TAYLOR WITH RESPECT 〝 Walpole 〟〝 Dig 〟
L Walpole col.04(Khaki & Damaged Gold Gradation)
R Dig col.03(Navy & Gold Gradation)
L size レンズ横幅:48mm 縦幅:39.8mm 鼻幅:20mm テンプル長:144mm
R size レンズ横幅:45mm 縦幅:41.5mm 鼻幅:21mm テンプル長:144mm
L ¥43,000 +tax
R ¥36,000 +tax
スクエア感を少し強めたウェリントンのモデル。
パーツ改良の中閃いたアイディアをベースに、新たなフレームのデザインとした。
レンズを囲むリムに面取り加工を施し日常でも掛けやすい柔らかみを持つデザインに仕上がっている。
偶然から幸運を掴みだすという意味をもち、科学的な発見や、
新たな発明などを表すセレンディピティというワードを生み出した
18世紀のイギリス作家ホレス・ウォルポールの名をフレームに冠している。
オリジナルチタンブリッジ
通常ではヨロイにロウ付けされるネジ留め用パイプを、ブリッジと一体のパーツにして設計し強度を高めた。
オリジナルヨロイパーツにも採用しているこの考え方は、
外部に見えることのないパーツにこだわるブランドアイデンティティである。
(HPから抜粋)
本日のblogは多彩なアプローチと斬新なアイディアから出来るデザインが特徴的な
TAYLOR WITH RESPECTからお届けします。
メガネ工房AZでは今や無くてはならないブランドとなっています。
今作もそうですが、意欲的に新しい事に着手する当ブランドはいつも私達に驚きをくれます。
それでいてバランスが上手に考えられています。
あくまで合わせやすいや使い易いというだけでなく、はたまた個性的という捉え方にもならない
オリジナリティかつ万能性がどのモデルにも感じられます。
【Walpole】はウエリントン型ですが、以前のモデル【sole】とはまた雰囲気を変えて
やや角ばった形をしています。どこか無骨さも感じる男性的なデザインです。
早速ご覧いただきます。
ウエリントン型でややエッジの効いた形をしています。ブリッジからのラインが独特です。
グリーンからゴールドのグラデーションですが、ベースのゴールドはダメージカラーを採用しています。味があります。
テンプルからフロントに続くパーツのT字部分は拘りが沢山詰まっています。
よく見るとTではなく十字になっているのですが、これはTにしてしまうと、てこの原理で広がりやすく
なる為に十字にする事で広がり防止のストッパーとして機能する様に考えられています。
さらにフロントパーツと金具がきちっとハマっておらず少し隙間があるのもわざとです。
こうすることで傾斜角といってテンプルの角度を変えれる様にしています。
耳の高さによって調整可能です。故に調整し易い様に金具もくびれを作ってあります。
ブリッジ部分はプレス加工による一体パーツで強度に優れています。ネジ受けパイプ部分も溶接せず
一体型となっています。
やや角ばったシェイプの為見た目のキツさがあまりでない様にフロントの角を面取っています。
どこか優しい印象を生み出す絶妙なバランスです。
始めから傷付いている様なダメージカラーは雰囲気もさることながら
実際の傷やメッキ剥げが入った時にも味になってしまうという良さがあります。
カラーリングは他所では見たことがないです。とても綺麗です。
カーキ色は優しい色で落ち着いた雰囲気です。カクっとしたシェイプも線が細いので決して目立つ印象ではないですね。
ブリッジからのラインはキリッとした今までのテイラーの要素に余りないイメージで新鮮です。
グラデーションカラーも映えます。
col.01 Black & Gold Line
珍しいオールブラックフレームです。ですが、よく見るとフレームの表裏はブラックですが間に挿し色でゴールドが入っています。
極めてシンプルをご希望。でもやっぱり人と違った雰囲気が欲しいという方にはもってこいのデザインです。
角度によってチラチラと見える肌馴染みの良いシャンパンゴールド。にくいです。
世界でも稀な左右非対称チタンパッドと滑り止め効果のある溝加工。何処までも拘り抜くのがテイラーのメガネです。
テイラー=仕立てるの意から、眼鏡をオーダーメイドの様にとコンセプトに掲げている当ブランドの代名詞。
テンプルが抉れたように内側に入っているのは、掛けた際にこめかみ部分が膨らんでしまう事を考慮しています。
オリジナルロゴ部分もしっかりと彫っています。そしてすべてのメガネにはシリアル№が付いています。
面取り部分は単色でも光の角度を変えます。
こちらでシリアル№は33番です。
一番のメリハリカラーで無骨な男らしさを演出してくれます。
挿し色のゴールドは上品さを飛び越え、いい意味で男臭くセクシーです。似合う方はトコトン映えるカラーです。
ややビッグシェイプにも見える今作ですが、掛けてみてまず思うのは圧倒的な軽さです。
テンションの具合からバランスから作りこまれているのが、誰でも容易に分かります。
クラシックデザインでは一番定番のウエリントン型なので、一生モノだと思ってシンプルカラーにされるのも、
合わせ易い形故に遊びを利かせたカラーにされるのもどちらもありだと思います。
そうやって悩み抜いて決めて頂くメガネは決して後悔しないと思います。
ぜひお選びの際は存分に迷ってくださいませ。
参考になればと思います。