「増永眼鏡」カテゴリーアーカイブ

【ツーブリッジサングラス】

すっかり暖かくなってきております
それと同時に、日差しも随分と強く感じるようになってきております

『眩しさ対策』に夏本番を迎える前に
サングラスをご提案していきたいと思います

OAKLEY オークリーやRayBan レイバン
などのサングラスも勿論お勧めですが

今回はメガネブランドの作る
サングラスをピックアップしました

GMS-115SG #S24 Clear Gry(GRY) ¥46,200- (税込)

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ヘキサゴンシェイプの
<多角形デザイン>

普通のヘキサゴンシェイプにはならず
縦幅が深めの個性的なヘキサゴンシェイプになっています

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<ツーブリッジ>

ツーブリッジは通常のブリッジに加え
フレーム上部にもうひとつブリッジを付けたデザイン
ツーブリッジにする事で、デザインにアクセントが加わり

“渋さ”

出すことが出来ます。

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左右非対称の縦幅の深い
独特なヘキサゴンシェイプ

ボストンやウェリントンの雰囲気もどことなく感じる
奇抜にならない個性的なデザインです

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ツーブリッジの渋さはありながら
全体的に細目でスリムなので
掛けた時に、意外とサラッと掛けて頂けます

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フレームのリムには

<GOZAEMON MASUNAGA SPECTACLES>

という刻印が施されています
増永眼鏡の創業者である

増永五左衛門』

を表した、飾り文字がリムになっています

一見すると普通の模様に見えるけど、実は文字になっている
そこが隠れたこだわりポイントになっています

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レンズは

<裏面マルチコート>

を採用しています
光が横や、後ろから入って来た時
レンズの裏面が反射しない様にコーティングをしてあります
目に対するダメージが軽減されます

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表面はサングラスカラーが綺麗に出るように
白っぽく反射するようになっています

デザイン性と利便性の高い
サングラスに仕上がっています

JS-S004 col,2 Gun ¥39,600-(税込)

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ティアドロップ型の
細目デザイン

見た目の美しさや機能性だけでなく
使われることで使い手の心が満たされることを重視する

「用の美」

その概念を取り入れた無駄のないデザイン

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<ツーブリッジ>

が特徴的です

大きすぎないレンズは、どんなファッションにも合わせやすく
日常使いもしやすいサイズ感になっています

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コチラのサングラスは

『跳ね上げサングラス』

になっています

2重になったフロントの外側を跳ね上げるだけで
暗い場所での使用にも素早く対応できます

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跳ね上げメガネ・サングラスで
スリムなタイプは珍しいと思います

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テンプルもスリムなチタン製

βチタン製のテンプル程よく硬さを残した
しなやかさと柔らかさがあります

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カラーの使い方も中々ニクいです

跳ね上げ側のフロントはマットな質感
ベースになるフレーム側はツヤの質感

と分けています

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シンプルな美が詰まった

機能サングラスです

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2本のツーブリッジサングラスを
ピックアップしてみました

ファッショナブルに使って頂ける
ツーブリッジになっています
夏本番になる前に、是非サングラスをご検討してみてはいかがでしょうか?

【アセテート・セルロイド】定番カラー・柄

前回ご紹介しました

<TURNINGの記事>

でご案内したカラー

『ハバナブラウン』

葉巻の生産地として有名な
キューバの首都から名づけられた柄です

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メガネの業界では割とポピュラーなカラーで
クラシックな雰囲気のフレームとのは相性抜群です

今回はハバナカラー以外で良く使われている

<定番カラー・柄>

についてご紹介してみたいと思います

光輝 067 col,#13 demi ¥25,000-(税抜)

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MASUNAGA 光輝の067
クラシカルなスクエア型のセルフレーム

光輝らしく、太めでがっちりした
厚みのある生地が特長です

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こちらの光輝に使われているカラーは

『デ

べっ甲を模して造られた柄になっています
べっ甲柄とも呼ばれる
クラシックフレームの定番色です

ウェリントンやボストンフレームとの相性が良く
それらのフレームのカラーラインナップには
殆ど入っているといっても過言ではないほど
超定番のカラーです

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厚みのあるアセテートのデミ柄が
高級感を生んでくれます

濃いブラウンと少しイエローの入ったカラーは
大人の色気が出ます

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柄の出方が生地によって変わりますので

同じデミ柄でも
一本一本表情が変わってきます

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光輝067は

<堅硬な造りの7枚蝶番>

を使用しています
光輝伝統の蝶番です

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横長のスタイルなので
光輝のフレームの中でも
お仕事などで使って頂きやすいデザインです

BCPC BP-3156 col,005 demi brown ¥24,000-(税抜)

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デミ柄もブランドが変わると雰囲気が変わってきます
こちらのフレームは
BCPC StyleシリーズのBP-3156です

光輝のデミカラーはブラウンが濃かったですが

BCPCのデミブラウンは、イエローが強めの
明るいデミカラーになっています

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“BCPC Style(ベセペセ スタイル)は

「女性が肩の力を抜いて楽しめるスタンダードとナチュラル」

を意識しているシリーズです
このスタイルシリーズは
肌触りやフレームのツヤ感が特に綺麗な

“セルロイド素材”

