点が凄まじいです。

IMG_8216

裏の生地の色を変えてあるので

≪奥行くのある表情に≫

その上手いカラー合わせがKAMUROらしさです!

ルチュ

IMG_8217

IMG_8218

すこし上がったフロントシェイプの耳際の頂点から
テンプルへとつながるラインがとても美しいです。
サイドから見た時のテンプルのカラーとフロントの生地がとてもキレイです
フロント生地も馴染みやすく、キレイな発色をする生地。

日本人に似合うお手本のようなサングラスです。

【レア物 デルタシリーズ】

KAMUROの初期作で今はメーカーにも在庫のない

『クールザフ』

デルタシリーズと呼ばれる、POPな頃のKAMUROフレームです。

少し大きめのスクウェア型
今主流のクラシックとはまた違ったクラシカルさを感じます。

IMG_1260
フロントは男性でも女性でも掛けれられるサイズ

“可愛い”けどちょっと無骨な感じ

この無骨さの中に様々な技術が詰め込まれているのです。
そのうちのいくつかを紹介します。

IMG_1264
一見すると、ちょっと変わった装飾だけなのですが、

この□が並んだ“カシメ”が
とんでもない技術で出来ているのです。

このモデルはテンプルとテンプルの芯を“カシメ”ているのです。
多くの場合、丸いパーツでカシメるのですが
このモデルは

四角のパーツでカシメます

重要ポイント

e0092115_19313680

少し変わった先端の、テンプル芯と

e0092115_19382884

この四角頭のパーツ、をテンプル芯とカシメます。

そしてこのパーツが何と10K(10金)なのです。

金ですよ!金。高級感あふれる良い色なんです。

IMG_1259

 四角のパーツは少しのズレで

≪傾き≫

 

が出てしまいます。
それが出ないように慎重にカシメていきます。
何気ない、ちょっとしたデザインも全力で。
モノづくりに全力で取り組む姿勢は、初期も今も変わらないと感じます。

 【歩】

KAMUROの解剖なのに歩?
歩はマコト眼鏡が造るオリジナルブランド。何とKAMUROと歩がコラボして

≪KAMURO×

をリリースしていたのです!
ステラと呼ばれるモデルのフロントをセルロイドバージョンにしたフレームです。

ステラC

IMG_8150歩の極薄セルロイドシリーズ

《Lシリーズ》

の薄いフロントで造られています。
レンズシェイプはステラよりも小ぶりですが、セルロイドの持つ
力強さが掛けた時にインパクトを出してくれます。
歩とのコラボの影響か、少しだけクラシックなレンズシェイプになっています
クラシカルに寄せつつ可愛いというお互いの良さが出ている

まさにコラボな一本です。

IMG_8238
↑がステラ
ステラは使いやすい少し横長のレンズシェイプになっています。

IMG_8149

マコト眼鏡のセルロイドとKAMUROのラインストーンが合体!
歩フロントに、KAMUROテンプル
双方のファンも納得の出来です。

IMG_8155
もちろんパッドは一体成型
鼻にピタッと乗ってくれますので負担が少ないです。

IMG_8111

先セルの内側に歩の刻印が!

IMG_8112
どうだ!と言わんばかりの主張をしてくれます!
(そういう画像を作った私のせいですが・・・)

 そんなこんなでPart.3まで続けてきたKAMUROの解剖。
フレームそれぞれにドラマがあるKAMURO。
少しでもKAMUROの世界観が分かって頂けたら幸いです。
ではまた次回の徹底解剖でお会いしましょう!

『ic!berlin』NEWモデルとNEWカラー

IMG_8236

☆ ic!berlin 『 sandy g』   ¥46,000(税別)

こんにちは
わずか0.5㎜のステンレスを使い、その軽さや丈夫さはもちろん
様々なシーンで対応できるファッション性をも兼ね備えた
『ic!berlin』アイシーベルリンから
女性におススメのNEWモデルが入荷しました

やや大きめサイズで柔らかなフォルムの『sandy g』
あえてオーバーサイズ気味でかけるのにおススメなモデルです
まるみのあるかわいい形なのに
甘さは控えめでスッキリクールな印象にさえ感じます

そして注目はこのカラー

 IMG_8175

☆ Sandy g    ボルドー/パール

ん?ブラウン?と思いますよね?

