JAPONISM sense 〝 JS-136 〟
col.03 ( Brown & Copper )
size レンズ横幅:49mm レンズ縦幅:38mm 鼻幅:20mm テンプル長:142mm
¥42,000 +tax
今年一回目のblogはメガネ工房AZにおいて不動の看板ブランド【JAPONISM】からお届けです。
JAPONISMのメインラインとは別にJAPONISMらしい作りで、和のテイストを強く意識した、
モダンで洗練されたクラシックデザインを発表し続けるsenseシリーズ。
中でも【JS-136】はオールチタンで構成されたサーモントタイプで、
年明けに放送された『教場』というドラマで主演木村拓哉さんが同じタイプのオールチタンのサーモントフレームを着用され、
大注目のデザインとなっています。
細かな部分まで拘り抜くボストンクラブが手掛けるJAPONISM sense
余すところなく紹介させて頂きます。
デザインはサーモントと呼ばれていますが、名前の由来として、昔、隊の少佐をしていたモントさんという方が
眉毛の薄い方で部下達の前で“威厳を保つ様なデザインを”と眼鏡職人に依頼したのが始まりとされています。
故にデザインは眉毛をかたどった太いメタルパーツ(元来はプラパーツ)を上部に付けて
目力を上げる役割をしています。少佐=サーと言い換えれる事から【サーモント】と名付けられたと言います。
※別名、眉毛を意味するブローとも言われたりもします。
ドラマでも木村拓哉さんは鬼教官という役どころでした。
しかも片眼は義眼で薄くグレーのカラーレンズを使用していました(淡いグレーカラーは目元に影を付けてくれるので
キリッと眼光を鋭く見せる効果があります)まさにキャラにピッタリの眼鏡でしたね。
ドラマを見たばかりでややテンション高めな所はご勘弁下さいませ。。
JAPONISMでは定番ですがブリッジが肉厚で立体的なデザインになっています。変形にも非常に強い作りです。
右用左用と分かれている純正チタンパッドです。
ブロー部分の表面に注目下さい。デッサン画の様な、和食器の表面の様な、
日本独特なカラーリングを意識して作り上げられています。
リムカラーも独特な雰囲気を落とし込んでいます。
加えて、ブローに秘密が隠されていまして、実は一般的なブローパーツはもっと太いんです。
理由は簡単で一般的にリムというレンズ周りのメタルの上にブローは取り付けるのですが、
強度面も考えるとある程度厚みが出てしまうのは止むを得ないのですが
今作はなんと上部はリムレス構造になっています。
よく見て頂くとリムの切れ目がブローの中に見えてたりします。
結果薄く軽く強度も落とさずに仕上げられているのです。
細かな所までデザインは手を抜いてないです。手間を惜しまず素晴らしいです。
擦れた質感のグレーとコパーのツートンカラーは凄く新鮮でお洒落です。
レンズシェイプも丸みがあり柔らかく軽いです。
目力を上げつつ差し色のコパーが効いている良い配色です。
続いて、もう一色
col.02 ( Navy & Silver )
王道のネイビー×シルバーです。ただ表面処理は拘っていますので、どこか新鮮な雰囲気です。
ドラマ教場ではこういった配色の眼鏡が使用されていました。
清潔感、紳士的な印象やメリハリもある色なので精悍さも演出出来るカラーです。
ネイビーとは言え何とも言えないカラーです。墨色の様にも見えて雰囲気のあるカラーです。
テンプルエンドの穴部分はもしチタン素材だと細くて当たりが気になったり、着用時冷たく感じる為
エラストマー素材の先セルパーツが取り付けれるようになっています。
とても綺麗なカラーリングです。オールチタンだと見た目にも軽やかに見えるので良いです。
店頭2色しかご用意が無いのでもう一モデル紹介します。
JAPONISM sense 〝 JS-134 〟
col.03 ( Mat Brown & Copper )
size レンズ横幅:50mm レンズ縦幅:38mm 鼻幅:19mm テンプル長:148mm
¥38,000 +tax
一見分かりにくいですが、ヘキサゴン(六角形)シェイプのモデル。
136同様にサーモントフレームですが、プラスティック素材でクリアー生地を採用しています。
フォルムも全体に丸みを帯びた余り類の見ない作品です。
ブリッジ部分はキーホールデザインになっています。プラ生地はマットでぷくっと丸みがあります。
先程紹介した136でもあったコパーカラー。今期のトレンドカラーと言えると思います。
着用イメージは六角形という印象は薄く、クラウンパント型の様にも見えます。下のラインはほぼ角が無いです。
差し色のコパーが程良く主張してくれます。ピンクゴールドやローズゴールドですと
女性カラーですが、コパーはユニセックスカラーで使い勝手が非常に良いです。
フロントが異素材&艶ありなしで面白いです。主張が強い眼鏡ではないですが、
さり気なく個性を発揮してくれるデザインです。クラシックデザインの2本目、3本目にも
オススメしたいモデルです。
さて、どうでしたか?AZでもJAPONISM senseシリーズはかなり定番化されてきており、
お客様からも良い評判を頂いております。デザインに“和の心”みたいなものが込められているのも
非常に共感出来ます。ぜひご来店の際は新作を必ずチェックしてみて下さいませ。
参考になればと思います。