VioRou(ヴィオルー)の新作が入荷してきています。
AZでもお馴染み、のブランド
カムロで長年デザイナーを務めた
<小野寺慎吾氏>
が立ち上げたブランドです。
新作の【徹底解剖】を始める前に、ブランドの紹介をしていきたいと思います。
ブランド名の「VioRou」は
“VioRou”の語源は“Du violet au rouge”
フランス語で“紫から赤へ”
人が目にすることができる<可視光線>の“七色”の意味を持たせた造語です。
様々なアプローチから
デザインを提案していくアイウェアコレクション
それが“VioRou”です
そんなヴィオルーの新作は、クラシックでありつつ
個性的でもあり、シックでもある
ヴィオルーにしか表現出来ないデザインになっています。
では早速【徹底解剖】していきたいと思います!
col: 412P/AO Gray/Antique orange brown
VioRouの中でもスタンダートなシリーズを展開する
S(“S”tandard)シリーズ
の新作です。
デザイン的には、ボストンタイプとウェリントンタイプを合わせた
《ボスリントン》
と呼ばれるデザインに近くなっています。
写真で説明するとこんな感じです。
それぞれのデザインの良い所を入れ込んだデザイン。
一見すると難しそうなデザインっぽく見えますが
ボストンの柔らかいイメージと、ウェリントンの無骨なイメージが合わさって
思った以上に顔に馴染んでくれるフレームでもあります。
フロントとテンプルの繋ぎも
<デザインと構造を両立させてあります>
テンプルは、チタンを編み込んである
<三つ編みテンプル>
になっています。デザインは勿論ですが、バネ性も兼ね備えた
個性的なテンプルになっています。
チタンですが
縄の様な不思議な雰囲気のあるテンプル
先セル=モダン と呼ばれるパーツも可愛く仕上げてあります。
col: 476P/PKG Brown/Pink gold
ここからはカラー違いをご紹介していきます。
フロントは、ほんの少しピンク気味のブラウンカラー。
ぱっと見は普通のブラウンに見えますが、良く観察してみると
すこーしピンクっぽい?
と思える、絶妙なカラーになっています。
ブリッジ&テンプル周りは
<ピンクゴールド>
フレームと同じく、落ち着いたピンクゴールドなので
使い勝手の良いカラーです。
肌馴染みはよく、少し明るめにしたい方におススメなカラーです。
col: 000/GS Black/Gold
ブラックとゴールド
のメリハリの効いた組み合わせのカラー
レイナのカラーの中で、しっかりフレームの形が前面に出てくる
カッコいいカラーになっています。
カッコよく
セクシーな雰囲気を出すことが出来ます
割とハードなカラーですが、好きな方には堪らない色合いです
col: 7526P/AP Light brown/Antique pink
ライトブラウンという名の通り、明るめのブラウンです。
光の当たり方でカラーの出方は少し変わってきます。
落ち着いたカラーでは面白くないけど、
奇抜すぎるカラーもちょっと・・・
そんな方にピッタリです。
大人な感じのクールさと、少しポップなイメージを両方兼ね備えています。
今回、もう一色入荷していますが、そちらは
スタッフUが作りましたので、カラーと装用姿をご覧いただましょう
col: 2756P/AC Navy/Antique copper
今回のreinaの中で、寒色系のクールなカラーリングです。
青ですが、濃いめの青なのでシチュエーションを気にせず
意外と、服などにも合わせやすいカラーになっています。
青!というよりも藍色と言った方が近いかもしれません。
では早速こちらのカラーの持ち主
U氏に登場していただきましょう!
顔に乗せると青がそこまできつくなく
キレイなフレームラインが出てくれます。
クラシックタイプのメガネ”初”
のU氏ですが、ばっちり掛けこなしています。
クラシックが似合わない・・・
そう思っている方も、一度試して頂きたい一本です。
オフショット
あまり見せない貴重なショット
さてお次は
ヴィオルーでは初、オールチタンモデル
Giulli ジュリ
ブランドの中の、フラッグシップモデルとしてリリースされた一本です。
ブランドの中でも、より特別感のあるモデルになっています。
フロントデザインの中に、ジュリの魅力が詰め込まれています。
順を追って【徹底解剖】していきたいと思います。
まずはネーミング。
KAMURO時代の【TOYシリーズ】
を系譜にしたブランドであるVioRou
フレーム名が、人の名前にしてあるのが特徴でもありました。
今までは日本人の名前をベースに名付けられていましたが、
このジュリは国際的なネーミングになっています。
外車の好きなデザイナーは
イタリアメーカーであるアルファロメオの車
『ジュリア』
から名前を頂いたみたいです。
さり気なく見えるデザインの中に
<2枚のシートチタンを組み合わせる>
というかなり高度な技術で使っています。
削り出しのチタンを
パズルのように隙間なく組み合わせています。
裏側はこういった感じです。
技術力がなければ、かなり困難な製法で作ってあります。
組み合わせの部分のパーツの綺麗な仕上げは、実際に触ってほしいです。
かなり滑らかな仕上げになっています。
テンプルは、オールチタン仕様。
テンプルエンド(先セル)も、今までの形状を模した形状になっています。
一体感が凄い、スッキリしたデザインのテンプル
さり気ないけど、やっぱりこだわりたい部分。
そんな部分もしっかりデザインされています。
フレームカラーは
一見シャーリング加工を施したような、マット風なカラーですが
光を当ててみると、ツヤありになっています
この絶妙なカラーは実際に見ていただきたいです。
写真でうまく撮り切れませんので・・・
col: BL/AG Retro blue/Antique gold
カラー違いの紹介です。
レトロブルーという、グレー系統のブルーのフロントカラー
ちょっと大人なカラーになっています。
テンプルは、アンティークゴールドカラーを採用。
フロントのレトロブルーと相まって、ビジネスでもいけるのではないでしょうか。
こちらのレトロブルーもツヤ感の使用になっています。
ツヤ感はありつつ、ちょっとマットっぽくも見える
何だか不思議なカラーです。
col: BR/PKG Shiny brown/Pink gold
定番のブラウンカラーもあります。
柔らかい、可愛らしい感じで使えます。
テンプル周りはピンクゴールドで
品の良い大人のイメージで使うことが出来ます。
以上がviorouの新作、ジュリとレイナです。
サイズやデザイン的に、男性でも女性でもどちらでも使っていただける
デザインになっています!
さてそんなこんなで、今回のブログが今年ラストのブログになります。
一年間お世話になりました。
来年も新作の【徹底解剖】を進めていきたいと思います。
スナップ写真や
メガネのコーディネートは<AZギャラリー>をご覧くださいませ。
同じメガネでも視点を変えると見える部分が変わってくるはずです。
では、新年のブログでお会いしましょう!