IMG_8233

実はこのカラー、新色『ボルドー』なんです
ボルドーって茶色が強めの赤色
明るくなりすぎずにシックでとっても素敵なんです

クールにきめたいけどきつすぎるのはちょっと・・
女性らしい雰囲気も持ち合わせたい・
そんな悩みを払拭してくれるかっこ良く可愛いデザインとカラー
新色とともに登場しました
新色の他にも定番カラーのガンメタルもございますので
是非かけくらべてみてくださいませ

おおきめサイズですのでサングラスとしてもおススメです

さてまだまだ新色がでていまして

IMG_8230

☆ic!berlin   手前『jurgen h』   奥『paul r』

以前のブログでも紹介した大きめの男性向けモデル
『jurgen h』『paul r』
こちらにも新色が登場しております

IMG_8229

新色のマリンブルー/パールです
ツヤをおさえたシックな渋いブルー
エレクトリックカラーのような鮮やかなカラーとは違って
どこまでもシックな深みのあるカラー

定番のブラックやグラファイトについで
人気カラーになること間違いなしではないでしょうか

新色も増えた『ic!berlin』ますます見逃せません

メガネ徹底解剖!【KAMURO】編 Part.2

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回はKAMURO Part.2ですよ!

では早速いってみましょう!

【ネーミング】

KAMUROのフレームは全て

デザインモチーフ

があります。
そのモチーフがフレームの名前になっています。
そのうちのいくつかをピックアップです。

BARA バラ

IMG_8205

ネーミングそのままバラのイメージです。
バラの持つ刺々しさと、美しさを表現しています。

frill フリル

IMG_8206

IMG_8207

【羽根】をモチーフにしているフレーム。
羽根の柔らかさをチタンで表現した、中々思い切ったフレームです。

dress ドレス

IMG_8208

IMG_8209

そのままで、ドレスイメージなフレームです。
ドレス生地をモチーフにした動きのあるテンプルに、パールが転がっていく様を表現
なんだか物語性を感じるフレームです。

一見してすぐにモチーフの分かりそうなフレームから
名前を聞いてピンとくるフレームまで様々です。
フレーム品番で管理しているブランドが多いですが
品番だけだとどうも味気ないですよね。
フレームに名前が付いているとメガネに愛着がわいてきますよね。

お次の【解剖】

【パッド】

KAMUROのパッドは、オリジナルパッドを使っているのです!

IMG_8094
KAMUROの【刻印】が入っているオリジナルパッド
ただ刻印が入っているだけじゃないんです!こだわりポイントを紹介しますね。

こだわりポイント①

パッドの色が淡いオレンジ

IMG_8194

ちょっと分かりづらいので比較を↓に

IMG_8195

左がKAMUROのオリジナル、右が一般的なパッド

普通のパッドは無色透明なパッドが一般的です。

無色透明なので目立ちにくいかと言えばそうではなく、
顔に乗せると意外にパッドが目立ってしまいます。
そこで
肌の色に同化してくれる淡いオレンジ
を入れることでパッドが目立ちにくくすることが出来ます。
ちょっとした気遣いが嬉しいです。

こだわりポイント②

ファンデーションが付きにくい造り

女性メガネユーザーの永遠の悩みである

≪パッドにファンデーションが付く≫

≪パッド跡が鼻についてしまう≫

という悩みを最小限に抑えるためのパッドになっています。
何が普通のパッドと違うかというと、

“既存のパッドよりも表面がツルツルして堅い”

という特徴があります。
そうすることで
ファンデーションが付きにくく、劣化もしにくくなります。

各ブランド、オリジナルパッドを採用している所も多いですが
こういったファンデーションが付きにくい
パッドを目立たせないように
と言った工夫をするブランドは少ないです。

