ラフォンの始まりは
1923年創業者ルイ・ラフォンが始めたパリの眼鏡店
後に3代目となる若きフィリップ・ラフォンとその妻ロランスが
オリジナルのメガネコレクションを発表した事から
メガネブランドとしてスタートしていきます
テキスタイルデザイナーだったロランスの豊かな才能から
放たれるパリ・テイストの洗練されたデザインや配色のセンスは
世界中から瞬く間に高い評価を集めました
ラフォンには<テキスタイル>をメガネに落とし込んだ
大人な雰囲気のデザインが多いです
そんなlafont のメガネの中でも<lafont らしいメガネ>をピックアップして
【徹底解剖】していきたいと思います
FRANCOISE col,6098 ¥38,000-(税抜) レッド&フーシャ&ネイビー
ラフォンらしいフォックスシェイプの
「FRANCOISE フランソワーズ」
フォックスのキリッとした感じと
キュートなカラーが融合したデザインになっています
正面から見ると3色のカラーが際立ちます
ブロー部分は水色
フレーム上部は赤色
フレーム下部が紫
と、3段になっているカラーが印象的です
赤から紫の部分は段落ちになっています
重ね合わせたアセテート生地の一層目を削って
下にある二層目の生地を見せることで表現されています
このフレームの場合、一層目の赤色の生地の下にある
二層目の紫色のカラーを削っています
フロントに段が付く事で、立体感が生まれ
奥行きを感じるフレームになってくれます
フレームの下から覗いてみました
こうすると一層目が削られ、二層目のカラーが出ているのが
分かると思います
ビビットなカラーで
お顔を明るくする効果があります
フォックスシェイプのセクシーな雰囲気と
POPで可愛いカラーのバランスが楽しいフレームです
EMMANUELLEcol,5150 ¥38,000-(税抜)
ラウンドに近いボストンシェイプの
『EMMANUELLE イマニュエル』
ラウンドシェイプ程丸くなり過ぎないけど
ボストンの良さを残している
クラシックになりすぎないデザインです
ちょっとだけゆったりしたサイズ感は
可愛さと渋さの両方を兼ね備えています
インナーセルは2色生地の張り合わせになっています
表側のアセテート生地はデミ柄
後ろのカラーは乳白色になっています
表側のデミ柄を大きく削って、裏側の乳白色を
正面から見た時に見えるように造られています
斜めから見てみると、分かりやすいです
ちょっとしたデザインですが
先ほどのフランソワーズと同じく立体感や奥行きが出てくれます
さり気ないですが、しっかりlafontらしさを感じるデザインです
テンプルを含め、全体的にシンプルなデザインです
lafontの中でもシンプルな一本です
ラ
インストーンやエッチングではなく
こういったさり気ないデザインのlafontも良いです
レンズの上下幅もしっかりありますので
遠近両用や、中近レンズなどにするのもオススメです
RAPSODIE col,3043 ¥40,000-(税抜)
スリムなフォックスシェイプの
『RAPSODIE ラプソディー』
ここまでスリムなレンズデザインは
最近では少し珍しいです
細くてシャープなフォックスはキリッとした印象で
クールな表情をしっかり出す事が出来ます
「最近は細いデザインが無くて・・・」
といった、細いフレーム好きな方に是非オススメしたいデザインです
<目元を引き締めてくれる効果が非常に高いです>
ヨーロピアン?なイメージの
時代に流されない独自のスタイルのフレームです
クラシックブームの今、あえてクラシックとは真逆?
の個性的な細いフレームもいいですよ
ブロー部分は少し厚みのあるパーツです
パーツを斜めにカットする事で、細くてスリムなフレームに
立体感とボリュームを与える効果があります
どれくらい細いのか、先ほどの
『EMMANUELLE イマニュエル』
と比較してみました
見て頂くと一目瞭然なサイズ感の違いです
カッコよく『出来る感じ』を出せるRAPSODIE
お仕事用にすると、すごく映えそうです
LADY col,555 ¥30,000-(税抜)
細いフレームをもう一本ご紹介
RAPSODIE と同じく、細めのフォックスライン
リムのラインはフォックスですが
レンズシェイプは<スクウェア寄り>になっています
ブラウンとライトブルーカラーの組み合わせが
とても綺麗です
目元をキリッとさせるデザインは流石 lafontといった感じです
フロントサイドのデザインは
「まつ毛」
をモチーフとしています
ブルー部分に施された溝が、まつ毛の様なデザインになっています
フェミニンな雰囲気を醸し出してくれます
ラプソディーと同じく、掛けると
アイメイクをした様な効果を出す事が出来ます
レディと比べ、ブローパーツがありませんので
スッキリした印象も出す事も出来ます
フロントがメタルで、テンプルがアセテートの
コンビフレームです
フロントがスリムなのに対して、テンプルは割と厚めなので
程よく主張をしてくれます
フロントの溝部分にカラーを乗せていないのも
個人的には凄くポイントが高いです
さりげなくまつ毛を演出してくれます
といった所で今回のlafontは締めくくりたいと思います
クラシック寄りのフレームと、細めのフレームをご紹介しましたが
いかがでしたでしょうか?
どれもlafontらしい要素はありつつ
魅力的なフレームに仕上がっています
lafontの中でもイメージの違うものを掛け比べて
新しい発見をして頂きたいと思います