メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回はBOZ Part.2です!
では早速いってみましょう!
【表面処理】
お兄ちゃんブランドのJ.F.REYもですが
BOZの【表面処理】は様々な技術で作られています
塗装以外にもレーザーや前回、チラッとお話にでたエッチングなどなど
色々な技法を使ってメガネを作っています。
そのうちのいくつかを【解剖】したいと思います。
J.F.REY、BOZの専売特許?と言ってもいい塗装
世界のメガネを探しても
J.F.REY、BOZしか出来ない塗装
【錆風塗装】
この塗装は
≪塗装を錆びた感じのイメージで表現する≫
他のメーカーはマネできない塗装
サビのザラザラした感じを出せているのが凄いのです!
アンティークっぽいけどそこまでアンティークでもない。
落ち着いているけど、よく見ると変わっている。
本当に素晴らしい塗装です
シルバー錆びバージョンの他にも
茶錆びバージョンもあります
メガネにサビなんて、一番の敵ですがそれを逆手にとって
「面白いから塗装にしちゃおう!」
↑想像です
って発想が生まれるのが凄い。
それを実際に造ってしまうのも凄いです。
お次の表面処理は
【レーザー加工】
レーザー加工は昨今のメガネ業界でなくてはならない加工方法
<チタンをカットする>
<チタンの溶接をする>
<表面にレーザーで模様を彫る>
などなど、レーザー加工の技術進歩がデザインの幅を大幅に広げてくれます。
BOZのメガネもレーザー加工を施しデザインしているモデルがあります。
幾何学模様?がレーザーで描かれています。
こんな細かい模様も寸分も狂わずデザイン出来てしまいます。
<ラーメンどんぶりの模様>
に見えるのは私だけでしょうか?
なんとなく似ていませんか?
エキゾチックな感じが!
色が似ているから余計にそう見えるのかも・・・
次のフレームは左右非対称にレーザー加工をしているモデルです。
「左右非対称のメガネって似合うの?」
という方も多いかもしれません。
しかし、元々人の顔は左右で違う顔になっているので
非対称のデザインにしても意外と違和感は少ないのです。
(極端に左右のデザインが違うと・・・ですが)
左右非対称なデザインですが、玉型は左右対称になっているので
掛けた時にはそこまでインパクトが出るわけではないのがいいです。
右側だけレーザーで加工しているので、ちょっとしたアクセントになってくれます
レーザーでしっかり彫られています。
黒の塗装が入れられてるのも引き締まっていいです。
レーザーの無い方は、スッキリしていいです。
<全部レーザーで彫ったら主張が強くなる>
<レーザーで彫らなければあっさりしすぎる>
上手い具合にレーザー加工を施しています
左右非対称なデザインを使いやすく、かつ楽しくデザインするのは流石です!
お次の表面処理は
【プリント】
プリント?印刷?メガネで?そんな事できるの?
と思われる方も多いかもしれません。
日々、技術は進歩していますので、こういったプリント技術も可能なのです!
そんなプリント技術で作られたメガネが↓になります
BOZ ZOO
プリント部分はフロントサイドの部分の模様です。
アップでどうぞ!
もう、なんの柄か分かりますよね
フレーム名でもあるZOOにヒントが隠されています
【ヒョウ】
でした。ヒョウ柄はフランスなどでは割と定番カラーらしいです
日本でいうとブラウンなどに相当する位、ド定番らしいです。
とはいってもここはJAPAN。ヒョウ柄は少し冒険なカラー。
これこそ探していた柄だ!って方は是非ヒョウ柄に挑戦してみて下さい!
ここまで綺麗にプリントが出来るのは、昔からは考えられない技術だとおもいます
最新技術を上手く取り入れ、デザインを活かすのがとてもBOZらしいです。
さて、次の【解剖】に移りましょう。お次は
【ケース】
BOZのケースは本当に・・・本当に多彩。
オリジナルケースを出しているブランドは多くて6種類程
しかし、BOZの場合はケースだけで
10種類以上
何故こんなにも種類があるのかというと、納品の度にケースが変わるから
という事に他なりません。
年に2回展示会で新作が発表されるのですが
その納品の度にケースの柄が変わっています
その一部なのですがご紹介します
これでも一部です・・・
本当に色々な柄があるのです。
小さなハンドバッグ型みたいなものもあります。
メガネケースって何だろう?
と思う位にケース感がありません。
パッと見る限り、化粧品とか入ってそうな感じですが・・・
ちゃんとメガネケースなのです。
大きめなので、サングラスでも余裕で入っちゃいます。
バージョン違いはもっとキラキラしています。
持ち手もそうですが、表面の生地がオーラを放っています。
流石にヒョウも、毛むくじゃらなムックみたいなケースはちょっと・・・
な方には可愛い横縞ケースもあります。
フレーム、ケース共にインパクトのあるBOZ
メガネを掛けることを楽しいと思ってもらえるようなデザインが多いです。
part,2に渡ってお送りしたBOZの【徹底解剖】いかがでしたか?
どのブランドにも言える事なのですが、実際に触って感じて頂く事で
質感やデザインを感じて頂けると思います。
【徹底解剖】シリーズはその参考にしていただけると嬉しいです。
では次回の【徹底解剖】でお会いしましょう!