ユーザー目線に非常に近いKAMUROだからこそ

出来る提案かもしれません。

次の【解剖】です

【先セル】

先セルとは、耳にかかるプラスチック部分の名前です。
モダン、テンプルエンドなどとも言われます。
KAMUROの先セルは遊び心に飛んでいます。

IMG_8116
葉っぱ

IMG_8202

R 右

IMG_8203L 左
(RとLはセットです)

IMG_8109

IMG_8110

なんだこれは!?と思いますが指で
①と②
と表現しています。理由は2012年度に発表のモデルだからという事だそうです。

IMG_8115

視力表でお馴染み穴あいてるアレ
【ランドルト環】

IMG_8118

これ何だか分かります?
蛇なんです。
理由?蛇年のリリースだからです。

IMG_8119

これはもう説明不要ですね。
メガネです。

IMG_8127


耳にかかる部分に耳。しゃれています。

IMG_8200

漢数字で

KAMUROが生まれてから十年なので記念の十

ちょっとした部分にもこだわるKAMUROイズムがここにも表れています。
掛けてしまえば見えない部分、そこにもメガネの楽しさを入れてしまう。
“らしさ”
全開ですね!

KAMUROの先セル、ほぼ毎年変えているのですが
最初はここまで毎年変えるつもりはなかったみたいです。
葉っぱの先セルがデフォルト(おそらく)なのですが、
ある時期に、先セルデザインで遊んでみたらこれが思いのほか好評だったらしく。

「来年はどんな先セル?」

てな問い合わせが多く来たらしいです。そうなったらやらざるを得ないな・・・
という事で、思いもよらない形で先セルデザインを毎年?変える様になったみたい。
しかし。結果的に

KAMUROは先セルが面白い!

となったのも事実。(どちらかというとメガネ屋界隈で・・・)
KAMUROユーザー様も、ご自身の先セルが何か確認してみては?

【スプーマ】

さて、いよいよこのフレームを紹介する時がやってまいりました。
part,1の最後にチラッとお話していた最高傑作といっても過言ではない
と言ったフレームがこのフレームになります。

当時のKAMUROチーフデザイナー小野寺慎吾氏が

「このデザインは全てをやりきれた」

と言った程のフレーム。

まさにキングオブKAMUROなフレームです・・・
クイーンの方がいいのかな?
KAMUROといったらこれ!と言ってもいいほど
KAMUROの技術、デザインの全てが入っています。

IMG_8096

日本人が似合う、やや吊り上ったフレームシェイプ。
そこに≪神髄≫ともいえる七宝とラインストーンを合わせています。
ゴージャスになりすぎない、品の良い具合でお顔を彩ってくれます。

このスプーマも、あるモチーフがあるのですがお分かりになりますか?

7ea25c95b0792ca4ce01ea18bbda2d441

答えはシャンパン!!
ではなく

【泡】

スプーマというネーミングもイタリア語で【泡】という意味らしいです。
シャンパンの泡のようなイメージを七宝とラインストーンで表しています。

IMG_8092
テンプルにも七宝&ラインストーンで可愛く、しかしゴージャスに。
この丁度良いゴージャス感がたまりません。

IMG_8095
パッドは勿論目立ちにくいオリジナルパッドです。

どうでしょう。スプーマの素晴らしさ伝わりました?
リリースから結構時期は経っているのですが、今でも人気が衰えないフレームです。
ブランドの代名詞ともいえる長く愛されるフレームですね。

ではPart.2はこのあたりで。
次回のPart.3でKAMURO編は完結します。次回は
《KAMUROにもやっぱりあった!サングラスの巻》
ぜひPart.3もお楽しみにしててください。

『BOZ』のキレイなフォックスが入荷しました♪

IMG_8160

☆ BOZ DENIM ¥38,000(税別)

こんにちは
フランスの老舗ブランド『BOZ』から
待ってました~なNEWモデルが入荷しました
大きすぎない適度なサイズ感と
フロントサイドがシュッと上がったキレイなフォックスの
『DENIM』

IMG_8180

フォックスとはいってもはやりすぎない上がり加減で
お顔の印象を程よく引き締めてくれます
テンプル(つる)はフロントの真ん中よりもやや下から出ていて
リフトアップ効果も抜群のエレガントなモデルです