が用いられています

堅い素材のセルロイド生地は
薄くてスリムに仕上げても型崩れが起きにくいです

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スタイルシリーズはテンプルの内側に
『style』の刻印が入っています

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イエローの強いデミは可愛さと
クラシックな雰囲気の両方を出す事が出来ます

少し話が変わりますが
実際にこれが本物のべっ甲だと、かなりのお値段になります
一般的にべっ甲の金額は
黄色の部分が多いと金額が高くなります

実際のべっ甲は黄色の部分は希少価値が高く
特にその中でも高級なものが

『白甲』

と呼ばれています
黄色みがかった透明感のあるカラーです

BP-3156の黄色部分のカラーは白甲の様な高級感のある
クリアなイエローカラーです

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フレーム・テンプルとも
オールセルロイドで細身で軽く
長時間使用でも負担が少なく掛けて頂くことができます

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べっ甲の中でも希少価値の高い
『白甲』に近い雰囲気を持っている
<デミブラウンカラー>

セルロイド生地の持つしっとりとした質感に
周りの方は本物?と思ってしまうかもしれません

JAPONISM sense JS-140 col,002 brown sasa¥37,000-(税抜)

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JAPONISM JS-140
セルロイド×チタンのウェリントン型コンビネーションフレーム
こちらの柄は

『ササ柄』

と呼ばれる柄になっています
この“ササ柄”の由来はその名の通り

『笹』

から名づけられています
笹の葉の柄に似た柄が特長です

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JS-140で使用されているカラーは

<ブラウンササ>

JAPONISMらしく、落ち着きのある少し濃いめのブラウンに
クリア系のカラーが、ササの葉の様に入れてあります

シンプルなウェリントン型のセルロイドフロントに
チタンテンプルのコンビネーションに
ヨロイ部分に段差をつけることによって

<奥行き>

が出ます

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真横から見てみるとこんな感じです

笹の葉の和柄感が強い
日本らしい柄です

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「ササ柄」

という表現はメガネ業界での用語で
他の業界では、殆ど使う事のない表現です

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セルロイド生地なので
スリムでも型崩れが起きにくく
セルロイドの独特のツヤもキレイです

今回はプラスチックフレームで良く使われるカラー・柄で
特にクラシックなフレームに使われる事の多い
3パターンをピックアップしました

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各ブランドが良く使うカラー・柄などもありますので
機会がありましたら、各ブランドが良く使うカラーなども
ピックアップ出来たらと思います

『メガネのテンプル構造』どんな風に出来てるの?

今回はメガネの構造についてのブログになります
普段何気なく使用しているメガネが
どういった構造、工程で作られているのか?
を少し掘り下げていきたいと思います

今回は
テンプルについてのお話になります

皆様お使いのメガネ
そのプラスチックテンプルのほとんどに

<強度を保つための金属の芯>
が入っています

ほぼ全てのテンプルに<芯>が入っていますが
その中の<芯>ってどの様にして作られているのか?
その方法は大まかに2つ存在します

① シューティング

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芯を入れる技法の、現在主流になっている

「シューティング」
と呼ばれる技法

シューティングとは


テンプルに加工する前の
細長いアセテートorセルロイドの棒に

機械で芯を打ち込む方法

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芯が見えやすい様に、クリア生地の

<歩-1017>

に登場していただきました

短冊状の形に削りだしたプラスチックを
熱で温めて柔らかくして、金属の芯棒を差し込むという方法で
テンプルの芯を入れています

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思いのほかシンプルな方法ですが

素材の質などによって
熱を加える温度を変えなくてはいけないなど

簡単そうに思えて、実は職人の勘や技が必要な技術でもあります

とはいえ、効率的に生産が可能であり
量産も可能なので現在はこのシューティングという技法が
主に採用されています

②「芯張り」

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二つ目の技法は<芯張り>
と呼ばれる技法

芯張りはシューティングと製造工程が全く異なります
その製造工程は

プラ生地をテンプルサイズの短冊状にカット

その生地を半分に割って

芯が入るように溝を掘り

芯金を入れ

プレスで圧着させる

といういくつかの工程を経て作られます

シューティングなどの技術がまだなく
今ほど技術が進歩していなかった時代の技法です

簡単にまとめると

芯をプラ生地で挟み込んで、熱と圧力で接着させ棒状にして
そこからテンプルの形状に削りだしていく技法です

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シューティングよりも難しい技法ですが
この技法でしか表現できないテンプルがあります
それが写真の

光輝 068 col,♯023

シューティングでは表現できない

デザインを施した芯

を使用できるという点です

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シューティングだと差し込むことの出来ない形状の芯や
デザインされている芯も生地で挟みこんで製造できますので
デザインテンプルには今でも使われている技法です

