遠近両用レンズと一口に言っても、種類はかなりあるんですよ!昔は遠近両用は慣れないとか危ないとか敬遠された時期もあったのですが・・・今、私も50代になって、遠近両用レンズなしでは過ごせなくなって来ました・・・で思うのですが、遠近両用が慣れないとか、危ないというのは例の都市伝説ではないかと思うのです。
勿論、慣れ易い度の方、慣れ難い度の方というのはあります。私のように裸眼視力が0.1ないような近視の方なら、すぐにでも慣れると思いますし、逆に目が良い方、良すぎて遠視気味の方などは慣れ難い方だと思います。理由は、目の良い方や遠視の方は、足元を見たときに凸レンズになる為、距離が近く見えたり、ぼやけ具合が大きいからなんです。
でも・・・だからといって遠近両用を諦めてしまうのはいかがなものでしょうか?私のような近視の目は、メガネをはずせば近くが見えますから、まだマシなんですね(いちいちメガネをはずして近くを見ていると年寄りくさいのですが・・・)。では、目の良い方や遠視気味の方は、遠くは無しでいいのに、近くを見るときは必ず老眼鏡やルーペが必要になってしまうんです。
いちいち持ち歩いて必要なときだけバッグから出して使うなんて、とっても面倒くさいではありませんか?食事のときだけでも、買い物のときだけでも、会議のときだけでも・・・遠くも近くも見えるメガネがあった方がいいに決まってます。
実は、冒頭申しましたように遠近両用レンズでもいろんなタイプがあるんです。タイプ別に中近両用(部屋の中で使用する)、近々両用(机に座っているときのみ使用する)などのものもありますが、遠近両用レンズの中でも外面累進タイプ、内面累進タイプ、両面複合累進タイプなど、より慣れ易さ、見易さを追求したレンズが存在するのです。
もし、このような高機能レンズを試す事無く「遠近両用レンズは慣れない、危ない」と仰っていませんか?実は、お度数やメガネ経験に応じて、慣れ易いレンズはかなりあるものなのです。まして今は、プラスアルファの要素として、パソコンユーザー用、ゴルフなどのスポーツ用、釣りや山登りなどのレジャー用などなど、かなり充実しているのです。
あきらめないで、ぜひご相談くださいませ。メガネを常用するようになって、肩こりや腰痛、頭痛が治ったなんて方は、一杯いらっしゃいますよ!