影郎のメガネの中でも、未だに根強いファンがいる
「アドレナリン」
今から遡ること10年前の2008年にリリースされた
<影郎流丸メガネ>
2色リリースされましたが、AZでも早々にお嫁入りしてしまった一本。
レンズがサングラス仕様になっており、サングラスとしても使えるものでした。
今現在も、たまに問い合わせのあるこのメガネ
なんと今回
『2』として復活です!
まずは「アドレナリン」の誕生から【徹底解剖】していきたいと思います。
色々書きたいことはありますが、デザイナーブログに
そのまま紹介したい事が載っていましたので、そのまま転載させて頂きます。
当時アイデア帳に落書きした想像図
日本人顔向けの丸メガネがないことでこの作品を作った。
外人さんでも掛けられる丸メガネであれば
日本人が掛けると目が耳寄りに引っ張られるからね。
しかし日本人にあうように2つの円の距離を離すと
ブリッジ部分やヨロイ部分が間延びしてしまう。
その空間をどう埋めるかで苦労した作品だ。
どうせなら可愛いイメージで作るのではなく松田優作が掛けてもおかしくないほどの
攻撃力をふくんだ丸メガネを目指してデザインしたんだ。
この作品が出来た当時は私の髪はすごかった。
残念ながらギャラリーでも1本の在庫すら残ってない。
写真は自分の私物だ。
この作品だけはどうしても再生産したかった作品。
時代の流れもあり若干ではあるが円のサイズ大きくし装飾も過激になって
3月ごろにアドレナリン2を発表する。
以上転載終わり
影郎丸メガネのスタートを飾った「アドレナリン」
影郎イズムを落とし込んだ、ハードなんだけれど何だかキツすぎない
らしさ全開の丸メガネ。
そんなアドレナリンの意思を継ぐ新作
「アドレナリン2」
早速です、主役の【徹底解剖】を始めていきたいと思います。
作品「アドレナリン2」col,60 陸自
今回も、レンズが色の薄いサングラス仕様になっています。
(もちろんクリアレンズでの使用も可能です)
カラー名が独特なカラーになっており
『陸自』
デザイナー曰く、このカラーは<陸上自衛隊>でよく見掛けるカラーとの事。
実際のカラーとしては、『オリーブドラブ』と言われるものみたいです。
『オリーブドラブ』と言われてもあまりピンとこないですよね。
探してみました
これが『オリーブドラブ』らしいです。
確かに陸上自衛隊で使われているものという感じです。
実物のカラーの出方は、グリーンマットなイメージです。
グリーンの中に少し、グレーっぽい印象もあります。
『特徴的なブリッジデザイン』
アドレナリンの方でも苦労してデザインされた
『空間をどう埋めるか』
を更に突き詰めて仕上げてあるブリッジ。
テンプルは、シンプルタイプの影郎テンプルになっています。
フロントのデザインを引き立ててくれる程度に留めてあります。
デザイン的には丸メガネのジャンルですが、今回の『アドレナリン2』は
少しオーバル風のラウンドになっています。
『アドレナリン1』よりも少し横長の印象になっています。
面白いカラーっぽく見えて、案外馴染んでしまうカラーの陸自
色付きのバージョンじゃない方も見たい!
という声も想定して、レンズを外した写真も撮ってあります。
カラーがなくなる分、少し印象として柔らかくなります。
眉がきゅっとあがるデザインになっていますので、そこまで甘くなりすぎません
一般的な丸メガネのイメージとは全くちがう
そんな丸メガネがこの『アドレナリン2』だと思います。
まったくクリアにしてしまうより、少しだけカラーを入れるという方法が
このフレームには合っているんじゃないかな?と思います。
さて他のカラーも個性的なカラーになっています。
作品「アドレナリン2」col,70 空自
陸自カラーと兄弟カラーな空自
デザイナーが航空自衛隊の航空ショーでF-15J戦闘機(別名イーグル)
を見てイメージしたカラー。
白っぽい、グレーっぽい独特なカラーを再現することは苦労したみたいです。
写真では白っぽくみえますが、実際は少しグレーが強いカラー。
でも、近くで見ると白っぽく見える・・・
なんだか不思議なカラーです。
光を当ててあげると白っぽくなります。
写真の撮り方だけではないのですが、色をお伝えするのが非常に難しいです。
とりあえずお伝えが出来るのは、
こういったカラーは業界でも珍しいという事です。
さて、AZに入荷した最後の一本です。
作品「アドレナリン2」col,50 スチームパンク
スチームパンクをモチーフにした錆風カラー
新品なのに、すでに味のある風合いになっています。
このスチームパンクの色に関しては、前のブログに掲載してあります
リンクを貼っておきますので、是非ご覧くださいませ。
コチラ
エッジ部分が、光の当たり方によって様々な表情を出してくれます。
まさしくレトロな風合いで、媚びた感じの一切しない
無骨なカラーになっています。
アンティークゴールドの様でそうでもない。
独特な色の出方をしてくれます。
細いテンプルでもしっかり色が主張してくれます。
ワイヤーカットの影郎らしさが出ています。
一筆書きの要領で作られる、ワイヤーカットならではのデザインです。
馴染む
だとか
意外と似合う
だとか
そういったものを超越しているメガネだとおもいます。
掛けたいから掛ける。好きだから掛ける。誰に何も言わせない。
そんなメガネがこの『アドレナリン』にはあると思います。
でも、やっぱり掛けて意外と似合っちゃう。
という事も十分あり得ますので、まずは掛けてみてほしいです。
新しい発見があるかもしれません。
完全に早い者勝ちです。
気になる方はお急ぎくださいませ!