今回もレスザンヒューマンの新作です。
今回のフレームも
『レスザンヒューマン』
らしい、個性的な造りになっています。
では早速【徹底解剖】していきたいと思います。
less than human 2626 Col.5188 ブラック ¥32,000-(税抜)
<表面加工>が施された少し大き目なスクエアフレーム
市松模様の様な柄が彫られています
パット見た感じ、レスザンヒューマンっぽくありませんが
良く見ると、レスザンヒューマンらしいフレームになっています
フレーム名は前回のブログの 0000(オレオレ)と同じく
分からないと読めない、数字のフレーム名になっています。
こちらのフレーム名は
2626と表記して・・・
【ツルツル】
と読みます。
フレーム名はツルツルなのに、フレーム自体はツルツルしていないという
何ともエッジの効いたネーミングです
市松模様の様な、チェッカー柄の様な柄は
アセテート生地の表面を<切削>してつくられています
フレームのツヤが残っている部分と、
艶消しマットが互い違いに配置されています
光の当たり具合などで、表情を変えるフレーム
実はAZには、似たような製作方法で作られているフレームがあります
もしかすると同じ製作方法かもしれません
そのフレームがコチラ!!
LABYLINTH by 影郎デザインワークス PORNO ¥25,000-(税抜)
影郎デザインワークスのフレームである
【PORNO】
ポルノで使われている技術と、同じ様な造りになっています
PORNOの場合は、
表の生地を切削して下の生地を透かす方法
になっています。
同じ様な製作工程でも、ブランドによって
雰囲気が変わるのが面白いです
ブリッジを境にアシンメトリーになっています
表面加工が凄く個性的ですが、フレームデザイン自体は
割とオーソドックスなデザインです。
しかし、表面加工などを駆使し
普通のフレームにはしない!
というレスザンヒューマンの意地みたいなものを感じます
フロントはアセテートですが
テンプルはメタルテンプルです
ちなみにメタルテンプルの方も、市松柄になっています
フロントがドリルの切削で、いい具合に荒々しい感じですが
テンプルは丁寧に仕上げてある感じで
そのギャップもまたいいです。
細かい部分を見ると、個性的な印象の強いフレームですが
パッと見た印象と全体的なイメージは
王道なスクウェアの要素が強いです
特に、こちらのブラックカラーは落ち着いた印象になりますので
普通っぽいけど、やっぱり普通っぽくはない
といった雰囲気でレスザンファンの方でも、初レスザンの方でも
どちらでも使えそうなカラーです
less than human 2626 (ツルツル) Col.8080 ブルーブラウン ¥32,000-(税抜)
ブルーとブラウンのカラーが組み合わせてある
クリア系のブルー系カラー
ブラックと比べても、カラーがしっかり出てくれますので
目立つ感じで使いたい方
にはコチラのカラーがおススメです
市松模様の出方も、こちらのブルーブラウンの方が
よりハッキリした表情を出してくれます。
ブラックカラーは、光の角度などによって市松模様が出ましたが
このブルーブラウンはどこから見ても、しっかり市松模様が出てくれます
デザインは王道なのに、他の部分が全く普通じゃないという
レスザンヒューマンファンならずとも、心をくすぐる一本です
テンプルはアンティークゴールドカラー
程よいクラシック感がいいです
王道のスクウェアをレスザンヒューマン流にアレンジした
【2626 ツルツル】
普通っぽくなり過ぎず、かと言って目立ちすぎる事もない
そんなメガネを探している方にはまさしく持って来いのデザインです