いよいよ来週は、待望のメガネの国際博覧会「IOFT」が開催されます。今年もスタッフ全員で行ってまいります。「IOFT」の」素晴らしさは、なんといってもデザイナーやメーカーのデザインコンセプトや製作秘話、苦労話などを直接聞いてこれるところです。
ただ、なんとなくカッコいいとか似合うとか(それが一番なのですが)だけじゃなく、どうして私達日本人に合うのか、どういった工夫がしてあるのかといったところを熱く語ってくれますので、私達ショップスタッフが、お客様に同様の気持ちでお伝えできることになります。
メーカーの営業の方や問屋さんの営業の方には、残念ながらそこまでの気持ちや熱さがありません。やはり、物を作って売るには作り手の気持ちが、常にユーザーに向いてなければならないし、もろもろの工程が、価格に反映されなければなりません。
今、このメガネ業界だけでなく、いろんな業種でブランド物が売れなくなっています。メガネでも普通のデザインにブランド名を入れただけといった、首を傾げたくなる物が溢れています。しかもブランドのライセンス料が高額の為、たくさん作ってたくさん売って・・・自然と品質は下がってしまいます。
そういったブランドは、大きな転換期に来ているのでしょう。名より実を取る賢い消費スタイルに変わってきている気がします。私達、小売店も厳しい目で仕入れをしてキチンとしたものをキチンと販売していけるよう、こういった展示会に臨みたいと思います。