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芯張りだと
こういったデザインの芯を使う事も出来ます

芯張りはその性質的に
クリア生地のテンプルで使用されている事が多いです

デザインされた芯を見せるには
クリア生地を使用しないと
せっかくのデザイン芯が見えませんからね・・・

<番外編>

「セルロイド」は「アセテート」に比べて<硬さ>があります
型崩れが起きにくいという点や
アセテートと比べても折れにくい、という特徴があります

セルロイドフレームのテンプルには
芯を入れない、いわゆる

『ノー芯』

というテンプルを作るところもあります

芯がなくてもセルロイドは堅さがあるので
形を保てます

<ノー芯>の場合、クリア系の生地を使った時に

中の芯がありませんので
芯が入っていないカッコよさを演出できます

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ノー芯のテンプルはこんな感じです
ねじ止めされた部分から先に、芯は入っていません

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先の部分をアップにしてみました
イエローデミはの中に芯は全くありません

芯が入っていないテンプルのビジュアルが好き

という方にはたまらない技法です

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ノー芯ならではのクールな印象です

セルロイド生地でも芯が入っている方が
強度が保てていいという点もあります

中に芯が入っていれば、もし生地が折れても、中に「芯」が
通っているので折れてもテンプルとして使用できますが

ノー芯の場合だと、折れてしまうと
芯がありませんので、テンプルの形状を保つことが出来ません

どちらが正しいという事はありませんが

<芯が入っている頑丈さ>
<ノー芯のビジュアルのカッコよさ>

は両立できません

それぞれの特性を理解してご使用いただければと思います

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19周年祭

絶賛開催中です!

【GMS&MASUNAGA since 1905 】part,2

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<増永眼鏡>

part,2では前回、ロゴだけ出した

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<since 1905>

の新作を含めた入荷分を【徹底解剖】していきたいと思います。

GMS-199TC #11 G(Dark Demi) ¥36,000-(税抜)

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小ぶりなウェリントン型のデザインです。
細めのウェリントンなので、スッキリした印象で
お仕事やフォーマルな場所でも使って頂けるフレームです。
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メタルリムに厚さわずか

<0.25㎜>のセルロイドを巻きつける製法

増永眼鏡さんの中でも、特に熟練の職人さんにしか作ることができないらしいです
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塗装などでは出すことのできない

《質感》

があるフレームになっています!
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セル生地を巻いてある部分が

ぷっくりしています

ゴールドとブラウンのセル生地のコントラスト
王道を貫くカラーリングになっています。
#24 TITAN(BK)
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ブラックバージョン 
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コチラのカラーは全体的に黒のイメージです。

かなり渋くまとめています。

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全体が黒っぽい中、チタンパッドだけは

ゴールドカラー

チラッと見えるのゴールドパッドが、いいアクセントになります。
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セル巻きのプラスチックとチタンのカラーが同系色なので
使い勝手の良いカラーです。
さて、ここでちょっとだけGMSのこぼれ話を。

GMSは、1933年に作製された

<昭和天皇献上品>

をルーツに作られています。
確かなものを、確かな品質で作るGMSはこうして生まれました。

DESKEY #45 DBL/GRY ¥38,000-(税抜)

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オールチタンで仕上げた多角形シェイプ

デザイン的にはクラシックですが、
ラウンドやボストンとは違い丸みのあるデザインではなく、
中々エッジのきいたデザインになっています。

このモデルが

Since 1905

のシリーズになっています。
このシリーズは、増永眼鏡の中でもハイエンドなシリーズで
基本的にオールチタン系のメガネが多いです

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一見するとシンプルなデザインですが、四角い要素が集まるところ
リムが細くなっているところなど
要所となる部分のデザインにはこだわっています。

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オールチタンという、シンプルな素材から

<艶の有無や丸と直線>

フレームを引き立たせる処理が適切になされているため
凛とした風合いが出てくれます

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テンプルの形状もクールです。
太くする部分と、細くしている部分のある
オールチタンですが、メリハリのあるテンプルになっています。

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細かい部分の造り込みは、さすが増永眼鏡!

ちょっと分かりにくいですが、リム(フレーム)の厚さが
鼻側よりも少し厚くしています。リムを厚くすることで
強度近視の方も、レンズの厚さをカモフラージュしやすくしています。

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万人受けするメガネとは言い難いですが
意外と掛けてみると

「あれ?結構似合うぞ?」

となってくれるフレームだと思います。

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ちなみに再入荷でセル巻きのラウンドバージョンも入荷してきています。
こちらは前にブログで紹介していますので

<コチラ>

でご覧くださいませ

日本のメガネ業界の歴史といっても過言ではない
<増永眼鏡>の技が詰まったメガネです。
是非体感しにいらしてくださいませ。

【GMS&MASUNAGA since 1905 】part,1

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今や、福井県と言えばメガネの聖地と呼ばれる程
一般的にもメガネの産地として浸透しています。
そんな福井県にメガネの産業を根付かせたのが

<増永眼鏡>

1905年(明治38年)に創業し
ギルド制にも似た

【帳場制】

と呼ばれる制度をつくり、たがいの技術を磨きあい
品質の良いめがねを提供し、今日のメガネ業界の礎を作った増永眼鏡

そんな増永眼鏡がリリースするラインナップである

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since 1905

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G.M.S

新作や再入荷分がやってきましたので、
早速【徹底解剖】していきたいと思います。

GMS-823 #B1 Black ¥45,000-(税抜)

