【メガネフレーム・様々なデザインモチーフ編】

今回はメガネをピックアップしていきます

LABYRINTH by 影郎デザインワークス BASARA col,122 エスニックブラウン

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アンダーリムの攻撃的なデザインのサングラス
カラーレンズが入っていますが、クリアレンズをいれて
メガネ仕様にするのもカッコいいです。

こちらのデザインは
フレーム名がデザインモチーフを表しています

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奈良の新薬師寺にある塑像

国宝
「伐折羅 バサラ」

そのバサラ像をヒントに作られたデザインのサングラス
逆ナイロールのサングラスは中々珍しいのではないでしょうか?

カラーはエスニックブラウン
オリエンタルなイメージのマットなブラウンカラーです

フロントの表側だけ、エスニックブラウンが
グラデーションになっています
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デザイナーである影郎氏は、このサングラスを作る際

<威嚇の形>

をメガネのデザインにしたかったんだそうです

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テンプルにはバサラ像の

【髪】

のような、なびいたデザインが特徴的です
仏像の持つ曲線美をメガネに取り込んでいます

炎のような、髪のような不思議なテンプル
アンティークブロンズカラーが、仏像感を醸し出しています

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阿修羅2というフレームにも使用されていたテンプルは
刃物のような鋭さを感じます
このテンプルをデザインした際

刃物でできているモニュメントを参考に
このテンプルをデザインしたみたいです

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左右非対称に仕上げてあるメガネが多い影郎のメガネ
一見するとこの BASARA は左右対称に見えますが

実はブリッジ部分がさりげなく
左右非対称になっています

影郎デザインワークスらしさが詰まっています

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カーブフレームなので、しっかり顔をカバーしてくれます
カーブフレームとしての役割も勿論
カーブフレームのカッコ良さもちゃんと出てくれます

かなり攻撃的な印象ですが、実際に掛けてみると
攻撃的になり過ぎない絶妙なバランスで掛けることが出来ます

こういった表情に出来るのが、影郎マジックです
バサラ像の力強さを身にまといたい方におススメです

TAYROR WITH RESPECT dig col,02

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TAYLOR WITH RESPECT のdig
ボストン型とラウンド(丸)を合わせた様なデザインです

上下の幅が深すぎず
ラウンド型の丸メガネ!というインパクトが出すぎない

ハイブリットなデザインに仕上げています
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フレーム名は

「掘る」

という意味になります。
さて、「掘る」というフレーム名が付いたコチラのフレーム
デザインモチーフは何だかお分かりになりますか?

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ヒントはこの太いリムです
コチラの「Dig= 掘る」のモチーフは

『レコード』

をモチーフにしたデザインになっています。
レコードのイメージを落とし込んだ

【レコードリム】

と呼ばれるリム

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レコードの溝のようにデザインされた幅のあるリム線で
厚みのあるレンズを隠すことが出来る効果もあります

フレーム名の「Dig= 掘る」の由来は
レコードショップなどで、沢山のレコードの中から
レコードを探す行為が、掘り起こしている様に見える事から

『ディグる』

と呼ばれています。
そんなディグる行為からフレーム名は取られています

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チタンパッドが新しいチタンパッドに変わっています
新パッドは

【クラウドパッド】

という名称になります。
より軽く、肌へのフィット感も増している新パッドです

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今までは鼻に触れる面に【T】のマークがありましたが
今回の新パッドには見当たりません・・・
しかしちゃんと【T】のマークはパッドに施しています。

それはどこなのかというと

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表側になりました
これにより、外から見た時に【T】マークが見える様になりました
気が付きにくい部分ですが、このさり気ない遊び心がカッコいいです

MJY 7000 col,1

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Mastering Japan Years

の頭文字をとって

『M.J.Y』というブランド

ボリュームのある、少しハード目なフレームデザインです
ブロー部分が濃いめで主張してくれます

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「3D NC加工」

生地から模様が浮かび上がるように切削加工をして、
立体感のある彫刻のようなデザインを浮かび上がらせるというこだわりの技
最新の技が詰め込まれています

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 そんな独自の技法で彫られているのは

『鳳凰』

切削の技術が高いからこそ作る事の出来る技です

鳳凰の羽もテンプルの立体感も
全て切削で作られています

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 手作業では、中々ここまでの細かい掘り込みは難しいです

【和】

を感じます

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鳳凰部分だけではなく、ブロー部分からの立体感も
このフレームの特徴です

ブローの太さとテンプルの太さが同じな
最近だと割と珍しい、太目のボリュームのあるテンプル

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かけ心地のいい構造の

板バネ構造

を採用しています。これだけボリュームがあっても
かけ心地はしっかり柔らかく掛けられます

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和なイメージで、立体感をしっかり押し出しているフレームです

今回ピックアップしたフレームは
渋めなデザインモチーフのフレームでした。
改めてデザイナーさんって凄いな!と感じます

次回も何か変わったデザインモチーフのメガネを
ピックアップしていきたいと思います。