前回から引き続き、ボストンクラブを掘り下げていきます。
今回は、女性ユーザー様向けのブランドである
【BCPC】
「 モードで楽しむ 」
JAPONISMから遅れる事2年
1998年にBCPCはスタートします。
ブランドネームのままに、面白いと感じたアイディアを形にしています。
味気のない視力矯正の道具としてのデザインではなく、
ファッションのスパイスになるように、また、あるだけで生活が
「こころよい」「楽しく」なるように、「着替える」「楽しむこと」
をコンセプトとしたフレームです。
日本人に似合うカラー(色目)の選出・創造を心がけ
シェイプは基本的に主張しすぎないものとし、睫毛が当たらないオリジナルパッドなどパーツ・構造に配慮し、メイドインジャパンの気持ちの良い掛け心地を実現しました。
BCPC BP-3130
BCPCのメガネのイメージと言えば
細長いオーバルシェイプのイメージの方も多いと思います。
BCPCの新作は
その時代のトレンドを意識したメガネをリリースすることが多いです。
スタッフWは、BCPCを知った時期が
オーバルの綺麗なアセテート生地のデザインを多く出していましたので
BCPCといえば、オーバルのイメージだったりします。
いつ頃BCPCを知ったかによって
ブランドのイメージも少しづつ違うかもしれません。
そういった意味でも面白いブランドです。
フルーツをイメージしたフレームカラーで
オーバルシェイプの優しい表情を魅せてくれます。
デザインとしてはシンプルですが、カラーの出し方がBCPCらしいです。
裏の生地を派手目にして、チラッと魅せて個性を出せるようにしています。
なんだか、学ランの裏刺繍みたいです。
シンプルなメガネだけど、普通過ぎないキレイなカラー
使いやすいけど個性的なイメージで使えます
BCPC BP-3243
最近のトレンドを意識した
<BCPC STYLE>
スタイルシリーズは、大人の女性が肩の力を抜いて
スタンダート・ナチュラルをコンセプトに作られたシリーズです。
最近は、スタンダートのシリーズでもクラシカルなイメージの強いBCPCですが
このスタイルシリーズは、よりクラシカルな部分を前面にだしています。
フロントにはチタンシートを使用し、断面に丸みが出るようなカットを施しました。
メタルでありながら、プラスチックフレームのような甲丸感と重厚感が特徴のモデル
スタイルシリーズにはこのマークが刻印されています。
ナチュラル感を表す・・・木でしょうか?
気負わず、使いやすいクラシックなシリーズです。
ノーマルのシリーズよりも細めのフレームが多いのも
スタイルシリーズの特徴です。
BK-013
「大人がかけているオシャレなめがねを
お子様でもかけたい かけさせてあげたい」
というコンセプトでスタートした、BCPCのキッズシリーズ
キッズフレームといえば、ピンクやブルーといった
カラフルで可愛いデザインが多い状況です。
昨今、お子様のファッションも多様化し
大人と同じようにトレンドを取り入れたものも多いです。
トレンドに合わせてキッズのフレームも、
シンプルなデザインとカラーリングにすることで
お洋服に合わせるように、選択の幅をもっと広げたい
ファッショングラスとして大人っぽくかけたい、かけさせてあげたい
というお子様、親御様に向けて生まれました。
「ポジティブなイメージ」
フレームがチャームポイントとなり
魅力をさらに引き出してくれるような メガネをデザインすることで
多くの方がメガネに対して持ちがちな
「ネガティブなイメージ」
を変えていきたいと考えています。
ブランドイメージも可愛い感じに仕上げています。
ブランドのイメージに双子のモデル
“りんな&あんな”
を起用しています。同年代のファッションリーダーとして人気のお二人。
彼女たちのお陰もあって、キッズフレームもクラシックブームが来ています。
お子様のアクティブな動きにも耐えれるよう、デザインだけでなく
掛け心地や、壊れにくいパーツ・構造に配慮しつくられています。
キッズフレームはオシャレじゃない!
というイメージを覆してくれるシリーズになっています
ボストンクラブがリリースするブランドは他にも
大人の女性をターゲットにした
《MUGET ミュウゲ》
約30年前の金型や図面を利用した復刻デザイン
《BOSTON CLUB ボストンクラブ》
などがありますが、AZでは扱っておりませんので割愛させていただきます。
ボストンクラブは、最近本社の隣のビルをリノベーションしています。
1Fは直営店
2Fには20周年を迎えたジャポニスムミュージアムとミーティングスペース
3Fにはメガネの新素材や機構を開発するラボ
4Fはイベント等も行えるフリースペース
今までは、東京銀座にある直営店しかありませんでしたが
遂に鯖江の本社近くに直営店が出来ました。
勢いを感じるボストンクラブの今後に益々期待します。