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チタン素材のメタルパーツと、 アセテートを使った
ウェリントンシェイプのコンビネーションフレームになっています。

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構造にもこだわっており

プラスチックとメタルリムの
<サンドウィッチ構造>を採用

フロント上面や側面にちらりと見えるチタン部分が質感を高めます。
見る角度によって、表情を変えてくれるのも面白いです。

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丁番とテンプルをつなぐ<リベット>を立体的なデザインとするなど

細かいディティールにもこだわりが感じられます。

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裏側はこんな感じです。
細かい部分の仕上げが、本当にキレイに仕上げています。

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ノーズパットには【チタンパット】を使用。
通常のパッドと比べても、
チタンは劣化もなく、肌の弱い方にも安心してお使いいただけます。

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丁寧な作り込みの
正統派ウエリントン型

コンビネーションフレームです。
シンプルになりがちな、ウェリントン系デザインに
チラッと見えるメタルパーツがワンランク上の高級感を演出しております

#14 HAVANA
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こちらは、ハバナカラーバージョン

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少し抜けのあるブラウン系なので、肌馴染みはよく
あまり主張しすぎる事もないです。

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コチラのカラーは、テンプルとリベットのカラーが違います。

ゴールドカラーのリベットが良いアクセントになっています。

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フロントのハバナカラーテンプルのグレーのコントラストが綺麗です
馴染みつつ、少し渋めに使うならこちらのカラーがおススメです

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【G.M.S】 らしくボリューム感はそこそこに
ちゃんと存在感は感じられる

そんな一本だと思います。

GMS-115SG #S24 Clear Gry(GRY) ¥42,000- (税抜)

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こちらは、様々な《個性》を、詰め込み倒した

<よくばりサングラス>

様々な《個性》を一つ一つ紐解いていきましょう!

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<ツーブリッジ>

ツーブリッジとは通常のブリッジに加え
フレーム上部にもうひとつブリッジを付けたデザインのフレームです。
ツーブリッジにする事で、デザインにアクセントが加わり
他にはないインパクトを出すことができます。

どのサングラスよりも“渋さ”を前面に出すことが出来ます。

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<六角形=ヘキサゴン>

レンズデザインは、六角形のデザイン
六角形のレンズは

クラシカルで個性的な印象を出せます

GMS-115SGは、このヘキサゴンの形にすることで
個性的な風合いを全面的に押し出しています。

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<フレームの造り>

このサングラスも、先ほどの【GMS-823】と同じく

サンドイッチ方式のフレームになっています

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アセテートフレームをナイロール形式で釣り上げています。
クラシカルフレームで、最近多く見かけることの多くなった造りです。

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<GOZAEMON MASUNAGA SPECTACLES>

増永眼鏡の創業者である

増永五左衛門』を表した
飾り文字がリムに彫り込んであります

一見すると普通の模様にしか見えませんが、
よくよく観察してみるとわかる、隠れたこだわりポイントになっています。

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<裏面マルチコート>

光が横や、後ろから入って来た時
レンズの裏面が反射しない様にコーティングをしてあります。
このさり気ないコーティングをするだけでも
目に対するダメージがかなり軽減されます。

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表面のコートはサングラスカラーが綺麗に出るように
白っぽく反射するようになっています。

サングラスとしてカッコよく使えるように
サングラスとして機能性も高く

そんなユーザー目線のサングラスです。

#S13 Brown(GRY Half)

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ブラウンカラーバージョン
ブリッジのゴールドカラーがちょっとだけ
“イヤらしさ”を出すことが出来ます。

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レンズは、グレイのグラデーションカラー

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ブリッジ周りも渋いです。

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コチラのブラウンカラーは、先ほどのクリアグレーカラーよりも
個性的なイメージを出すことが出来ます

<普通のサングラスだと面白くない!>

そんな方にはこのカラーがおススメです

 part,2に続きます!

【増永眼鏡 G.M.S】新作来たる

1905年、福井県に【増永眼鏡】を創立した

【増永五左衛門】

gozaemon

増永眼鏡にはリリースしているいくつかのブランドがあります。
今回は創立者である増永五左衛門の頭文字をブランド名にした

【G.M.S】

【徹底解剖】していきたいと思います

G=五左衛門
M=増永
S=スペクタクルズ

G.M.Sはもともと1933年に福井県の眼鏡産業の祖「増永眼鏡」により

昭和天皇献上用として生まれた眼鏡が始まりと言われ
「増永眼鏡」のシンボルともなっております。

GMS103+#115 G/Red

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GMSの中でも、かなり細めのラウンド型(丸)メガネ。
シンプルな丸メガネで、あまりアンティークさを感じさせないデザインです。
細めのデザインなので、意外と日常使いでも自然に使えます。
とはいいつつ、丸メガネなのである程度個性は出てきますが・・・

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かなりバネ性のある
βチタンのテンプルになっています

掛けやすさと軽さはかなりのものです。
軽さを求めていらっしゃる方に自信を持っておススメ出来る軽さです

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クラシック系のメガネには珍しい色の先セルになっています。

