谷口眼鏡のリリースするブランド
「豊富な色柄と美しい艶、そして温かみのある質感をいかにフレームに仕立てるか」
がテーマのターニング。
シンプルなデザインを、谷口流でまとめ上げています。
そんな新作を早速【徹底解剖】していきたいと思います。
ターニングの中にもいくつかシリーズがあります。
まずは、メインのシリーズから行きたいと思います。
T-179 col.01 ブラックササ
丸みのあるオーバル系のデザインです。
丸みのあるデザインを引き立てるように、マシン切削だけでは出せない。
職人による、手ヤスリの技が光る甲丸感が魅力の一本になっています。
カドばった部分がないフロントは柔らかい印象で使うことが出来ます。
ブラックササの色の出方が非常にキレイです。
笹感が中々出ています。
ツヤ感と丸みのあるデザインなので、ブラックの濃いカラーでも
フレームが強く印象として出ることは少ないです。
【合口】と呼ばれるテンプルとフロントを繋ぐ部分
削りが非常にキレイに仕上げてありますので、ピッタリあいます。
職人技ここに極まる!
といった感じです。
テンプルエンドには、ターニングの十八番の日本地図が刻印されています。
印刷ではなく、掘って塗料を流して固めています。
そこまでする?という所まで徹底しています。
T-179 col.04 カーキブラウンササⅡ
カーキブラウンササのツートンカラーバージョン。
珍しいカラーの入れ方です。
ブラウンは日本人の顔に馴染むカラーではありますが
このツートンは目立ちます。
クリーム色のカラーが印象的です。
丸みのあるフレームに合ったカラーの入り方です。
ブラックササよりもクラシックなイメージで使えます。
インパクトはありますが、そこまで遊びすぎる感じもないです。
ちょっと遊び心のあるセルフレームをお探しの方にピッタリですよ。
T-180 52☐ col.02 デミ
スクウェアシェイプのシンプルなデザイン。
少しだけウェリントンの風合いもありますので、
ウェリントンに行きたいけど、少し勇気が足りない。
そんな方におススメ出来る一本です。
このT-180はデザインは同じで、サイズが2種類あります。
この52サイズは一般的なスクウェアサイズになっています。
小さいわけでも大きいわけでもない、ちょうどいいサイズ感になっています。
デミカラーはプラスチックフレームの王道カラーです。
T-180のシンプルなイメージに合います。
合口周りもキレイです。
日本地図もあります。
シンプルなのに、触ったり掛けてみると高級感があります。
そういった造り手の想いが詰まった一本になっています。
T-180 52☐col.03 ブルーササ・カーキササ
ブルーとついていますが、実際の色の出方は濃いネイビーカラーです。
正面から見ると単色に見えますが、実は3層の生地を重ねています。
フロントのブルーに、白の生地とカーキササの生地を合わせています。
薄くある白の生地が意外とメリハリを利かせてくれて
いいアクセントになってくれます。
裏のカーキササがクリア系なので、濃いブルーのフロントを中和してくれます。
斜めから見ると、さり気なく白とカーキが見えます。
このさりげなさがいいんです。
カラーの入り方が、クラシック感をそこまで出さないので
デミカラーよりも、クラシックデビューには最適化かもしれません。
T-180 54☐col.02 ブラウンササ・グレーササ
大きめサイズの54サイズバージョン
デザインを損なうことなくサイズを大きくしています。
大きさを比較してみました。
比べてみると、結構大きさが違います。
ゆったりサイズで使いたい方には54サイズで
すっきりサイズで使いたい方には52サイズで
といった具合におススメ出来ます。
カラー名にブラウンササ・グレーササとあるように
生地を貼り合わせて作られています。
表にブラウンササ、真ん中に白の生地を、裏にクリア系のグレーカラー。
顔に乗せた時に、ちょうど抜け感のある色になっています。
AZに入荷してきたカラーの中では一番落ち着きのあるカラーではないでしょうか?
T-180 col.03 グレーササ・ブラウンササ
先ほどのカラーを逆にしたカラー。
グレーとはいいつつ、少しだけ青っぽさのあるカラーになっています。
白とブラウンササのカラーがグレーを引き立てます。
上から見て見ました。
上から見ると、白の入り方は本当にさりげないです。
落ち着きの中に少しだけ遊び心の入っているカラーになっています。
今回入荷したターニングはこれだけではございません。
ターニングの他のシリーズは次回にします。
お楽しみに!