IMG_8181

テンプル(つる)には空間のある特徴的なライン
シンプルですっきりした印象ながら
程よい存在感を醸し出します

IMG_8170

☆ DENIM 3010

レッドとシルバーのとっても元気な明るいコンビ

IMG_8171

☆ DENIM 4940

コチラはなかなかインパクトのあるカラー
テンプル(つる)と裏の黄緑が目立つ個性的なコンビ

IMG_8172

☆ DENIM 0055 

シックなブラックとゴールド
BOZでおなじみのとっても上品なカラー

IMG_8173

☆DENIM 9010

濃いブラウンと白のメリハリカラー
フロントは馴染みよくテンプル(つる)は1番存在感があります

全体的にシンプルなデザインななかに
BOZらしく華やかだったりシックだったり
様々なカラーを組み合わせてあります

使いやすさのなかに華やかさもちょっととりいれた
キレイなフォックスです
すっきりお顔に魅せてくれること間違いなしですよ~

メガネ徹底解剖!【KAMURO】編 Part.1

メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回のお相手は

銀座の老舗セレクトショップが立ち上げたオリジナルブランド

ショップスタッフが全員デザイナー?!な

KAMURO“カムロ”

KAMURO%20ロゴ

を徹底解剖していきます!
今回も【解剖】の前に“カムロ”について少し触れておきます。

≪KAMURO≫

≪KAMURO≫はショップオーナーである禿 大悟(カムロ タイゴ)

のコンセプトを軸に1996年に東京・銀座にオープンした眼鏡店から始まりました。

「個性のある眼鏡達を”スタンダード”にして行く方法とは・・」

という思いを具現化するため
“楽しい眼鏡”をイメージし、日本人(アジア人)の肌の色に合う色やトーン、そして骨格に合うサイジングの眼鏡を自分逹の手で生み出す事を始めたのです。

デザインはスタッフが全員で行い、デザインのテイストは自由。

ショップスタッフとして眼鏡ユーザーと日々接しているスタッフが描くデザインは
行きすぎることのない、しかし確実に他人とは違う個性を出せます。
眼鏡への意識を変えるユーザーをさらに増やしていきました。

しかし店舗を構える東京を始めとする大都市圏と地方都市ではまだ温度差があり、またそれはエンドユーザーだけではなく、眼鏡店のオーナーやスタッフであっても眼鏡に対する考え方には大きな相違がありました。

KAMUROは店舗で考えぬいて導いた答えを、

自分たちの周りだけではなく日本中にアピールしたい!

となり2005年秋、東京で開かれた眼鏡の国際展示会(IOFT)、その直後にパリで開かれた国際展示会(SILMO)に於いて最初のアイウェアコレクションを発表し、アイウェアブランド「KAMURO」としてスタートしました。

ショップオリジナルが今や日本のみならず世界にも進出しています
そんな、KAMUROの【解剖】です!

【七宝】

七宝と聞くとガラスの七宝が有名ですね。
壺やお皿、アクセサリーに使われる七宝。
メガネにも古くから七宝は使われています。塗装であったり飾りであったり

KAMUROのメガネも七宝を使ったメガネを造っています。
KAMUROが主に使う七宝は樹脂系の七宝で、業界では

疑似七宝

 

と呼ばれています。疑似七宝は、熱を加えることによって硬化する樹脂です。
透明エポキシに塗料を混ぜ合わせて作られるので、色のバリエーションは無限大!
KAMUROはこの疑似七宝の使い方が

“神ってる”

七宝といえばKAMUROと言ってもいい位です
テンプルやフロントに七宝加工を施すのですが、すべて手作業なのです。
その製法は、いくつかの原料を調合して、色の濃さや液の硬さを調節し、
真空状態を作る装置で液体の中の空気を抜きます
空気を抜いたものを注射器に取り、またそこから念入りに空気を抜きます。
七宝に気泡が入らないように。

そうして七宝を注入です!

