【トランクショー第五弾 lafont&Labyrinth by 影郎デザインワークス 】pornoシリーズ

【LABYLINTH by 影郎デザインワークス】

デザイナーであり代表である、丸井洋氏は
名古屋の某セレクトショップメガネ店の店長を務めていた
1999年よりオリジナルフレームを手がけ
2003年末にメガネ店を退職後
自らのニックネームを冠したブランド

「影郎デザインワークス」を設立

今回は影郎デザインワークスの
PORNOシリーズについて【徹底解剖】していきたいと思います

<PORNOは現在、5作品リリースされています>

一番最初にPORNOを発表した時には
こんな作品は絶対売れないだろう
と思っていたので攻めたネーミングにしたそうです

そんなPORNOは影郎氏の思惑を飛び越え
影郎デザインワークスの中でなくてはならない
代表作品となりました
そんなPORNOシリーズは開催中のトランクショーで見て頂く事が出来ます
今回はトランクショーで見て頂く事の可能なPORNOシリーズを
ピックアップしていきます

PORNO col,132

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PORNOはオーバル系のプラスチックフレーム
少しだけフォックスのデザインも入っている

<ソフトフォックス>

といった所でしょうか

アイライン効果があり
お顔に乗せるとアイメイク効果と
リフトアップ効果を得る事の出来るフレーム

その独特な存在感は世代を超えて支持されています

左右のデザインも非対称で
独特な存在感が出てくれます

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この独特のデザインは

表に薄い生地を張って、その表の生地をドリルで切削し
裏の生地を浮き上がらせるという技法

で造られています

このドリルで切削する作業は、一つ一つ手作業で削っています
よく見てみるとドリルで切削した部分には、切削痕が残っています

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波打ったドリル痕は

<石庭>

を彷彿させるような模様になっています

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<掛ける人を選ばない>

というと大袈裟かもしれませんが
それほどまでに、いろいろな方に似合うフレームです
オーバルというデザインもPORNOが支持され続けられている
理由かもしれません

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オーバルの柔らかいイメージもありながら
左右非対称デザインなど
影郎らしいセクシーな雰囲気も出てくれます

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初代PORNOの発売から【8年】経っていますが
影郎デザインワークスの代表作であるPORNO

流行に左右されず、長く愛されるフレームです

PORNO2 col-B2

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ソフトフォックスデザインのPORNO2

PORNOのデザインをチタンフレームにして
幾何学模様の様なリムデザインにしています

PORNOと比べると、デザインが強く出て
個性的な雰囲気になります

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PORNO2は

<ワイヤーカット>

という技法で造られています

ワイヤーカットは
熱したワイヤーを<一筆書き>の要領でカットしていく
という技術です

厚みのあるチタンは、レーザーでカットが出来ないので
こうしたワイヤーカットの技術を使って
フレームを作っていきます

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複雑に見える模様も、<一筆書き>で抜かれています
一筆書きの要領でデザインに
<切れ目がない>のがお分かり頂けますでしょうか?

最近の影郎作品では、メガネを掛ける方の
『ベースカラー』を考慮したカラーを多くリリースしていますが

このPORNO2ではベースカラーを取り入れた
最初期の作品です

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チタンを層の様に重ねたような
影郎のテンプルの中でも
立体感とデザイン性が強いものを使用しています

フロントのデザインと相まって
非常に力強いフレームデザインです

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PORNOシリーズの中でも
フロントデザインの個性がしっかり出てくれる
PORNO2

影郎デザインワークスらしく?
左右非対称になっているのも魅力です

PORNO3 col,Y-2

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PORNO2と同時期にリリースされたフレーム
レンズはPORNOシリーズならではの
オーバルタイプです

PORNO3のコンセプトが

『朽ちる』

というコンセプトで造られています
『朽ちる』というコンセプトを表現するため

フレームが割れた感・破れた感

をイメージして造られています

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<破れた感>
を表現したブリッジ

紙を破いたような質感を
見事にチタンフレームで表現しています

PORNO3の製造方法もPORNO2と同じく

ワイヤーカットで造られています
一筆書きの要領で造られるデザインは健在です

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<割れた感>
を表現したフロントサイド

ブリッジの破れた感じとは違い
こちらは確かにフレームが『割れた』雰囲気になっています

左右のフロントサイドで割れ方が違います
左右非対称になっているのも影郎らしいです

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どの様な人工物でも<朽ちる>という事からは逃れられず
その際には自然の力が働きます

自然が生み出す、偶然の朽ちをあえて
デザインとして表現しているPORNO3

新品で綺麗な状態なのに
デザインは<朽ち>を表現しています
そんな<朽ち>のデザインは
インパクトはありながらも自然に使えます

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ちなみにテンプルは朽ちていません(笑)

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アンティーク塗装や、クラシックなカラーなどは
様々なブランドでリリースされていますが

<朽ちる>というコンセプトで造られたフレームは
そこまで多くないと思います

他のブランドにはない独特の質感
雰囲気を是非このPORNO3で感じてくださいませ

PORNO5 col,78

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PORNO5は

PORNOのメタルフレームバージョンです

<全く同じデザインのメタルフレームが造りたい>

という影郎氏の思いから生まれたPORNO5

同じデザインとは言え
素材が変わっていますので、質感や雰囲気は
PORNOとは似て非なるものになっています

ターコイズカラーを主体にしたカラーは
爽やかなイメージで使って頂けるカラーです

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PORNO5はドリルで切削した部分に

<七宝加工>

を施しています
この部分が素材の違い以外で、大きく違う点です
PORONO5では切削した部分に
七宝をしていますので

ドリル痕が残っているPORNOとは違い
無骨な印象は少し抑えられています

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同じデザインでも、素材が変わると随分印象が違って見えます
チタン素材になるだけで
落ち着きのある雰囲気になります

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POISONなど、数々の影郎作品で使われているテンプル
影郎作品の多くに使われている

<影の立役者>

このテンプルには、あるものをイメージしてデザインされたそうですが
何をデザインしたのかお分かりになりますか?

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画像をこうすると、分かりやすいかもしれません
どうでしょうか?
何となく女性のシルエットの様な感じがしませんか?

この隠されたセクシーな?
部分が影郎デザインワークスの持つ魅力かもしれません

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ターコイズはカラーの出方が派手に思われるかもしれませんが
意外と日本人の肌の色と相性が良いです
男性でも掛けて頂く事の出来るカラーになっています

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PORNO(右)とPORNO5(左)

二つを並べてみました。
こうして並べてみると、やはりデザインは全く同じですね
同じデザインでも、こうして比べてみると
素材の違いがしっかり出ています
掛けてみると、更に素材の違いを感じて頂けると思います

簡単でしたが、開催中のトランクショーで見て頂ける
PORNOシリーズをピックアップしてみました
世代を問わず使って頂けるデザインのPORNOシリーズ

影郎デビューにもオススメ出来るシリーズです

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