皆さま、こんにちは。
現在、山々は赤く生い茂り、紅葉シーズンも後半戦な時期ですが、
「紅葉狩り」はもうお済みでしょうか。
ところで、動物を狩らないのに何故「紅葉狩り」と呼ばれているかご存知ですか?
『 気になる答えは、CMのあとで!』
。
皆さま、お待たせいたしました。
以前のレンズの厚みを抑えることができるフレーム、
ティフィールをご紹介の続きと致しまして、以下をご覧下さいませ。
「レンズの厚みを抑えられたとしても、まだ見た目が気になる・・・」
「他に、レンズの厚みってどうにかならないかな?」
。
残念ながらレンズの厚みを抑えられるといっても、限度がありまして、
かなり強度数の方は、誰が見ても完璧に薄く仕上がるわけではありません
・・・しかしながら、策はまだございます
『 レンズの厚みが気になるなら、上手く隠せばいいのでは。』
。
今回はココにテーマを置いて、ご紹介したいと思います。
厚みを上手くカモフラージュできるフレームといえば、どんなものでしょう
厚みが気になる箇所を考えると、分かりやすいかもしれません。
。
・・・ということで、
レンズの厚みを隠せそうな選りすぐりの何本かを、選んでみました。
このバリエーションを見て、すぐ答えに繋がった方はスゴいと思います
まずはこちら、BCPC 3175。
そしてもう一つ。
こちらのKAMURO リエールの二本を、一緒に合わせてご紹介したいと思います
どちらも女性に人気の高いブランドで、
お手に取りやすいカラーリングのバリエーションがございます。
こちら、さきほど真正面からだとクリアに見えていたフロント部分ですが、
角度を変えればこの通り、キレイなマリンブルーがご覧いただけるcol.5です
サイズはコンパクトなスクエアタイプなので、使い勝手抜群ですよ
KAMUROの「リエーフ」は、
フランス語で「蔦(ツタ)」を意味しているそうです。
クリアなフロントと先セルに、名前通りのゴールドテンプルのイメージがキラリ
さて、皆さまは
上のフレームの重要な二つの共通点、お分かりでしょうか
.
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例えばレンズ上部にしかフレーム枠のないナイロールタイプのモノの場合、
レンズむき出しの部分が広いので、より厚みが目立ってしまいますよね・・・。
ということで、
★まず一つ目のポイントは、
レンズの周囲がすべてふちで囲まれている「フルリム」であることです
。
レンズが、すべてふちで囲まれているので、
レンズの厚み部分も丸ごと覆えて、上手く隠すことができます
※素材自体に厚みのある「プラスチック」のものであれば、より良いです
★そして、二つ目のポイントは、レンズの幅が狭めのタイプであることです。
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前回のティフィール紹介でも挙げた通り、レンズ幅が狭めだと、
厚みがほとんど気にならなくなるようにできるのです
しかもコチラ、サイドから見たときに・・・どうでしょう。
まず最初に、テンプルのツタの模様が目に入りませんか
『レンズの厚みより、ここのテンプルを見てくれ!』
と視線誘導術も駆使されています
今回はよくある二つのメガネの形、オーバルとスクエアを例に出してみましたが、
形が変わってもこの共通点を守っていただくと良いかと思います。
。
では最後にもうひとつ、こちらはどうでしょう。
こちら、JAPONISM 567です。
形は、レンズが下半分囲まれていない「ナイロールタイプ」です。
先程の「フルリムである」という条件を、あえて外してみました。
ブロウラインに厚みを持たせてアクセントにしているので、
柔和な印象の中にも目元をはっきりとさせ、キリッとした貫禄がでます
そんなこのフレームも、実はレンズの厚みが目立ってしまうのを補った
ちゃ~んとした「カモフラージュ方法」が活きているのです
ここで、注目してほしいのが、フロントの端です。
★「フロントの端部分である智元(ヨロイ)にボリュームを。」
このフレームはかなり特徴的な分厚いフロントを逆手にとっています。
レンズが厚くなっても、それがかえってボリュームあるフレームに馴染む仕組みです。
つまり、レンズをフレームの一部に見せてしまう、ということです。
もちろん、視線はボリューム、インパクトのある方へと自然と移るので、
先程のカムロのテンプルにも言えていたことが、
フロント端の智元に変わって視線誘導術が発揮されているのです
まとめ
● レンズの厚みを抑えられるよう、小さめのレンズを。
○ テンプルのボリューム・装飾で、厚みを隠しつつ視線誘導を。
● 智元(ヨロイ)に、ボリュームをもたせてカモフラージュを。
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以上の三点を意識して、メガネをチョイスしてみてはいかがでしょうか。
なんだか小難しくてよく分からない・・・とのことでしたら、
こういったご相談、いつでもどこでも受け付けておりますので
御遠慮なくお申し付け下さいませ。
皆さまの心地よいメガネライフを、心より願っております
。
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★ 番外編 ★
冒頭の「紅葉狩り」の「狩り」の意味を解説するコーナーです
元々はご存知の通り、鹿・猪などの大きな獣を捕まえることを
「狩り」の意味としていました。
しかし原始時代から古代前期にかけて、狩猟生活を送っていた人々の中から、
『狩猟をしない貴族階級』が現れたそうです。
その貴族たちが、季節の花や草木に「風情」を感じて山野にさがし求める様子を、
獲物を追う「狩猟」になぞらえて「~狩り」と言っていたそうで、
それが現代まで名残として伝わったそうです。
今が旬の、「へぇ~」な知識でした