そうして出来上がるのが下の様な七宝加工です

IMG_8101

どうです?
細かい穴に手作業で、特製注射器を使い七宝を埋めていきます。
聞くだけでも気が遠くなりそうです・・・
色や種類によって乾燥させる温度や時間が変わってくるので
このフロントの七宝加工だけでも相当な労力です。

七宝職人凄いです!

IMG_8121

七宝&ラインストーンの二段構え

単色だけでなく、なんとターコイズ風にしてある七宝なんかもあります。

IMG_8104

良くこんなの造れるな・・・と思います。

ターコイズ風七宝の造り方
青の色を流し込んだ後、固まる前に茶色を流し込んで混ぜ混ぜする
するとあら不思議!ターコイズ風

といった具合に造ったみたいです。
簡単に言っていますが、かなりの苦労や試作を繰り返しているはず。
職人の魂が感じられる、KAMUROを代表する七宝加工だと思っています。

【ラインストーン】

KAMUROの中で、七宝と同じくらい重要な
<ラインストーン>
フロントやテンプルを彩る、小さいけど存在感抜群なパーツ!
沢山散りばめてあげればいい具合に目立ってくれます。

IMG_8149

これでもか!という位、小さいサイズのラインストーンを沢山埋め込んであります。

IMG_8158

小粒で存在感が出てくれる
山椒みたいですね。小粒なのにピリリと辛いんです!
ラインストーンは七宝と同じで、職人が

手作業で接着して埋め込んでいます

その際接着剤として使用するものが、透明の七宝らしいです、
焼き付けの接着になるので、非常にラインストーンが取れにくいのです!

【バリエーション】

KAMUROのメガネは、様々なバリエーションがリリースされています。
オリジナル時代から現在までの流れを追うと中々面白いです。

少しKAMUROのデザインの流れを見て頂きましょう。

KAMURO 033

KAMUROオリジナル時代のモデルを復刻させた、10周年記念フレーム
面白さと新鮮さをお客様に届けたい!というような印象です
おもちゃのような、可愛い道具のようなPOPなデザインですね。

IMG_8122

KAMURO エストレラ

POPなテイストから段々、ラグジュアリー風でお上品でありつつ
可愛いといったフレームになってきます。
KAMUROのフレームはこういったイメージ
と思われる方が多いですね。
AZがKAMUROを取り扱いを始めたのも、このあたりからですね。

IMG_8123

KAMURO セルタ

先程説明した【七宝】を使ったモデルが登場し始めます。
七宝を使う事でカジュアルさと上品さがミックスされたモデルも多く登場!
名作と呼ばれるフレームが数多く出てきました。
今でも根強いファンが多いモデルです。

IMG_8125
とても綺麗なフロントシェイプ

IMG_8126

フロントからテンプルまでの流れるキレイな七宝&ラインストーン

KAMURO サルト

そして最近のKAMUROはPOPに戻ってきました
一見POPで面白いのに、掛けると上品さが出る。
という謎の現象が起きてくる不思議なデザイン。
ニーズの変化をいち早く察知しつつ、流行を追いすぎない
新しいKAMUROです。

IMG_8129
ショップスタッフがコンペを行い、デザインをしていくので
様々なデザイン、テイストがあるのに全てKAMUROらしさが出ているのは凄いです!

 まだまだ長くなりそうなので、PART,1はこのあたりにしておきます。
PART,2はKAMUROの最高傑作と言っても過言ではないモデルをピックアップしてみたいと思います。
楽しみにお待ちください!

『theo』テオが入荷しております♪

IMG_8147

こんにちは
いつも斬新なデザインとカラーリングで楽しませてくれる
『theo  テオ』
秋の展示会で注文したNEWモデルが続々と入荷しております

IMG_8136

☆ テオ goreme 376    ¥45,500(税別)

フロントのギザギザが特徴のこのモデルは
『ROCK FORMATIONS』(ロックフォーメーション)シリーズの1つ
『Goreme ギョレメ』
このギザギザの部分は岩層をモチーフにされています
それだけではありません!

