「木」のメガネ

 昨日、東海テレビで「木」でメガネを作る職人さんをテーマにした番組を放送しておりました。知り合いのメガネ店の店長も出演していましたので、録画を録って見てみたのですが、これが・・・すごい!想像以上に手間の掛かる、まさに職人技でありました。

 当店でも、欅(けやき)を削って、漆で塗り上げた「カメマンネン」というフレームを在庫しておりますし、「JAPONISM」の竹フレーム、鼈甲、本セルロイドなど天然素材を使ったフレームも多数在庫しております。

 出演の職人さんも仰っていましたが、やっぱり天然素材のフレームっていうのは、「ぬくもり」があります。冷たい鉄や金属の触感とは違って、まことにしっとりとしたぬくもりや暖かさ、風合いがあるんですね。

 番組を見ていて、その職人さんが、メガネだけでなく「木」の素材や「木」の細工に関して、かなり造詣が深い事に感心させられたのですが、やはり日本の技術は素晴らしいものだと感心いたしました。いろんな業種で生産が中国やその他アジア圏の国々に移管されていっているようですが、まだまだ良いメガネに関しては、「メイド・イン・ジャパン」かな。・・と改めて思った次第です。