<鮮やかな赤の先セルが特徴的な一本>

正面から見るとクラシックなイメージですが
サイドから見るとカラーがしっかり出る一本になっています。
細目ですが、この赤の色がしっかり出てくれますので
色の主張がしっかりしてくれるフレームです。

GMS103+ #448 MAT TITAN/Green

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ミニマムなメタルフレームは、素顔の魅力を最大限に引き出し
どんな服装にも自然と馴染んでくれます。

特にコチラのカラーはマットチタンになっていますので
落ち着いた印象のカラーとして使用する事ができます。

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ブリッジのロー付け、とても綺麗な付け方です。
ここまで近くで撮影しても、ロー付け部分が綺麗なのが分かります。

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フレームを極力細くするため
レンズ留めの部分もかなりシェイプアップしています。
『いわゆる丸メガネ』を探している方におススメしたい一本。

GMS-819 #13 DEMI

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セルとメタルのコンビフレームのボストンデザインです。
細身でしなやかなサイズ感に仕上がっています。

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ブリッジには彫金が施されています。
細いですが、しっかり彫金の模様は主張してくれます。

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フロントからチラッと見えるチタンパッド

1、耐久性が高い

2、アレルギーの心配が少ない。

3、汚れが目立ちにくい。

などなど、良いこと尽くし。

デザイン的にカッコいいのは言うまでもありません

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細身のテンプルの芯にも彫金が施されています。
そのデザインが見えるように、
外側にクリアな生地を張り合わせて、デザインが見えるようにしています。

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カシメで留められたヒンジパーツ
金属のパーツなので、幅の調整も細かくフィッティングする事が出来ます。
細身だけど、存在感はしっかり出すことが出来るフレーム。

『クラシック王道のデザイン』

初めてクラシックを掛けてみたい方や
もう何本か使っていただいている方まで
どんな方でもおススメできる

ボストンフレームです。
薄くサングラスにするのも、ミラーをしっかり入れるのも
どんな状況にしてもカッコよく使えると思います。

【G.M.S】 は流行に左右されないデザインが多いのも特徴です。
長く使っても飽きずに、その人の顔になってくれるメガネだと思います。

【AZ DINOSAUR CAMPAIGN】スタート!!3大キャンペーン紹介編 part,1

AZが東刈谷店と合体し、

新店舗に移ってから【1周年】
AZが誕生してからは【17周年】

という事で、今年もやります!夏の周年祭!
足を運んでみようかな。と思っていただけるような企画を開催します。

今年の周年祭は【コンセプト】があります。
17周年のコンセプトは

【恐竜】

恐竜-600x430

Instagramを見ていただいている方は、ここでなるほど!
と思っていただけたかと思います。
ちょこちょこ登場していた『恐竜グッズはこの周年祭の為のものでした

7月7日から本格的に始まるキャンペーン

以上、前回ブログから引用

今回は17周年キャンペーンの内容を掘り下げていきたいと思います。
今回の周年祭は

『AZ DINOSAUR CAMPAIGN』
AZダイナソーキャンペーン

というキャンペーン名になりました。
店内もダイナソーキャンペーン仕様に変わっています。

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恐竜が至る所に散りばめられたAZ

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テーブルレイアウトも変わり
真ん中にはティラノサウルスの巨大バルーンが堂々浮いています。

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入口からすぐの場所にありますので、迫力は中々です。

さて、今回のキャンペーンは大きく分けて

<3つのイベント>

で皆様をお迎えします。

まずは7/7(土)からスタートしている

①『クラシック特集』

とAZの周年祭と言ったらこのイベント!である

②『大抽選会』

そして少し時期をずらして8/4(土)からスタートする

③『KIDS特集』

以上のイベントを開催します。

最近流行のクラシックフレームを、メーカーさんのフレームもお借りして
通常の在庫よりも

100本多く展示!

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J.F.REYからは、J.F.REYのクラシックシリーズである
1985シリーズを含め、かなりの数を借りています。

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テーブルの半分が J.F.REYで埋まっています。
AZには入荷してこなかったモデル・カラーなどなど盛りだくさんです。

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かなりモードな印象の“ハイブリッジフレーム”
も観ることが出来ます。ここまでの数の“1985シリーズ”を見る機会は
我々スタッフでも、展示会以外ではありません。

BCPC-トップブランド一覧

BCPCのクラシックも、しっかり借りています。

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BCPCのクラシックは“少し可愛いクラシック”として使うことが出来ます。

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コーナーとして出しているのはこれだけですが、
出し切れていないフレームもまだまだあります。
お声がけいただければ、仕舞ってあるフレームもお出ししますので
お気軽にお問い合わせください。

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丸眼鏡展も同時開催中!

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スピルバーグ監督も愛用している丸メガネ。

クラシックメガネ好きな方
初めてクラシックメガネを掛けてみようかな?

皆様のご期待に添えるようなラインナップになっていると思います。

part,1は以上になります。
part,2は【KIDS】【大抽選会】の紹介したいと思います。
お楽しみに!