IMG_8137このギザギザの所を角度を変えてちょっと上から見ると
このような鮮やかなカラーが

IMG_8142チラリとさりげなく現れるキレイなカラーが特徴なのです

IMG_8138 IMG_8139

☆ テオ Goreme   311   

コチラは艶のあるブラウンにレッドのラインが施された
光沢が美しいカラー

レンズの形はクラシカルなボストンですが
普通のボストンとはちょっと違った雰囲気を
楽しめるテオらしい斬新なデザインです

もう1型は『ミルシリーズ』からこのモデル

IMG_8131

☆ テオ mille+53 ¥45,500(税別)

IMG_8132

☆mille+53 311

IMG_8133

☆mille+53 313

ヨーロッパで主流のフォックスシェイプモデル『mille+53』
フロントのトップとアンダーでカラーリングをかえ
またその色の変わる切り替えのデザインも特徴的です

今回入荷したカラーは以前紹介したカラーよりも
落ち着きのあるカラーで使いやすいのではないでしょうか

是非是非店頭にてお試しくださいませ

VioRou ヴィオルー 『Yutaka』

IMG_8077

☆ VioRou Yutaka ¥45,000(税別)

こんにちは
POPなブロータイプモデルが入荷しております
クラシックなブローモデルとはまったく異なる
新たなスタイルのモデル

IMG_8082 IMG_8083

このブロー部分の柄はなんと『プリント』なんです

最近のプリント技術ってすごいですね~

IMG_8074

☆ Yutaka 1178

ピンクゴールドとブラウンの組み合わせが
POPな印象のなかにも落ち着きがあり大人な印象
知的な雰囲気も感じさせます

IMG_8073

☆ Yutaka  537

コチラはなかなかパンチのあるチェック柄です
POP感がありますね~
普通はイヤって方!是非お試し下さい
個性が際立ちます

パッと見はなかなか手に取りづらいモデルにみえますが
かけるとその魅力にはまります

ブローというとクラシカルな感じを思い浮かべますが
まったくそういう雰囲気とは違う楽しいモデルです

是非かけてお試しくださいませ

メガネ徹底解剖!【LABYLINTH by 影郎デザインワークス】編 サングラスもありますの巻

影郎はサングラスも出しているのです!
今回は特別編【影郎サングラス】を解剖です

さて、サングラスと一言で言っても

スポーツ用

レジャー用

普段使い用

ファッション用

と様々な用途に分かれます。
影郎のサングラスはスポーツ以外ならカバーできちゃう、そんなサングラスが多いです

ちなみに、日本人はサングラスが似合わない
などと言われる事が多いです。それは何故か?

答えは目と眉毛の距離が離れてしまっていて
サングラスを掛けても眉毛が出てしまうという点。

(眉毛がでるから絶対似合わない。という事ではないのですが)

海外の方は眉が隠れるのでサングラスが似合う傾向にあります。
じゃあ眉毛隠せる大きいサングラス掛ければ似合うじゃん!
とはならないのが難しい所。
眉毛が隠れるほど大きいサングラスを掛けると大きすぎて似合わない
という事態に・・似合うサングラスを探すのは難しいのです。

影郎サングラスはそのあたりのデザインが絶妙なのです!
ちょっと個性は出てきますが・・・
そんな影郎サングラスをピックアップしていきますよ!

【Catwalk】

眉が隠れてくれるけど大きすぎない
キャットアイ型サングラス
名前の通り猫目の様な、妖艶さを出せる形です。
リフトアップ効果で、小顔に見せる事も出来ちゃいます。
サイズ感が絶妙で、小顔の女性が掛けてもいけちゃうんです。

IMG_8056
どうですか?猫感でてますね

IMG_8057
アセテート生地の色を、黒単色にしてしまうと重い印象になってしますので
裏に明るめの生地を合わせて、印象を暗くなり過ぎないようにしています。

「裏の生地なんて見えないじゃない」

と思われるかもしれませんが、これが不思議と印象が変わるのです。
写真では分かりづらいので、実際に手に取ってみて欲しい所です。

【BASARA】

新薬師寺にある国宝

国宝十二神将 伐折羅大将

¾¯Ä01

バサラ像に似合うサングラスを作ろう!

