またしても3部作になってしまいました
当店でNO.1カリスマブランドといえば
こちらの【ラビリンス バイ 影郎デザインワークス】でございます
今回が第3弾
長々としゃべくり書き連ねましたが・・・最終章でございます
よかったらこちらから以前のブログもどうぞ
POISON VS PORNO ①
POISON VS PORNO ②
では早速、、
POISON Ⅳ
2008年 秋 発表
影郎ブランドの中でも大きいサイズとなっています
デザインイメージとしてはPOISON初期作の
ラージサイズ版といった感じでしょうか、
レンズの形も変更され男性向きなデザインとなっています
一般的に大きくても横幅が145mm程で作られる眼鏡が多い中
横幅150mm
という大きいサイズとなっています
工場に図面を送った際にはあまりのサイズ感にサイズ間違いじゃないかと言われ・・・
あるデザイナーからは『必ず売れ残る』と言い放たれ・・・
影郎氏自身も一抹の不安を抱えながらある行動に出ました。
それは試験販売という形で新作の発表前に店頭で販売したのです
結果は
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4日間で17本販売
心配をよそに大人気
この年2008年で1番売れたモデルもこちらとなっています
女性にも使ってもらえるよう影郎氏の粋な計らいでUVカット付きカラーレンズが
始めから搭載されているのもこちらのモデルの特徴になります
POISON V
2012年 春 発表
イメージはPOISONⅢのメタル版となっており
こだわりの七宝部分は
ラメを入れたり
粉っぽく見せたり
乳液っぽく見せる
ことでアイシャドウのパレットのように見せています
対照的に右側はサラッとしたスッキリデザインで使いやすくワンポイントの
華やかさが目立つデザインになっています
裏から見た時の影郎マークにも注目
PORNO Ⅱ
2014年 夏 発表
PORNOシリーズのメタル版となっています
PORNOⅡはコンセプトは
【引き算】
これはどういうことかと言いますと、元々PORNOシリーズのコンセプトとは
日本人はなかなかフォックス型というつり目型のメガネを
掛けたいけど似合うメガネを見つけるのが難しいという事実がありまして・・・
『モンロー型』☛
とも言われる フォックス型は
“欧米人しか似合わない”
と一般的に言われており、
考えた影郎氏は
レンズはあくまで日本人に合うオーバル型(丸型)でフレームのフォルムをフォックス型にして
“日本人に合うフォックス型メガネ”
を完成させました
ですので形を変えたり、デザインを上から足すようなことはイメージを損なうため
元の形から『引き算』をすることで
元のイメージをそのまま生かしつつ新たなデザインを生み出しました
しかも曲線のフレームに対し直線的にフレームを切り取る事で
違和感と共に斬新さを演出しました
ですがその作業があまりにも大変で完成に約1年を費やした大作となっています
加え、カラーリングにもこだわっています
今回はパーソナルカラーの勉強を影郎氏自身行い
イエローベース
ブルーベース
の肌色に合わせたカラーリングで4色の内2色は肌色にマッチするという構成になっています
Y-1はイエローベースで艶がある肌
Y-2はイエローベースでマット調な肌
B-1はブルーベースで艶がある肌
B-2はブルーベースでマット調な肌
の方に似合うとされています
PORNO Ⅲ
2014年 夏 発表
PORNOⅢは
PORNOⅡが『引き算』というやり口で進化させたのに対し
眼鏡を『退化』させたらおもしろいんじゃないかという逆転の発想から誕生しました
コンセプトはまさしく
『朽ちる』
がテーマ。
フレーム向かって右側が
『割れる』
真ん中が
『破れる』
左側が
『腐る』
を表現しています
さらに細かい部分で両サイドに丸く穴を開けてあるのですが、
『割れる』の部分では割れて少し広がった穴を
『腐る』の部分では腐って歪んだ丸穴をお得意のワイヤーカットで施すことで
“人間の意思に反して、自然の力で変形した”
自然現象をうまく表現しています
そしてPORNOⅢでもカラーリングにこだわりがあります
初めての配色
ブラック&レッド
表が黒で裏が赤テンプルは右手が黒で左手が赤というアシンメトリー配色
このカラーは
フランスの有名靴ブランド
【クリスチャン ルブタン】
からインスピレーションをうけております
【朽ちる】デザインに対し華やかで高貴な配色が
影郎氏ならではのセンスを感じる逸品でございます
形は同じでもガラッとタイプの変わったPORNOⅡとⅢ
お試し頂く価値大ありです
記事を書いている間にも売れているPOISON&PORNO
写真を掲載しているモデルも無くなってたりしています
どうぞお早目に・・・
ラビリンス バイ 影郎デザインワークス
POISON VS PORNO
完結