“113年前からの贈り物” MASUNAGA since 1905

【増永眼鏡】のリリースするシリーズの中で
最もハイエンドなシリーズがこの

【since 1905】

今までリリースされたモデルは、基本的にオールチタンフレーム。
(一部例外アリ)
オールチタンフレームとは
メガネを構成するパーツを全てチタンで作られているモデルです。

新作&リピートが入荷してきましたので
【徹底解剖】していきたいと思います。

 BASIE #11 ATG/ATS

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アンティークゴールドアンティークシルバーでまとめた
シックなカラーリングのメガネです。
アンティークゴールドは、他のメーカーでは
真鍮色の様な仕上げにして来る事が多いですが

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(こんな感じ)

ベイシーは少し薄目のブラウン系アンティークゴールドにしてあります。
この色味の使い方がニクイです。
主張しすぎるカラーではなく、落ち着いた感じで使うことが出来ます。

ちなみにこのベイシーというフレーム名は

“スウィングの王様”と呼ばれたジャズアーティストの
『カウント・ベイシ―』
が由来になっています。

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フレームは、全てチタン素材。
大きさは、大き目サイズになっています。
レンズデザインは、定番のスクウェアウェリントンデザインになっています。

IMG_2320ベイシーの【デザインの肝】であるフレームの上部

“ブローパーツ”

このブローパーツには“職人技”が施してあります。その技は、

エッジ部分のみ、面取り加工を行ってるという技

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非常に高い技術で仕上げています。

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カドのエッジを落としつつ、丸みが出すぎない様に仕上げています。
言われてみなければ気が付かない部分ですが、
このカットをしているか、いないかでブローの印象が変わってきます。

ちなみに、ブローパーツは上から被せるのではなく
下から挟み込む形で留めてあります。

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このブローパーツ。
精度が非常に高く作られていますので、ピッタリ隙間なく嵌ります。

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中々渋く、アダルティな一本です。
表現としておかしいですが

『色気とエロチシズム』

を感じます。『エロチシズム』ってなんだよ!と思われるかもしれませんが
実際のモノを見ると何とも言えない“色気”があるのです。

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何だか言われてみると“色気”を感じませんか?
クラシックメガネは性別関係なく使えるイメージですが

ベイシーは男性に、ダンディに掛けこなして頂きたいです。

NY LIFE #63 BROWN/GRY

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シンプルで掛けやすいデザインと、ハイクオリティな品質と技術を融合した一本です。
一般的なサーモントフレームでは
セルロイドやアセテートの素材で作られる部分もチタンで造形しています。
オールチタンのサーモントフレーム。

少し細目なスクエアシェイプのNYLIFE。
先ほどのベイシーよりもスッキリシンプルに掛けられるデザインです。

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今回入荷してきたカラーは、AZでは初登場のカラーです。
ブローパーツはブラウン、綺麗な銅色です。
新しい10円硬貨を彷彿させるようなキレイな色です。

10JPY2

細目のデザインですが、色の使い方もありメガネのインパクトは中々のモノです。
シルバー系やアンティーク系のカラーもいいですが

<こういった銅系のカラーも良いものです>

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リムのカラーが落ち着いていますので、ブローパーツのカラーが映えます。
ブローパーツも濃いカラーにし過ぎていませんので
眉が目立ちすぎるという事もなく使えます。

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フレームの裏側はこんな感じです。

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テンプルはフロントからの流れで、半分はブラウン
半分から先は、アンティークゴールドカラーになっています。
このさりげなさが良い感じです。

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渋いんだけど、何となくシャープ。
ビジネスでもいけるし、カジュアルな装いでもカッコいい。
使い勝手の良い、ネオクラシックフレームです。

MIES #15 DBL/GRY

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スクエアシェイプのナイロールフレーム。
シンプルで直線的なデザインに、ヨロイやブリッジ、
テンプルエンドに立体的な造形を施すことで上品な質感を演出しています

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ナイロールタイプにする事で、より洗練されたスマートなスタイルに仕上げています。
ビジネスからフォーマルまでどんなシーンともマッチします。
そして、現在

since 1905 のフレームの中では
唯一のナイロールフレーム

パット見た感じ、普通のスクウェアナイロールのイメージですが

「手に取ってみると、本当に良いものだな」

と感じていただける一本になっています。
さり気ないデザインなので、物足りないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、このさり気なさがいいのです!

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テンプルはスッキリシンプルに。
シンプルなデザインですが、そのシンプルの中に実はかなりの

“情報”や“技”

が入っているのです!

