今日は【ラビリンス バイ 影郎デザインワークス】特集として
POISON VS PORNO
第2弾をお送りします
カリスマデザイナー影郎氏については前回のブログをご確認くださいませ
重ねて莫大な人気があるPOISON処女作とPORNO3部作も紹介させていただいております
今回は続きとして、
POISON Ⅱ、Ⅲ
PORNO-DXについてお話します
POISON Ⅱ
今は廃盤となってしまった幻の殿堂入りPOISON
影郎氏いわく、魔女をイメージした当モデルは
“売れなくてもいいから 自由なデザイン”
をコンセプトに影郎ブランド史上
最も個性的で毒素の強い作品となっています
1作目の進化版とでも言いましょうか、
三色塗装・七宝塗装・ワイヤーカット技術が
ふんだんに盛り込まれたこだわりの作品となっております
POISON Ⅲ
2007年 夏 発表
イメージは
『天使と悪魔』
ソースとしてケイトブッシュというアーティストの『バブーシュカ』というMVを挙げているのですが
このMVの登場人物が右半身と左半身で人格が違い
見た目も変わる事からヒントを受けています
なんでも最初は『ジキルとハイド』というモデル名にするつもりだったそうです
眼鏡では右半分が『天使』左半分が『悪魔』を表しています
またすごいのがその製法で
・・・
影郎氏自身が
「こんな苦労した眼鏡はない」
と言うほどの内容です
貼り付けを一切行わずアセテートの生地を削り出して作る
【段落ち】
という手法を用いて製作していますが
左側は7mm厚のボリューミーなフォルムと右側はサラッとした5mm厚のフレーム
元々生地の厚さが4mmしかない生地から7mmの厚さを削り出すため
生地を3枚重ねて12mmの厚さにしてから
段落ち処理を施しております
つまり右側の5mm厚部分は7mm削ってしまうので
半分以上生地を無駄にしながら作ってるということなんです
圧倒的に手間がかかるため
「量産は無理」 と職人さんからも始めは断られたほど
苦労を重ねて仕上がった眼鏡となっています
2014 春 発表
イタリアのマツケリー社が2012年に発表した新作の生地
通常裏側から光が当たることで色めを綺麗に表しますが
こちらの生地は表から光が当たった時に角度や明るさにより
“玉虫の様に色が変化する”
上記画像は実は同じメガネ
見る角度によって紫?青?赤?と色を変えます
裏側から光を当てずとも綺麗に発色するため顔の上に乗せても
“独特で明るく多彩な表情を演出”
するのが最大の特徴です
生地画像にある様に
直径1cmほどの円形が網に絡まるような図柄
が生地の特徴となっており ます
余り見ることのない綺麗な生地です
今回のPOISONとPORNOはいかがでしたか??
それぞれのこだわりを是非実際に触って、見て、掛けていただければと
思います
またまた次回
POSON VS PORNO 第3弾
書かせていただきます
どうも3部作が好きみたいで・・・長くなってしまい申し訳ないです
乞うご期待