メガネ徹底解剖のお時間がやって参りました!
今回のお相手は
女性デザイナーが提案する
大人可愛いを表現できる
BCPC“ベセペセ”
を【徹底解剖】していきます。
今回もブランドの説明から始めていきます。
BCPCは、JAPONISMなどを企画する“BOSTON CLUB”が
メガネをファッションアイテムと、カジュアルに捉える人たちへの提案として
1998年にスタートしました。
ファッションのスパイスになるように
<着替える>
<楽しむこと>
といった事をコンセプトにしています。
日本人に似合うカラーを心がけ、シェイプは基本的に主張しすぎないもの
睫毛が当たらないオリジナルパッドなどパーツ・構造に配慮しています。
ちなみにBCPCの名前の由来は
B:BOSTON ボストン
C:CLUB クラブ
P:Pleasure プレジャー
C:Collection コレクション
の頭文字をとって【BCPC】と命名されています。
程良くトレンドを取り入れているので、流行を追いつつも
個性を持っているので長く愛用できるブランドです。
JAPONISMと同じく、BCPCの中でコンセプトの違うコレクションがあるので
それらを中心に【解剖】していきたいと思います。
【レギュラーコレクション】
BCPCのメインコレクション
可愛いけど可愛すぎない
でも少し個性が出てくれるデザイン
女性デザイナーの遊び心が随所に感じられます。
“可愛い”
の捉え方も、少しずつ変化してきます。
少し前はカラーフレームで、甘い感じのデザインが
“可愛い”
でしたが
最近はクラシックブームという事もあり
少しレトロでクラシック系のものが
“可愛い”
とされることが多くなってきています。
そういった、流行やトレンドを程良く取り入れているのがレギュラーコレクション。
BP3201
クラシックをBCPCらしいカラーリングで表現したフレーム。
1950年代に流行したキャットアイをイメージしたオールプラスチックフレーム。
キャットアイとはそのまま猫の目をイメージしたメガネです。
キツい印象になりそうですが、色やデザインを工夫すると
このフレームみたいに柔らかい印象になってくれます!
フロントの抜き形状は目尻をキュッと上げ、フェイスラインを引き締める効果も!
BCPC はどこかワンポイント可愛い所を作ってきてくれます。
その具合が本当に丁度良いのです!
お次はこの子
メタルフロントにアセテートのチップを挟んでいるこのデザイン
派手になりすぎないけど、しっかり主張してくれます。
このチップが無ければ、普通のメタルフロントになってしまいます。
それでも可愛いのでしょうが、やっぱりポイントがある方が可愛いです。
BCPCのメガネも色々なブランド同様、デザインモチーフが存在します。
このモデルも、【とあるもの】をデザインソースにしています。
サイドから見ると分かりやすいです。
紙をまとめたりする【アレ】です
<カラークリップ>
をイメージしています。
サイドから見ると、クリップそのままな感じです。
BCPCオリジナルクリップなんかもあったりします。
トレンドである、クラシックを全面に取り入れたモデルもあります
クラシカルなメタルフレームですが、
このデザインの最大の特徴はリム部にあります。
飾りリム
という、ミル打ちの様な技法で作られたフロント部分です。
ミル打ちとは指輪などで使われる技法の一つです。
アンティークジュエリーのような、落ち着いた重厚感が出てくれます。
このさりげなさが良いです!
【STYLEコレクション】
スタイルコレクションは
大人の女性が肩の力を抜いて楽しめる
スタンダート・ナチュラルを
コンセプトにデザインしたシリーズです。
レギュラーよりも更にラフな感じで、
クラシック系デザインが多くあります。
モデルのほとんどに【セルロイド】を使用しています。
セルロイドはアセテートと比べて薄く、細く作る事が出来ます。
その特性を活かして細めのナチュラルな雰囲気を出せます。
ネジ留めではなく、カシメで繋がれたフロントとテンプルになります。
カシメ独特の風合いが程良い“抜け感”を演出してくれます。
行き過ぎないクラシックデザインの多いスタイルコレクションなので
リラックスした格好にピッタリです。
お仕事でもいいですが、オフモード用のメガネとして使うのもオススメです。
そんな感じでPart,1は締めたいとおもいます。
次回はインスタグラムでも大人気!
あの双子ちゃんも使用している、キッズフレームを含めて
【徹底解剖】していこうと思います。