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パッドもチタンで出来ています。
チタンパッドは、この時期ヒンヤリして気持ちいいです。

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フロントカラーはシルキーな質感の、濃いネイビーカラー
何だか不思議な質感のネイビーです。
真面目なイメージは出しつつ、
よく見ると、凄く洒落ているメガネとして使うことが出来ます。

#49 Black/Gold

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コチラのカラーはゴールドブラック
一見目立つカラーリングですが、ヘアライン加工になっていますので
ビカビカすることなく、

<品よくゴールドとブラックが出てくれます>

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先ほどの #15 DBL/GRY のカラーは落ち着きのあるカラーでしたが
こちらはメガネのカラーが出てくれます。

細目ではありますが
しっかりインパクトを出すことが出来ます。

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品のある、落ち着いたブラック。
若い方が掛けていただいてもカッコいい色の使い方です。
少しだけレンズに色を入れて
薄いサングラスとして使って頂くのもありかもしれません

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ゴールドのチタンパッドは、掛けているときに

“チラッと”見えます

最近、業界で多くなってきているチタンパッド。
このさりげないパーツ一つでもメガネの印象は変わってきます。

以上が入荷してきた since 1905 になります。福井にメガネ産業を生み出した

“老舗の技”

ぜひ実際に手に取って感じ取っていただきたいです。
次回は増永眼鏡の【GMS】【徹底解剖】していきたいと思います。
お楽しみにして下さいませ。

1970年からのタイムカプセル【光輝】新作到着!

1905年、福井に眼鏡産業の礎を築いた

masunaga logo

そんな増永眼鏡から、新作やリピートが入荷してきました!
早速【徹底解剖】していきたいと思います。

光輝068 col #44 GRY

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光輝(こうき)は、プラスチックフレームのコレクションです
(今のところ)
コレクション名「光輝」は、増永眼鏡が明治から昭和初期にかけて使用していたもの。
同社の歴史と、このブランドにかける意気込みが込められています。

そんな光輝の新作

『光輝068』

1970年に大阪万博のタイムカプセルに収納され歴史に名を刻んだ

『CUSTOM72』

の後継モデルです。

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さり気なく、主張する

“リベット”

がフレームの印象を引き締めてくれます。

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さり気ないけど、色々な技術が詰め込まれている“智元周り”
その一つ一つを紐解いていきましょう。
まずは合口からいってみます!

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合口は、増永眼鏡が創業されてた『1905年』が施された飾りが付けてあります。
飾りは掛けている時には分かりませんが、畳むときにチラッと見えます。
このさりげなさが渋いです。
合口の隙間もなく、ピッタリ合います。
さすがの技術力です。

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テンプルの芯をプレスして模様を出しています。
クリア生地にしてあるからこそ映える部分です

さり気なく見えつつ、主張し過ぎない

キレイ目なテンプルに仕上げています。

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フロントとテンプルを繋ぐ『丁番』

<5枚丁番とよばれる堅牢な丁番を使用しています>

緩みにくく、壊れにくい丁番です。
ちなみに、通常の丁番は3枚丁番を使用することが多いです。
光輝はこの5枚丁番の他にも、7枚丁番という
しっかりボリュームのある丁番もあります。

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全体像はこんな感じです。
スクウェアウェリントンシェイプなのですが、丸みも少しありますので
日本人に合わせやすい形になっています。
男性・女性どちらでも似合うデザインです。

#23 LBR

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少し珍しい、クリア系生地のメガネになっています。

探そうと思っても中々ないであろうカラーになっています。
かなり個性的な色の出方をしますので
馴染ませて使うのではなく、目立つように使って頂きたい一本です。

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リベットや、丁番の埋め込み部分もクリア系ですのでハッキリ見えます。
クリアになって、こういった部分が見えても粗さのない造りです。

さすが増永眼鏡!

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クリア生地ですので、テンプルの模様もしっかり見えます。
さり気ないけど、やっぱり模様は見える。良い塩梅です!

IMG_2287裏側の埋め込み部分の仕上げがとても綺麗です。
表側は勿論の事なのですが、裏側まで徹底的にキレイに仕上げています。
見えない部分も徹底的にこだわったメガネです。

光輝 067 #13 DEMI

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先ほどの 光輝066 よりも少し小ぶりなサイズ。
少しだけ横長のスクウェアなデザイン。
クラシカルなフレームが多い光輝の中では、

良い意味で“普通っぽい”

フレームデザインになっています。

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普通っぽいですが、細かい部分の造りは健在
フロントもテンプルも少し丸みを残した削り方をしています。

カラーはデミカラー
いわゆる“べっ甲カラー”

しっかりカラーが出てくれますので、フレームのデザインが普通でも大丈夫です。

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光を当てて撮ると、べっ甲感が綺麗に出てくれます。

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光輝067の丁番は

“7枚丁番”

のボリュームある丁番を使っています。
7枚丁番は強度が強く、緩みにくいです。ボリュームもありますので
デザインとしてもカッコいいです。

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鼻パッドもキチンと高めの仕様になっております。
こういった細かい部分も日本人が使いやすいようにしてあります。

 光輝は以上が新作になります。
次回は増永眼鏡の中の、ハイエンドシリーズの新作を紹介したいと思います。

『since 1905 増永イズム』を感じよう!

