【TAYLOR WITH RESPECT】 Diadema

年末年始を挟んで、久々の底解剖】です
新年一発目はテイラーウィズリスペクトからです。

先に届いていたヒューズに続き、テイラーの新作が入荷してきました。
テイラーの新作はこれで出揃いました。
早速【徹底解剖】していきたいと思います。

Diadema col,01. Black & Gold ¥38,000-(税抜)

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Titanium / β Titanium
49□20-144

40年代から50年代にかけ、フランスで人気があったといわれる

王冠をモチーフにしている
クラウンパントのデザイン

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フロント上部の直線的なラインがディアデマの個性です

クラウンパントデザインのフレームは
小さめのフレームが割と多いですが、このディアデマは
ゆったりしたサイズ感になっています。

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フレーム名のDiademaとは、王冠のもとになった
鉢巻(はちまき)のことを指しています。

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テンプルはヘアライン仕上げのゴールドテンプル
このテンプルもテイラーらしいテンプルです

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デザイナーの遊び心が光るブリッジの裏側

チタン製のフロントは、プレスで抜いていますので
ロー付けなどをしていませんがあえて裏側に

ロー付けした風なデザインを施しています

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フロントのブラックゴールドカラーの切り替え部分
メリハリはありつつ、肌馴染みがいい色遣いになっています

テイラーとしては、クラウンパントデザインは2型目になります

Trim

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テイラーの中では比較的小さめサイズの
クラウンパントとしてリリースされた

トリム

コチラと比較すると少々大きめで、男性の方もゆったりかけられます
サングラス仕様にしてもカッコいいと思います。

Deadema col,02. Black & Silver Gradation

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ブラックからシルバーに変化するグラデーション

このグラデーションカラーこそが
テイラーの神髄と言っても過言ではないと思います。

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このキレイなグラデーションカラーは、機械ではなく

職人が手作業で
色の染まり具合を確認しながら染めていくという

アナログな方法を使って染めています。

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手作業で行われていますが、染まり方は均一にキレイに染まっています。
ですが、厳密にいうとそれぞれのロットで色の染まり方が違いますので
そういった手作業ならではの味があるのも特徴です。

col,03. Navy & Gold Gradation

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こちらはネイビーカラーゴールドカラーのグラデーション
ネイビーカラーの出方がとても品が良く
大人なイメージで使うことが出来そうです。

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角度によって随分印象の変わるカラーとも言えます。
同じような条件下で撮った写真でも

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こんな感じにブラウンっぽいイメージにもなります。
そこまで派手ではないけれど、今回のディアデマの中では
個性的なカラーリングだと感じます。


col,04. Bordeaux & Gold Gradation

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暖色カラーであるボルドーのグラデーション
ボルドーカラーからゴールドカラーに変わっていきます。

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こうして写真を撮ってみると赤みが強い印象ですが
実際のカラーのイメージは明るいブラウン寄りのカラーです。

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顔なじみの良いカラーではありますが
色自体は決して地味なカラーではないので、キチンとカラーの主張はしてくれます。

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光を当てつつ、明るい場所でのグラデーションはこんな感じになります。


col,05. Black Gradtion

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グラデーションカラーですが、一見グラデーションに見えない
ちょっと変わり種のグラデーション

どの部分がグラデーションになっているか?
分かりますでしょうか

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近づいてみましたが、分かりますか?

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もう少し近づいてみましたが、どうでしょうか?
難しいかもしれませんので、答えをお教えしちゃいます。

答えは・・・

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マットなブラックから
ツヤのあるグラデーションに変わる

でした。
写真でお伝えするのが難しいのでかなり難問だったかもしれません・・・

単色の様に見えて、実は普通の単色カラーではない
隠されたポイントが<ニクイ>カラーです。

今回の新作から、フレームからレンズへの負担を軽減するため
今までの金属プレス加工を見直し、より最適な設計へと進化させています。
以下、TAYLOR HPからの転載になります。

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写真は、2019 AWの新型として発表するディアデマの3次元フロント金型。
一般的には、平らな型を使い、後からフレームにプレスをかける
後曲げという工法が多いのですが、このように3次元的な工法を用いることで、
最初からレンズカーブに沿った溝をフレームに設計することが可能です。
写真ではお伝えしにくい部分かもしれませんが、
見えない部分にも手を加え仕立てていくという
ブランドコンセプトを体現している作業です。

以上転載

実際には見えない部分にこだわって、造りを追求していく
テイラーのモノづくりは留まるところを知りません。

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これにてテイラーの新作が全て出揃いました。

AZでも飛ぶ鳥を落とす勢いのテイラー
リピート品を含め、入荷するとかなりの速さでお嫁に行ってしまうブランド

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かけ心地や、雰囲気を感じていただくと
ブログなどで見ていただく以上に
テイラーの良さを知っていただけると思います。

気になる方はお早めに!!