なノリでデザインされたサングラスです。

IMG_8058

影郎の作品に【阿修羅】というアセテート生地の作品があったのですが、
このBASARAは【阿修羅】の兄弟だと勝手に思ってます。
(阿修羅は恐らく皆様の想像通りです。阿修羅像モチーフの作品です)
バサラ像に似合う形をデザインした、というだけあって強い印象のサングラスです。

テンプルにはバサラ像の髪のような、なびいたデザインが特徴的です。
仏像の持つ曲線美をメガネに取り込んでいます。

IMG_8059
炎のような、髪のような不思議なテンプル。
アンティークブロンズカラーが、仏像感を醸し出しています。

ミラーを入れてクールに使うのもカッコいいです。
男性は勿論なのですが、女性でもカッコよくかけていただけます。
上で紹介したキャットウォークはセクシーで可愛いイメージ。
このBASARAはカッコいい女性を前面に出すことが出来ます。

バサラ像に似合うのがBASARA。
阿修羅像をモチーフにした阿修羅。そして阿修羅2.

仏像シリーズとして

弥勒をモチーフのMIROKU

金剛力士なKONGOU

とか出てほしいな・・・
こうして言うのは簡単ですが、デザインするのは大変でしょう(笑)

※注  MIROKU も KONGOU もAZの妄想です!!

【COBRA3】

影郎のサングラスの中でひと際オーラを放つ作品です。
まさに男のサングラス!な雰囲気を出す一本です。

影郎史上最大の作品で、顔全体をCOBRAしてくれます。
COBRAするってなんだ?って方は掛けると分かります・・・
とにかくCOBRAするんですよ。

とにかくそれほどインパクトの強いサングラスです。

IMG_8062

存在感が凄まじいです。

IMG_8063
フロントからテンプルにかけてのライン

IMG_8064
フレームカーブもしっかりあります。

さりげなく紹介していますが、このCOBRA3を生み出すにあたって
デザイン的な問題も数多く、影郎氏はそうとう悩みぬいたそうです。

※カーブの強いサングラスの問題である、鼻にパットが当る前に頬に当たる問題
(アジア人の様な扁平な顔で起こりがちな問題なのです)

※頬に当たらないようにカーブを浅くするとデザインが台無しになってしまう問題

※テンプルを折りたたんだときにレンズに当たらないかどうか問題

※見る角度によって似合うかどうか問題

※度付きに対応できるかどうか問題

※ケースに入るかどうか問題

※人に合わせてメガネの傾斜角を変えられるかどうか問題

これらすべての問題を一つ一つ解決し、デザインを練り直し出来上がったものが

COBRA3

なのです!

メガネを提案するときに、こういったバックボーンやデザイン秘話はあまり説明しないのですが、COBRA3に限って言えばこういった生みの苦労や、デザインの経緯を交えて提案する事が多いです。
それほどまでに特別感のあるサングラスなのです。
店にとっても、デザイナー影郎氏にとっても。
(実際に影郎氏に聞いたわけではないのでどうかは分かりませんが・・・)

そんなべた褒めしたCOBRA3ですが、ケースに入るのか問題の解決方法がユニークなので紹介します。
なんとCOBRA3のケースは茶筒なのです。

茶筒です!

IMG_8067
あまりにカーブ、高さがあるので普通のケースには入らなかった模様
なので製缶会社でコブラ缶を作ったそうです。
置いた時にも個性が押し寄せてきますね。

どうでしたでしょうか?
影郎サングラス編。フレームとはまた違う魅力が詰まっていますよね!
LABYLINTH(ラビリンス)というブランド名の様に抜け出せなくなる魅力があります。

そんな影郎作品を鑑賞しに来てみませんか?

ブログの検索が便利になりました!

ブログを見返したいけど、ブランド検索がちょっと面倒

そんな声にお応えしてブランドのカテゴリ欄を作りました。

sukusyo

探しているブランドの記事に飛びやすいよう、各ブランド毎に分けています。

オークリーが見たいな、BCPCが見たいな

そんな時に活用してみて下さいませ!
と言いつつ、まだ過去の記事にタグ付する作業を絶賛進行中!
古い記事は反映されていない事もありますのでご了承くださいませ。