前回のG.M.Sに続き、増永眼鏡のリリースするシリーズを紹介したいと思います。
今回紹介するのは、

【since 1905】

since 1905は、増永眼鏡のシリーズの中でも洗練されたデザイン
今現在は、チタンフレームのクラシックデザインで統一されています。
増永眼鏡の中でも、モダンなテイスト溢れる【since 1905】
【徹底解剖】していきたいと思います。

VAN ALEN

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VAN ALENは、フレームパーツすべてが

チタンで統一されています

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フロントの、フレームとブロー部分は

別々のチタンパーツを、
溶接なしで組み合わせています。

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見事にチタンのパーツが組み合わさっています。
VAN ALENはチタンの持つ

【上質さと重厚感】

【耐久性と軽量性】

が前面に押し出されています。

オールチタンフレームは意外なのですが、
金属特有の肌に触れた際の “ひやっ” とする冷たさはほとんど感じません。
これは、チタンの熱伝導率は小さいためです。

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さりげなさの中に、職人の技術がこれでもか!
と言わんばかりに入っています。
ブローパーツにある

“ツヤ”

この“ツヤ”には職人技が隠されています。
この“ツヤ”はブローパーツのエッジの部分を

【面取り加工】

して作られています。面取り加工なのでほぼ
<一発勝負の職人技!>
さりげなく光るツヤがたまらなくカッコいいです。

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さりげなく、テンプルエンドも【面取り加工】がされています。
このさりげなさもいい感じです。

COCO

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ほどよいラウンド感を持たせた、ボストンのレンズシェイプのCOCO

=女性が掛けると可愛らしさに上品さ=

=男性が掛けると知的でいて優しい印象=

性別関係なく使えます。
オールチタンのVAN ALENとはまた違って、
ブローパーツにアセテート生地を挟み込んでいます。

つなぎ目のない一枚のチタンシートから
多くの工程を経て作り出せるフロントパーツ。

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通常は、フレームの外側に
<覆いかぶさるよう付けられているブロウパーツ>
ですがCOCOは

<ブロウパーツをインナーに固定しています>

この技法を使うことで、重くなりがちなブロウが
軽いイメージになります。
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アセテートをアップにするとこんな感じです。

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さりげないボストンスタイルのレンズシェイプは
ほどよい知的さと、優しい印象を与えてくれます。

テンプルは掛け心地にも重要な役目を果たすため、
フロントのチタンとは異なるβ(ベータ)チタン製になっています。
このβチタンが、ほどよい弾力とホールド感を生み出します。

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オールチタンなので、クールな感じに見えがちですが、
このCOCOは、その辺りをうまく柔らかい印象にしています。
サイズ感も大きすぎず、小さすぎない良いサイズ感です。

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こちらのカラーはシルバーなので
柔らかさを出しつつ、クールなイメージで使えます。

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ELLA

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オーバル・スクエアシェイプのデザイン。
ELLAのフロントはCOCOと同じく、つなぎ目のない一枚のチタン
歪みや変形に非常に強く、ミニマルな美しさがあります。

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COCOよりもスクエアシェイプなので
お仕事で使って頂きやすい、クラシックフレームです。

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こちらのカラーはクラシック寄りのカラーリングです。
ブロウパーツの個性が強い一本です。
このELLAは since 1905の中でも、クセが少なく
掛けやすい一デザインです。

クラシック系を掛けてみたいけど、どんなものを掛けたらいいの?

と悩んでいる方にもおススメできます。

MET

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こちらのMETは

『クラウンパント型』

と呼ばれる、ヴィンテージな形を現代的にデザインしています。

『ボストン型』

『ウェリントン型』

などは聞いたことのある方が多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、この『クラウンパント型』を知っている方は少ないのではないでしょうか?
この『クラウンパント型』歴史は古く

<1930年にはすでに存在していた>みたいです。

昨今のヴィンテージメガネブームに乗って、
注目を浴びたデザインです。

クラウンパントは

【クラウン】=王冠

【パント】=ボストン型

という意味合いを持つそうです。
基本的な形は、

<丸みを帯びたボストン型>

そしてフレーム上側に、

<印象的な直線>

を引いています。

毎日王冠

ヴィンテージな印象ですが、オールメタルで仕上げてあるので

『洗練された、精悍なイメージで使えます』

METは、ビジネスで使っていただけるようにデザインされています。

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リムが太いと、“ひょうきん”に見えてしまいがちなヴィンテージデザイン
ですがリムを細目にしてあげると、不思議と個性は残しつつ
ビジネスでもいけちゃうメガネになってくれます。

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フロントとテンプルの繋ぎも非常にキレイに仕上げています。
ヘアライン仕上げでギラギラしない上品なイメージ。
(ヘアラインとは、金属素材に一方向の線状傷を無数に付けることに
よって仕上げる方法。光の当り方で異なる表情を持ちます)

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別のカラーはもっとシンプルに使っていただけます。

ですが!

普通に終わらせないのが since 1905

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普通っぽく見えますが、普通ではない加工がされています。

前述したヘアライン仕上げのリムですが、

こちらのカラーは側面に掛けて
『光沢』
になっています

グラデーションの様にさりげなく仕上げています。
このさりげなさのなかに、職人技が詰まっています。

機械では出来ない技術なので
職人の手作業の加工になっています。

言われてみなければ気づかない。
でも気が付くと、ドンドン引き込まれていく

【since 1905】

増永イズムをこれでもか!という程体現したシリーズになっています。
気が付くと、いつの間にかなくなっている ので
気になるフレーム・カラーがありましたらお早目に!

では今回はこのあたりで失礼します。