メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
JAPONISM Part,4のはじまりです!
Part,4でレギュラーコレクションとは違うコレクションをピックアップ
同じJAPONISMでもコンセプトが少し違うのでまた違った味のあるコレクション
【sence コレクションとPROJECTION コレクション】
を【解剖】していきたいと思います。
【PROJECTION】
JAPONISM製
ネジを使わないコレクションです
デザインは落ち着きのあるデザインが多いです。
JAPONISMらしさ健在の立体感ですが
主張しすぎないのもプロジェクションの良さです。
ネジを使わない
“ラダーヒンジ”
パッドもちょっと特殊な差し込み式
“良いものと長く付き合うことで得られる心の豊かさ”
“GOOD THINGS FOR LONGTIME”
をコンセプトに誕生しました
プロジェクションの最大の特徴である
ネジを使わない独自の丁番構造
“ラダーヒンジ”は20,000回の開閉を行っても
テンプルのパタツキがほとんど起こらないというもの。
一日10回テンプルを開閉したとして
約5年半もちます。
仮にその前にゆるんだりしても
丁番軸のパイプパーツやテンプル芯など、消耗パーツを交換することができます。
緩みチェックの動画が下の動画になります。
こんな機械を使って、開いて閉じてをテストします。
ネジを使っているフレームならすぐに緩んでしまうでしょう。
2万回耐えるなんて、何だか凄いです。
というのはもう過去の話
ラダーヒンジの進化は止まりません。
2万回開閉にも耐えうるテンプルがパワーアップし
10万回の開閉にも耐えられる程になりました!
単純計算で27年半緩まないという事になります。
(使用状況にもよります)
27年半!!
ここまでくると、良く分からなくなってきますね(笑)
どこまでも進化を遂げるプロジェクションコレクション
細かい仕様変更を繰り返し進化していっています。
差し込み式のパッドは調整がしやすい
あたりの柔らかいパッドに変わりました。
こうしてプロジェクションはどこまでも進化していくのでしょう!
【senseコレクション】
トレンドや時代の空気感を抑えながらも、
肩の力を抜いてかけられる事をコンセプトにしています。
日本の色
をテーマにしたモデルをリリースしています。
前回の展示会で発表されたモデルは
<表面処理の塗装や色にこだわり>
今回の展示会では
<アセテートの生地の色>
にこだわっています。
今回はセンスコレクションの中から
JS-118を解剖します
このカラーは
【臙脂】えんじ
と呼ばれるカラーリング
上の部分を特殊な塗料で塗っています
臙脂とは
黒みをおびた深く艶やかな紅色の、古代中国より伝わった顔料を指します。
「臙」とは中国の古代国家「燕」に由来し、「脂」とは「化粧の紅」を意味します。
顔料としての臙脂は古くから伝わっていましたが
染料として一般的に使われるようになったのは
化学染料が広まった明治中期頃からだそうです。
パッドもsenseオリジナルパッドになっています。
「鎚目(つちめ)」
をモチーフにした模様を施しています。
肌のあたり心地が気持ちいいです。
一見するとJAPONISMっぽくはないですが
細部の造りなどはしっかりJAPONISMらしさが出ています。
従来のJAPONISMは立体感がありすぎて、キツく見えてしまう
でも、JAPONISMは使ってみたい方にオススメです。
クラシックフレーム入門編としての一本としてもいいですよ。
part,4はこのあたりで締めたいと思います。
次はいよいよJAPONISMの中の最高峰フレームを【解剖】します
ご期待ください